生後8ヶ月頃、ゴールデン・レトリーバー セナの耳をみるとポツポツと赤い湿疹ができていました。
耳に湿疹ができるのは初めてのこと、耳の汚れとは違う感じです。
いつも以上に犬が耳をかゆがっている気がして、動物病院に行くことにしました。
初めての耳の赤みと痒み
動物病院での診察内容
動物病院では耳を診て、その場で軟膏を塗りました。
「耳の赤みや湿疹の原因は、わからないね〜。」と院長。
ノミ・ダニ駆除のためにフロントラインをしていても駆除されるまでに一定時間かかるため、例えば草むらや他犬との交流で犬に虫がついてしまい、薬剤が効き駆除されるまでの間に虫の唾液がつくことで痒みが発生することもあるのだとか。
また、このときは、8月で夏真っ盛り。
耳の赤みは、ただ通気性が悪くて蒸れてしまったという可能性もあるかもしれないとのことです。
犬の耳の赤み治療
動物病院での診察・薬・費用のまとめ
日付 | 2015年8月14日 |
犬の年齢 | 生後8ヶ月弱 |
犬の体重 | 約23kg |
症状 | 耳をかゆがる・耳に赤い湿疹 |
原因 | ダニ・ノミ・蒸れ?不明。はっきりとは分からない |
費用 | 診察料 500円 薬代1,200円 |
この時指間炎も診て頂き、フィラリア薬の購入もあった為医療費合計15,184円 | |
診察内容 | デルモゾールGローションを塗る |
処方された薬 | デルモゾールGローショ・薬をつける頻度:1日2回耳に薄く塗ること |
その後の症状 | 数日間で耳の赤みが治る |
デルモゾール G ローションの効能は、『合成副腎皮質ステロイド剤による血管収縮作用や抗炎症作用と、抗生物質による細菌の蛋白合成阻害によって皮膚の炎症や感染症を緩和』です。
デルモゾール G ローションはステロイド剤の一種なのですが、抗生物質も入っているので殺菌もします。
耳の赤みに処方されたデルモゾール G ローションの医薬品情報
製品名 | デルモゾール G ローション |
先発品 | リンデロンVGローション0.12% |
製薬会社 | 岩城製薬株式会社 |
薬成分 | 1g中 ベタメタゾン吉草酸エステル0.12% ・ゲンタマイシン硫酸塩 0.1%(力価) |
薬効分類 | 副腎皮質ホルモン・抗生物質配合外用剤 |
使用上の注意点 | 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上 必要な最小限の期間の投与にとどめること。 |
用法用量 | 通常1日1~数回適量を塗布する。なお、症状により適宜増減する。 |
使用上の注意点として『耐性菌の発現等を防ぐため、必要な最小限の期間の投与にとどめること』と記載があります。
長く使っていると薬に耐性をもった菌が出てきてしまう可能性があるので、最小限の使用に留める必要があるということですね。
処方された際、獣医師には1週間くらい犬の耳にデルモゾール G ローションを塗ってくださいと言われました。
しかし、予想より早く数日で耳の赤みや湿疹らしきものが治り、薬は短い期間でやめることができました。
綺麗なお耳に戻って一安心
デルモゾール G ローションを犬の耳に塗って、赤みや湿疹が消えて綺麗になりました。
今もたまに耳の赤みが気になることもありますが、以前のような赤みや湿疹の再発はまだありません。
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