ドッグフードの変遷記録 ヒルズ・プリスクリプション 犬の下痢・軟便

一時的に、ヒルズの療法食(id)へ変えます。下痢止めでも治らない下痢・軟便の治療。

子犬の下痢を治すために、ヒルズ療法食を試すことにしました

ゴールデン・レトリーバーセナが他の犬に噛まれてからというもの、下痢が治らなくなってしまいました。今回の下痢の原因は、犬に噛まれた時に動物病院で処方された抗生物質の注射か抗生物質の薬で、子犬の腸内バランスが崩れたんだと思われます。

下痢の原因は抗生物質かな・・・
抗生物質ラリキシン 犬

 

下痢が治らないので、再度動物病院に行きました。また抗生物質と下痢止め・栄養剤の注射を打たれ、下痢止めの薬を処方されました。そして、経過を見ていたところです。

前回の記事:子犬が犬に咬まれた傷の経過。抗生物質が原因と思われる下痢に。

下痢止めの薬で良くなるといいなと願っていましたが、結局、下痢から回復をしていません。

下痢止めでも下痢は良くならず

犬の下痢止めキョウべリン

5日分処方された下痢止め薬キョウベリン

 

下痢止めを5日間服用して一度形のあるうんちに戻ったのですが、下痢止めをやめたらまた軟便に戻ってしまいました。

そのため、また動物病院へ。

 

検便をお願いしに、また動物病院に行きました

前回動物病院に診察に行った際(注射と下痢止め処方の時)、検便をしてもらおうと思ってウンチを動物病院に持参していました。しかし、『まずは下痢止めしてみて、それでもダメだったら検便でも』と獣医に言われたので、その時は検便をしませんでした。

そして、今回もう一度ウンチを持参し、結局検便をお願いしました。軟便が治らない理由に、寄生虫や細菌という明らかな原因があるなら早く突き止めたいと思ったからです。なければないで他の原因や対応を考えられるので、検便はやはりしておくべきだと思いました。

そして、検便の結果。

 

特に寄生虫や細菌は見つかりませんでした。

その検便の結果を受けて、獣医師は『う〜ん、そうか。それなら、やっぱりドッグフードを変えてみるしかないかな』という感じです。

 

下痢を治すために、ドッグフードをヒルズ療法食(i/d)に変えることに

獣医師より『消化のいいドッグフードを変えてみて』といわれ、動物病院で販売しているヒルズの『プリスクリプション・ダイエット 療法食 i/d 缶』というウェットフードを5缶購入しました。

下痢に処方されたドッグフードは、プリスクリプション・ダイエット 療法食 ID のウェットフード

ヒルズ プリスクリプション・ダイエット 療法食ID缶

ヒルズシリーズは症状別に合わせた療法食フードで、主に動物病院で処方されるドッグフードです。そのうち、今回試すことになったi/d(アイディー)缶という種類は、消化器病向けに作られているフードです。

ヒルズ・プリスクリプション・ダイエット
i/d(アイディー)シリーズ

下痢を治すヒルズドッグフードid(アイディー)

ヒルズ公式HP  i/d 専用ページ

 

i/d(アイディー)ドッグフードは全3種類、缶が2種類・ドライフードが1種類あります。

ヒルズ療法食 i/d缶 原材料一覧
缶/156g缶/360g
ターキー、米、トウモロコシ、全卵、ポーク、大豆ファイバー、ミネラル類、ビタミン類、アミノ酸(タウリン)ターキー、ポーク、米、ライススターチ、全卵、トウモロコシ、セルロース、チキンエキス、亜麻仁、ビートパルプ、ブドウ糖、オート麦ファイバー、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、クロライド、マグネシウム、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)、ビタミン類(B1、B2、B6、B12、C、D3、E、βカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)アミノ酸類(グリシン、システィン、スレオニン、タウリン、トリプトファン、メチオニン)、着色料(カラメル、酸化鉄)

156gと360gの2つのi/d缶、内容量の違いだけかと思いましたが、原材料がかなり異なっていることが分かります。今回生後5ヶ月のセナの下痢に処方されたのは、360g入りの缶です。

療法食なので獣医師の指導があることが前提ですが、原材料から考えると完全に置き換えるなら360g、今のフードにトッピングとして使うなら156gかなというところ。

ヒルズ療法食 i/d缶 栄養成分表
缶/156g缶/360g
粗蛋白質6.5%以上粗蛋白質5.6%以上
粗脂肪3.0%以上粗脂肪2.6%以上
粗繊維0.5%以下粗繊維1.2%以下
粗灰分3.0%以下粗灰分2.6%以下
水 分74.0%以下水 分77.0%以下
カルシウム0.25%以上カルシウム0.20%以上
リ ン0.25%以上リ ン0.11%以上
カロリー118kca/100gカロリー101kca/100g
184kcal363kcal

獣医師からは1日1缶でよいといわれましたが、1缶あたりわずか363kcal。いくら下痢をしているといっても、こんなに少ない量で足りるのかな、心配。

『先生、こんなに少なくていいんですか?』と聞いたところ、『大型犬の子犬だから、缶で食べたらすごい量になるからね』といわれました。

下痢のためなのか、獣医師的に飼い主に提案する上での費用的なことを考えてなのか。そこまでは分かりませんでした、もちろん費用がどれだけかかってもいいということではないですが、何でそうなのか。が曖昧だと、納得性に欠けてしまいます。

ヒルズ療法食 i/d 360g缶の給餌量
体重(kg)1234568101520253040
給与量(g)成犬1111872533143724265296258471051124214241767
4ヶ月未満208350475589697799991117215881970232926713314
4~9ヶ月17429239649158166682697613231642194122252761
10~12ヶ月13923431739346453266178110591314155317802209


このときのセナの体重は、生後5ヶ月 15.6kg。ヒルズが公開しているi/d缶ドッグフード給餌量に基づくと1日あたり1,323g必要とのこと。

ドッグフード給餌量はヒルズ公式HPでは公開しておらず、楽天市場ヒルズ取扱店(動物病院通販店)を参考にしました。

本来なら、生後5ヶ月 15.6kgのセナが食べるべきフード量は、360g缶で3缶半です。動物病院では1缶あたり420円外税でした。本来食べるべき量をあげれば、1日1,470円の食費になります。5日間続ければ7,350円。

確かに、大型犬でヒルズ療法食の缶を食べ続けたら、費用はかなり高く付きます。しかし、限定的にあげると考えて5日間で7,350円であれば、動物病院の医療費1~2回分、これで子犬の下痢が治るなら決して高いとは思いません。

缶詰のウェットフードだけでなくドライフードの『プリスクリプション・ダイエット 療法食 ID 』もあります。

今回の動物病院 医療費

犬の下痢対策ヒルズid缶

診察内容費用備考
内用薬(1種5日)2,000円整腸剤ミヤリサン
便検査500円
犬 i/d缶1缶420円×5缶明細の370gは誤。1缶あたり360gが正。
合計4,960円消費税加算

子犬が通常食べているドッグフードは、ニュートロのチキン&玄米・子犬用ですが、一旦やめます。そして、消化器官に負担の少ないヒルズ『プリスクリプション・ダイエット 療法食 i/d 缶』で下痢が治るか様子をみてみることにしました。

ヒルズ療法食id缶、動物病院では税込で450円でした。動物病院でしか買えないのかと思ったらAmazonや楽天でも購入できる様です。

通販の方が病院よりも価格は少し安く、重い缶詰を配送してくれるので、下痢の経過を見て今度から通販で買ってもいいかなと思ってます。

ヒルズ療法食 消化器病 i/d(アイディー)の取扱店
 Amazon楽天市場
ウェットタイプ缶詰156gウェットタイプ缶詰156g
ウェットタイプ缶詰360gウェットタイプ缶詰360g
ドライフードドライフード

※i/dには低脂肪のLowFatタイプもあります

下痢をしているものの、嘔吐をしたり、元気がなかったりということはないので、大きな心配はしなくていいのかもしれないのですが、うんちは健康のバロメーター。

下痢をしてて良いわけがないので何とか治してあげたいという気持ちでいっぱいです。

これで、お腹が治って欲しいです。

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