大型犬用フードボウルの選び方
大型犬おすすめの食器・食器台
犬を迎えると決まった時に、最初に必要なグッズの1つが食器です。この記事では大型犬フードボウルを選ぶために知っておきたい食器のサイズ・食器の材質・食器台のことを網羅的にまとめました。
記事後半には、大型犬にオススメの食器&食器台、実際にセナに選んだ食器&食器台についても書いてます。
こちらはゴールデン・レトリーバーセナが子犬の時に使っていた食器&食器台です。
生後2ヶ月 ゴールデン・レトリーバー セナ
とっても気に入った食器&食器台だったのですぐに使わなくなったのは残念でしたが、成長に合わせて食器を変えてあげる必要があるのもまた大型犬ならではのこと。
最初に、大型犬成犬の食器サイズについて確認したいと思います。
目次
大型犬成犬の食器サイズ
大型犬成犬の食器を選ぶにあたりまず知っておきたいのは、大型犬成犬に最適な食器のサイズです。
大型犬成犬の食器の大きさは、どれ位を選べばいいの?
食器サイズの選ぶ目安は、ドライフード・手作り食に関わらず食べた時にこぼれない大きさです。
食器が小さいと食べた時にこぼれますし、大きすぎてもご飯が広がって食べにくくなってしまいます。食事が食器いっぱいですと食べにくいので、食器の半分程度の量におさまると食べやすい様です。
具体的な食器の大きさ
ゴールデン・レトリーバーなど30kg前後の大型犬に最適な食器の大きさは、直径20cm程度です。身体の大きい子は、もう少し大きな食器でも良いかもしれません。
次は、犬用食器を選ぶにあたり、大型犬・中型犬・小型犬などの大きさに関わらず大事なのが食器の材質について確認していきましょう。
犬用食器の材質選び
食器に使われる材質の種類
犬用食器に使われる材質の種類は主に3種類
- プラスチック
- 陶器
- ステンレス
です。
フードボウルの材質は、どれがいい?
犬用食器の材質による特徴の違いを見ていきたいと思います。
[犬用食器]材質による特徴の違い
食器の種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
プラスチック | 落としても割れにくい | ・軽いので食器が動きやすい ・食器で遊ぶ犬には不向き ・傷が付くと雑菌が繁殖し不衛生になりがち ・アレルギーを引き起こす可能性有 |
陶器 | 重さがあるので安定する ぬめりがつきにくい |
・落として割る、欠けなどの危険がある |
ステンレス | 傷が付きにくく衛生的 アレルギーの心配が少ない |
・デザイン性に乏しい |
プラスチック・陶器・ステンレスそれぞれの材質にメリット・デメリットがありますので、一概にどれが良いとは言い切れませんが衛生面・安全面を考えると、ステンレス製か陶器製のフードボウルが安心だといわれています。
プラスチック製の食器でアレルギーを起こす?
中にはプラスチックなどの素材にアレルギー反応を起こす犬もいるようです。動物病院でアレルギーのお話をする中で「食器何使ってる?」と医師に聞かれたことがあります。
「使っている食器は、ステンレス製です」と答えたところ、「ステンレスなら大丈夫だね〜。」と言っていました。
食器やおもちゃの素材、プラスチックやゴムなどでアレルギーを起こしてしまう場合もあるようなので、その点は注意した方が良さそうです。
ステンレス製の食器は安全性が高い
最もよく使われている犬食器は、ステンレス製です。
お手入れがしやすく錆びにくい良質なステンレス素材を選べば長く使うことが可能です。プラスチックの様にヒビが入ることもないため衛生的に使うことができます。
また、アレルギーを引き起こす心配が少ないのもステンレス素材の食器です。
陶器製の食器も安全性が高い
陶器製の犬用食器もステンレス製と同じ様に衛生的に使うことができますので、アレルギーの心配が少ないです。
from DOG BOWL
陶器でできた犬用食器は可愛らしさもありデザイン的にも選ぶのが楽しいです。
とはいっても、大型犬サイズの陶器製食器は種類が少ないのが残念なのですが・・・

陶器製はステンレス製と同じ大きさの食器だとしても重くなりますし、大型犬サイズの食器となってくればなおさら重いです。
扱いやすさとしては陶器製よりもステンレス素材の食器の方がが上をいくかなというところです。
犬の負担を軽減させるために食器と一緒に使いたいのが、食器スタンドです。
あわせて使いたい犬用食器スタンド
犬が食事をする際にむせてしまうことが多い場合や食後にゲップを多くする場合は、食器を置いている場所の高さが合っていない可能性があります。
床に置いての食事は、犬の首や胃腸の負担になる可能性があります。特に大型犬は体高が高い為、食器台を使用して楽に食事をさせてあげた方が良いといわれています。
犬の食事の際に食器台が必要かどうかについては、諸説ありまだ議論は続いているようです。実際に、獣医師でも食器台はいらないという方もいれば食器台が必要と意見する方もいます。個体差もあり犬によっては床に食器を直置きで食べた方が合っている子もいるようです。
こちらはNYブランド、Pottery Barn(ポッタリーバーン)の犬用食器&食器スタンドセット。これと全く同じものではないのですが似たものは日本からも入手できます。
Pottery Barn ボウルスタンド 大サイズ(食器直径23cm)
食器台の高さはどのぐらいが良い?
食器を置くスタンドの高さは、体高-10cmが目安といわれています。犬がドッグフードを食べている姿勢を見た時に、頭が落ちすぎずに食べれる高さが消化器に負担のない食器台の高さといわれています。
食器台がいるのかいらないかと同じように、食器台の高さがどのくらいが適切なのかも諸説あり個体差もあります。
食器台は2種類ある
食器台には主に2種類あり、『食器を台に置くだけのタイプ』と『すっぽりと食器をセットできるタイプ』があります。
大型犬に使える食器台が具体的にはどのようなものがあるのか見ていきたいと思います。
食器を置くだけの食器台タイプ
Amazonで人気がある犬用食器台は、ドギーマンのウッディダイニングです。
高さは、8、11、14、17cmと調整することができます。
高さが調整可能の犬用食器台
食器台高さ8cm〜17cmまで調整可能
食器台には滑り止めがついており、食器が滑りにくい工夫がされています。
滑りにくい食器を合わせるとGood
ドギーマンのウッディダイニングのように置くだけタイプの食器台を使う場合は、念のため食器の裏側に滑り止めが付いているものを選ぶとより滑りにくく犬も食事がしやすいでしょう。
例えば、こちらのステンレス食器は底面に滑り止めがついています。
床において食べる時に食器が動いしまうのが気になる子にもおすすめです。
裏側はこんな感じでラバー付きです。
ドギーマンのウッディダイニングのように食器台の高さが調整できるものは、子犬から成犬まで成長に合わせて使うことが出来る点が魅力です。
一方で、現在犬の食器台で主流になっているのは、食器を食器台にはめ込むタイプです。
食器をセットできる食器台タイプ
1.Meshidai(めしだい)
Meshidai(めしだい)は、食器は陶器製・食器台は木できている小型犬〜大型犬まで対応の食器シリーズ。獣医師のアドバイスを元に、食器台の高さを設定。犬に負担がないよう作られたこだわりの犬用食器です。
シングルタイプ(食器1つ)とダブルタイプ(食器2つ)があります。
陶器製のためサビなどの心配もなく、重厚感がありオシャレな犬用食器です。
獣医師のアドバイスを元に作られた犬用食器"Meshidai"
スクエア型はMeshidai(めしだい)旧タイプ。
残念ながら大型犬のLサイズは在庫限りで終売。
備品が充実しているホテルではMeshidai(めしだい)が置かれていることもあり、セナもMeshidai(めしだい)を使ったことがあります。しっかりとした作りでMeshidai(めしだい)の品質は良さを感じました。Mサイズまでは継続販売、大型犬向けのLサイズが終売なのは寂しいです。直接お聞きしてみたら、大型犬用食器の需要が少なくて・・・とのことでした。残念。
Meshidai 大型犬用 Lサイズ 在庫あり店舗一覧 (各店在庫限り)
シングル(食器1つ) | ダブル(食器2つ) | |
ブラック | ||
楽天市場・ラビータ店 | ||
モカ | 楽天市場・ラビータ店 | |
シロ |
※線が引いてあるショップは完売です
LサイズとMサイズについて
リニューアル後のMeshidai(メシダイ)は丸型へ
スクエア型はまだ販売していますが旧シリーズという位置付けになっており、最新のMeshidai(メシダイ)は丸型のMeshidai Gohan(メシダイごはん)シリーズです。
Meshidai Gohan(メシダイごはん)シリーズ
規格的にはMサイズ(〜体重25kg程度)までしか作られていません。
しかしながら、手作り食で使ってみた感じですとMサイズでも問題なく使えました。しかも、ボウル型の器が食べやすそう。スクエア型と同様大型犬であってもMサイズを検討してみてもいいじゃないかと思います。
丸い陶器が目を引く 新シリーズMeshidai Gohan:『メシダイごはん』サイズ・カラー 一覧表
次は、2つ目の大型犬用おすすめ食器&食器台セットです。
2. レトリーバー用品専門店おすすめの食器スタンド
大型犬グッズが揃っており何かと便利なレトリバー専門店のアイアンバロンでおすすめしているのは、高さ30cmの食器スタンド。食器スタンドの材質は、スチールにPE樹脂コーティング。
高さ30cm大型犬にぴったりです
食器は直径20cm以上であれば使うことができます。
写真のステンレス食器はセット販売がされているもので、直径20cm深さ6cmです。食器の深さが6cmありますので、実際に犬が食事をする高さは24cmとなります。
価格と販売店
価格は、食器スタンド¥2,160・ステンレス食器¥1,814です。
食器スタンド・ステンレス食器併せて合計で¥3,974。
別々に購入することもできますし、単品で購入することもできます。
販売店情報
次は、3つ目の大型犬用人気の食器&食器台セットです。
3. ステンレスダブル食器
フードボウルとウォーターボウルをセットで置くことのできるダブル食器タイプ。
S,M,Lの3サイズ展開で、大型犬向けのLサイズは幅44×奥行22×高さ32cm(食器台含めた全体サイズ)です。
ステンレスダブル食器Lサイズの価格は¥5,184。
2つのステンレス食器とそして食器台付と考えれば高くはないかなと思います。
ただ、ステンレス食器が多少薄めなのでしょうか、商品レビューによると食べる時には食器が動き、カチャカチャと音がなりやすいようです。音に敏感な犬など、食べる時に気になってしまう子もいるかもしれませんね。
ステンレスダブル食器の取り扱い店はPEPPY(ペピイ)
大型犬の食器選びまとめ
この記事では大型犬成犬の食器サイズ・食器の材質による特徴の違い・食器台は必要か否か、そして大型犬に使える食器台と食器について確認してきました。
大型犬は成長に合わせて食器などを買い替える必要が出てきますが、できるだけ良い物を選び長く使っていきたいという気持ちを持って選んでいます。
子犬の時に使っていたステンレス食器もまだ使っています。(食器台はさすがに使えませんが・・・)
成犬になって最初に選んだ食器
身体が大きくなりほぼ成犬サイズに達したセナには、こちらの高さ30cmシンプルな食器&スタンドセットを選びました。
使用感・サイズ感のわかる詳しい記事:【大型犬の食器台】高さ30cmの食器スタンドで楽に食事を[使用感のまとめ]