肉球の傷か血豆か腫瘍か、これは一体何?( 2 )皮膚組織球腫の経過写真



肉球の傷か血豆か腫瘍か、これは一体何?( 2 )皮膚組織球腫の経過写真

犬肉球の皮膚組織球腫・血豆・できもの

最初に肉球に何かできているかも?と思ったのはゴールデン・レトリーバーセナが2歳6ヶ月(2017年6月)の時でした。最初の頃は、小さくぷくっと膨れているだけで、傷が盛り上がったのだと思いました。少しよくなったかもしれないと思っていたのもつかの間、2歳10ヶ月の時には明らかに肉球に何かできているとわかるまでになってしまいました。

皮膚組織球腫とは?に関する記事:肉球の傷か血豆か腫瘍か、これは一体何?( 1 )皮膚組織球腫とは

 

今回の記事では、2歳6ヶ月(2017年6月)から3歳3ヶ月(2018年3月)までの皮膚組織球腫経過画像をまとめました。注:画像の中に鮮血が写っている箇所があります

記事の最後には、皮膚組織球腫治癒に向けて肉球保護のためにした3つのことについて書いています。では、最初に肉球に異変を感じた2歳6ヶ月の肉球の様子から。

 

2歳6ヶ月(2017年6月) 肉球の皮膚組織球腫の様子

画像ではわかりにくいのですが、肉球指間の一部が膨らみはじめ初めて異変を感じたのが2歳6ヶ月(2017年6月)の頃です。

犬肉球の皮膚組織球腫・血豆・できもの

動物病院で診ていただいたのですが、患部をみて一言『膿んだんでしょうね』と獣医師。担当獣医師は特に気にも留めない様子で、指間炎の延長という見立てでした。指間炎でこんな風に膨らむものなのか?という疑問はぬぐえませんでしたが、指間炎の延長といわれればそうなのかな、指間炎を改善させれば治っていくのかなと思っていました。

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それから4ヶ月後の肉球の様子。

2歳10ヶ月(2017年10月) 肉球の皮膚組織球腫の様子

ゴールデン・レトリーバーセナ2歳10ヶ月の時、2017年9月から10月が皮膚組織球腫が最も悪化した時期です。

組織球腫が最も悪化した頃の肉球の様子

犬肉球の皮膚組織球腫・血豆・できもの

一箇所だけでなく肉球のいくつもの箇所に出来物ができました。丸く赤い出来物がまるで血豆のよう。

出来物が増えて大きくなっていくのを見て単なる指間炎の延長ではないのではと考え始めました。動物病院では、変わらず指間炎との診断。別の動物病院にかかる必要があるかもと思いながら、でも、指間炎治療や手作り食のために動物病院を変えてまだ半年。

指間炎治療もまだ継続しているのにどうしよう。そんなこと言ってないで病院変えたほうがいいのかな。セカンドオピニオンにかかるべきなのかな。と色々と考えながら、まずはと自分自身でも出来る限り調べた結果、皮膚組織球腫という可能性が浮上したのが2017年10月セナ2歳10ヶ月の時でした。

皮膚組織球腫の特徴の1つに『急速に大きくなる』という特徴があるのですが、確かにこの頃は見るたびに大きくなっている感じを受けました。

皮膚組織球腫だとしたら自然退縮していくはず。どのような腫瘍か良性か悪性かを特定するには細胞診をすることが王道。しかしながら、セナの肉球・指間炎の状態を総合的に判断した結果細胞診や病理検査の実施の有無は、しばらく様子を見てから決めることになりました。

腫瘍が自然退縮するかどうか様子をみる

犬肉球の皮膚組織球腫・血豆・できもの

皮膚組織球腫ができてからは、手を触ると今まで以上に嫌がる様に。足裏チェックがやっとで、足裏バリカンもできない状態です。

こんなにも大きくなってしまった皮膚組織球腫。

ついに破裂してしまいました。

ある朝のこと、セナが手を気にしていると思って確認しにいくと、肉球周辺に血が。。肉球の皮膚組織球腫が破裂して出血していました。急いで、血を水で流して清潔にしました。

皮膚組織球腫から出血

犬肉球の皮膚組織球腫・血豆・できもの

肉球にできものができていると違和感を感じるのでしょう、セナが手を気にする頻度も多くなりました。出血した時はどうしても気になって舐めたくなる様子。

2017年10月はこのように肉球のできものが大きくなったり、指間炎も悪化しかゆみ止めのアポキル錠を3日間だけスポット服用したり、足をびっこ引くことがあったりと、本当に足が思わしくない月でした。

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皮膚組織球腫を悪化させないための運動制限

こうしてセナ2歳10ヶ月の頃は肉球をできるだけ刺激しないように、運動制限していました。お散歩は朝晩最低限の散歩だけです。

運動をしないでいると肉球への負担が少ないためか皮膚組織球腫の悪化を免れることが出来ました。辛抱の時期で1ヶ月以上、運動制限していました。そのかいあってか、最も悪化した時から4週間程度経った頃に皮膚組織球腫が小さくなったかもと、治る兆候を初めて感じました。

最も悪化した時期から2ヶ月弱経った頃には、皮膚組織球腫が更に小さくなっていきました。運動量を戻したり、久しぶりに走ったりすると皮膚組織球腫がまた大きくなってしまう感じでしたので、様子を見ながら運動や遊びをしていました。

 

更に3ヶ月後、3歳を過ぎた頃の腫瘍の様子。

3歳1ヶ月(2018年1月) 肉球の皮膚組織球腫の様子

皮膚組織球腫には自然退縮するという特徴がありますが、まさにその特徴通りにできものは徐々に小さくなっていきました。最も 皮膚組織球腫が大きくなった3ヶ月前の2017年10月に比べると、かなり小さくなっています。

自然退縮した肉球側の腫瘍

ゴールデン・レトリーバーセナ3歳 犬肉球の皮膚組織球腫・血豆・できもの

小さくなったとはいっても、散歩の時間がいつもより長くなったり刺激がかかるとまた皮膚 組織球腫が大きくなってしまいます。

上の写真から2週間後の肉球の様子。

犬肉球の皮膚組織球腫・血豆・できもの

皮膚組織球腫が大きくなって血豆みたいになってきました。小さくなったと思っても、こうしてまた大きくなります。それでも、3歳を過ぎると以前みたいに皮膚組織球腫がどんどん大きくなることはなくなりました。

更に2週間後の肉球の様子

犬肉球の皮膚組織球腫・血豆・できもの

皮膚組織球腫が大きくなって2週間後には、また破裂して出血。この様に良くなっては少し悪くなってを繰り返しながら、全体的には少しずつ良くなっていきました。

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3歳2ヶ月(2018年2月) 肉球の皮膚組織球腫の様子

上の写真とは反対側の前足の写真です。

犬肉球の組織球腫・血豆

まだ赤い部分がありますが、皮膚組織球腫は大分小さくなりました。

 

3歳3ヶ月(2018年3月) 肉球の組織球腫の様子

皮膚組織球腫が初めてできてから約9ヶ月、悪化してから半年経った3歳3ヶ月(2018年3月)の肉球の様子。

皮膚組織球腫が初めてできてから約9ヶ月後の肉球

犬肉球の組織球腫・血豆

3月は、皮膚組織球腫が破裂して出血することはありませんでした。

たまに出来物が大きくなってしまいそうな時がありますが、そんな時は運動を少し控えるようにしています。こうして最初に肉球の異変に気づいてから9ヶ月後の現在は、日常の散歩程度の刺激では悪化しないところまで落ち着きました。

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最後に、指間炎ではなく肉球の皮膚組織球腫であろうとわかってから、肉球保護のためにした3つのことです。

皮膚組織球腫治癒に向けて〜肉球保護のためにした3つのこと

まず1つ目は、犬の靴。肉球の出来物(皮膚組織球腫)から出血した時は、出血した部分からばい菌が入らない様に靴を履かせて最低限の散歩のみにしました。

靴で肉球保護。最低限のお散歩のみ

ゴールデン・レトリーバーセナ2歳9ヶ月 犬用靴・靴下専門店docdogの靴

靴はアウトドア用・非常用にとあらかじめ購入しておいたものです。セナが履いている靴は獣医師監修の犬用靴・靴下専門店docdogの靴。

自宅では前足に包帯を巻いて

犬肉球の組織球腫・血豆が破裂 包帯止めのいらない犬用包帯

2つ目は、犬用の包帯です。肉球の患部保護の目的で犬用の包帯を購入して着用。出血している時に使用しました。

マッシャーズシークレット肉球の保護 Musher’s Secret(マッシャーズ シークレット)

3つ目は、肉球保護剤。マッシャーズは、散歩・外出時に肉球への刺激を和らげるために使いはじめた肉球保護剤です。患部に塗って刺激から保護することで、皮膚組織球腫が大きくなるのを少しでも防ぐ目的で使用しました。

純血種・若い年齢の犬が発症しやすいとされる皮膚組織球腫。肉球のできものが日々日々大きくなっていった時や出血した時にはとても心配しましたが、今はかなり良くなってくれたのでマッシャーズを塗りながら経過観察しています。このまま自然退縮して欲しいです。

以上が、ゴールデン・レトリーバーセナが2歳6ヶ月から経験した肉球の皮膚組織球腫・経過写真まとめと肉球保護のためにした3つのことです。


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2 thoughts on “肉球の傷か血豆か腫瘍か、これは一体何?( 2 )皮膚組織球腫の経過写真”

  1. おはようございます。
    秋から冬にかけて、セナくんもBLANさんも我慢の時期だったのですね。会話ができたら…と思うのはこんな時で、やはり普段からのコミュニケーションと観察がとっても大切なのでしょうね。。
    私のお友だちのアメゴルくんも昨年の夏、2歳過ぎた頃に指間炎(指の間の出来物)が出来て、心配されていました。お散歩の後のヒバオイルやTタッチなどのヒーリングをされたりケアされてました。
    セナくんがどうか快方へ向かいますように…。

    1. Citrusさん、こんにちは。

      今はかなり症状が落ち着いている方ですが、秋頃はとても心配でした。
      そうなんですよね、、お話ができないから、私たちがしっかりチェックして何か異変があれば早めに見つけてあげないと、と思います。

      お友達のゴールデンくん、指間炎になってしまったのですね。肉球周りは敏感で歩けば刺激があるために治りにくいところでもありますから、早めのケア・こまめなケアがとても大事なのでしょうね。お友達のゴールデンくんの指間炎も良くなっていますように、、、

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