イアン・ダンバー博士の犬に優しいトレーニング[犬のしつけ参考本]ドッグトレーニング バイブル



その名の通りバイブルになった

世界的に活躍するドッグトレーナー、イアン・ダンバー博士の『ドッグトレーニングバイブル』に関する記事です

最終更新日 2017/05 ゴールデン・レトリーバー セナ2歳

子犬期が過ぎ、改めてイアン・ダンバー博士のドッグトレーニングバイブルを振り返り、どう思ったか、どう活用できたか。について、記事に加筆しました。

ゴールデン・レトリーバーセナが初めてのお迎えした犬、しつけ・トレーニングについては超初心者。トレーニングに関する本を読みながら、日々子犬と向き合っています。

今一番頼りにしている子犬しつけ本です

イアンダンバー(ドッグトレーニングバイブル)表紙

ドッグトレーニングバイブル(イアン・ダンバー著)
3,700円 2007年10月出版

 

獣医師のイアン・ダンバー博士(USA)による、ドッグトレーニングバイブル。子犬のしつけ、行動に困ったらこの本を読んでいます。それくらい頼りにしています。

ドッグトレーニングバイブルは楽天市場で購入しましたが、2007年出版のため、在庫薄の傾向で入手しにくくなっています。(参考)ドッグトレーニングバイブル取扱店:Amazon楽天市場

 

著者のイアン・ダンバー博士とは、どのような方なのでしょうか。

イアン・ダンバー博士について

以下、イアン・ダンバー公式HP(日本語版)のプロフィールより抜粋・要約

イギリス出身の獣医師、動物行動学者、ドッグトレーナーであり、犬を保前て躾ける『ルアーごほうびトレーニング』で世界的に知られています。1981年、世界で初めてリードをつけないで教える子犬のしつけ教室を開設。

イギリスのロングランTV番組Dogs with Dumberとして放映。世界中のトレーナーに採用されています。世界各国でセミナーを行う。

映画での監修顧問をされていたり、メディアにも度々出演。日本では、定期的に来日をしていた2009年-2012年に、鉄腕ダッシュダメ犬克服大作戦に出演。

 

また、日本最大規模のドッグラン・ホテル施設、山梨県山中湖に2010年オープンしたドッグリゾートWoof(ワフ)の監修を務めたのもイアン・ダンバー博士。

イアン・ダンバー博士from Ian Dunbar Facebook

ゴールデン・レトリーバーセナも、ドッグリゾートWoof(ワフ)が大好き。

はじめて、足のつかないプールで泳いだのもワフが初めて

山中湖 ドッグプール ワフ

イアン・ダンバー博士の監修だったことは、ワフ訪問の後に知りました。書籍も熟読してたので、なんだかうれしかったです。犬を愛する方が監修したから、犬目線で考えられているから、あんなにもどの犬もワフで楽しそうに遊ぶのですね。

【ゴールデン・レトリーバー セナがいく、ドッグリゾートWoofの記事】

 

【TED Talk】イアン・ダンバーが犬のトレーニングをどう考えるべきか?を語る15分間の動画

2007年 世界最大規模カンファレンスのTED(テッド)でイアン・ダンバー博士が講演した際の動画が、youtbeにあります。イアン・ダンバー博士のドッグトレーニングへの考え方を知ることができる動画です。

【動画】イアン・ダンバー博士の犬にやさしい調教法


Dog-friendly dog training
日本語字幕がついています

犬をトレーニングする際に、出来るだけ犬の視点を取り入れること。うまく、犬をしつけできない!いうこと聞かない!そんな風に、人の視点で犬を頭ごなしに怒りたくなったとき、叱ってしまうとき、犬は一体どう思っているのか?を考えることで、ハッと我に返ることができます。

ただ人の命令を聞かせるのではなく、犬の視点で考えて、伝える。一緒にトレーニングする。ゴールデン・レトリバーのセナは、生活をおくるパートナーとしてお迎えしました。そのパートナーと、どうコミュニケーションをとるか。

動画内でドッグトレーニングの過ちについて、非常に納得した話を1つ。


▼成長したら、飛びつきがダメなの?子犬の時には前足をかけて、撫でていなかった?

飛びつきは、ダメ。などと言われますが、子犬でお迎えした時に、膝に手を置いたパピーを可愛いと撫でなかったですか?しかし、犬は成長するとそれが飛びつきだと怒られる。

人が教えたことではないでしょうか?

イアン・ダンバー博士のドッグトレーニングバイブル

When he was a little puppy,  he puts his paws on your leg — you know, isn’t that nice?
And you go,
“Oh, there’s a good boy.
You bend down, you pat him — you reward him for jumping up.

一貫性のあるトレーニングをしていますか?

 

つまり、矛盾に満ちた教え方をしているのは、自分なんだ。とこの動画で改めて気づきました。子犬の時は飛びついてもいいよ、大きくなったらダメ!だなんて、成長が罪だなんて・・・なんて、都合がいいんでしょう。

ドッグトレーニングの方法は様々ありますが、イアン・ダンバー博士のトレーニングには犬への理解や愛があり、魅力的で実践したくなるのです。

イアン・ダンバー博士の書籍『ドッグトレーニングバイブル』の評価と目次

書籍のタイトル通り、本当に犬の”トレーニングバイブル”として使っています。この本に書かれているトレーニング方法は、成犬のトレーニングだけでなく生後3ヶ月の子犬のしつけにもとても有効な手段が多く載っているのです。

重要なのは、成犬になる前に、子犬のうちに教えたほうがいい事が、掲載されていること。生後3ヶ月頃の社会化期など、教える時期が大事なことも多いのが子犬のトレーニング。

今はこのトレーニングをやろう、とドッグトレーニングに優先順位をつけられるのが良いです。

 

ドッグトレーニングバイブルの口コミ評価と書籍の目次

ドッグトレーニングバイブルの原本は英語版。アマゾンUSAで星4.5点と評価が高い本。原本は1996年出版と、20年以上も前の本ではありますが、長期間に渡って定評がある書籍です。

イアンダンバー

イアンダンバー英語版


原本は1996年出版、日本版イアン・ダンバー博士のドッグトレーニングバイブルは、2007年に出版されました。

日本のレビューは少なめですが高評価

イアンダンバーの書籍レビュー

ゴールデン・レトリーバーの子犬が生後6ヶ月頃までは、本当にお世話になった書籍です。犬の甘噛み、トイレトレーニング、犬への接し方、コマンドの出し方、トリーツについて等々、最初に子犬を迎えた時に疑問に思う多くのことについて書かれています。


目次:ドッグトレーニング バイブル

序章 博士とイヌの会話
第1章 気質トレーニング
第2章 行動の修正
第3章 オビーディエンス・トレーニング
第4章 トレーニング理論―なぜこの方法がうまくいくのか
第5章 健康管理

 

この書籍の良いところは、トレーニング方法を示すだけでなく、なぜその方法をとるの?という部分に言及していること。そのため、納得してトレーニングに取り組むことができます。

ドッグトレーニングバイブルの目次

イアン・ダンバー博士のドッグトレーニングバイブル

犬に伝えるためには、『なぜそのドッグトレーニングをすると犬が行動を変えてくれるのか』人が犬のことを理解することが非常に大事だと思いました。

 

イアン・ダンバー博士『ドッグトレーニングバイブル』で、実際のトレーニング開始!

まず、イアン・ダンバー博士のドッグトレーニングは、おやつを使って、褒めて伸ばす方法です。ルアートレーニングともいわれる方法。おやつを使わないでトレーニングしたい場合は、向かないでしょう。

おやつを使って褒めて伸ばす、ドッグトレーニングが基本

コング・ゴールデンレトリーバーセナ生後3ヶ月

生後3ヶ月 ゴールデン・レトリーバー セナ 体重7.0kg

 

イアン・ダンバー博士のトレーニング方法を参考に、ゴールデン・レトリーバー セナにも、おやつを使いながら、褒めて伸ばすトレーニングを実施しました。

イアン・ダンバー博士は、天然ゴム・丈夫なおもちゃであり、おやつを詰められる、コングシリーズの活用をオススメしています。セナが幼犬期に使っていたのは、パピーコングSサイズです。

(参考)コングおもちゃ・パピー用、SサイズMサイズ


▼おやつを減らすトレーニングも、書いてあります

おやつを使うトレーニングで心配になることは『おやつがないと、コマンドをきかなくなるのではないか』ということです。おやつを徐々に減らすトレーニングをしていけば、この心配は大抵払拭することができます。

1個のおやつで、クリア出来るコマンドを増やしていく

ゴールデン・レトリーバーセナ生後3ヶ月

おやつを減らしていくことについても、イアン・ダンバー博士の書籍内に書いてあり、実践していました。

一方で、おやつを使わずに犬のトレーニングが出来たら、とても素晴らしいと思ったこともあります。おやつを使わないトレーニング方法を探してみたこともあります。しかし、ドッグトレーニング初心者の自分には、おやつはとても有効な方法ですし、犬とのコミュニケーションをする手段になりました。


▼おやつだけに頼らなければ、大丈夫!

特に、ゴールデン・レトリーバーはとても賢い子が多く、かつ、食べ物が大好きな子が多いので、おやつを使ったトレーニングは比較的スムーズにいくでしょう。

『おやつがないと、コマンドをきかなくなるのではないか』という懸念は、結局のところ、トレーニングだけでなく犬と日常的にコミュニケーションをどれだけ取っているか、充分な運動をさせているか、触れ合っているか、ケアしているか。

犬との信頼関係でクリア出来る部分だと、セナが成長するにつれて、徐々に気がつきました。


▼この書籍で、子犬期の甘噛み対策の基本的な考えを知りました

ゴールデン・レトリーバーの子犬期に非常に悩んだ甘噛み対策についても参考にした本です。

犬の甘噛み対策ウッディ ジャイアントスティック

甘噛み対策は苦労したので、この本だけでトレーニングが解決したわけではありませんが、甘噛みに対する基本的な考えを知る手がかりとなりました。

  • 甘噛みに苦労していた、生後3ヶ月生後3ヶ月半の成長記録
  • 甘噛み対策に、ウッドスティックを。噛んでもいいおもちゃをあげよう!記事はこちら
イアン・ダンバー博士のドッグトレーニングバイブルまとめ

日本の方が書かれた犬のしつけ本も読んでいますが、テイストが異なるというか、海外の獣医師・トレーナーの書籍は犬とどうやって付き合っていくかをメインに置いた方が多いなと感じています。

イアン・ダンバー博士のドッグトレーニングバイブルまとめ
イアン・ダンバー博士のドッグトレーニングバイブル

非常に良書ですが、気になる点は、原本1996年出版、日本版2007年出版と10年・20年以上も前の書籍であること。そのため、書籍の中では、今はもっと研究が進んでいるような分野もあるということは、頭に入れておいた方がいいです。

また、挿絵が少ないので、最初は読みにくい本かも。と思いました。具体的に書かれているので、読み始めるとどんどん引き込まれていくのですけどね!


▼イアン・ダンバー博士のドッグトレーニング方法は、支持され続けているわけ

イアン・ダンバー博士のドッグトレーニング方法が、10年・20年継続して支持されている理由は、『実行した飼い主達が犬とコミュニケートできるようにする手助けになっている』これに尽きると思います。

そして、TEDの動画にあるように、犬目線に立った犬に優しい訓練法であることも、ポイントです。

家族に『本当にバイブルにしてるね!』って言われるほど、イアン・ダンバーのドッグトレーナーバイブル、どうやって犬のトレーニングしたらいいの?と疑問を持つたびに見返していました。

しつけ本ばかり読み、頭でっかちになるのもいけませんが、間違った方法でトレーニングし続けることは、犬にも人にも良いことはありません。そればかりか、問題行動を強化してしまう可能性さえあります。

信頼出来るドッグトレーナーや、信頼出来るドッグトレーニング本を早めにみつけることは、犬との関係を築く上でとても大事なことだと思いました。そして、私にとって信頼出来るドッグトレーニング本の1つが、このイアン・ダンバー博士のドッグトレーニングバイブルなのです。

獣医師・動物行動学者・ドッグトレーナー
イアン・ダンバー博士の書籍(日本語版)

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