犬の包皮炎治療 犬の皮膚炎治療

陰茎・陰嚢の皮膚炎悪化。包皮炎に。[犬の皮膚炎]

ゴールデン・レトリーバー セナの陰嚢(いんのう)・おちんちん周辺の皮膚炎にはじめて気づいたのは、2015年11月。11月時点では、指間炎の炎症の方がひどく、指間炎のついでに、陰嚢周辺の赤みを診察してもらう程度の赤みでした。

2015年11月時点 陰嚢の赤み

犬 陰嚢 炎症

その2ヶ月後、2016年1月にはより強い形で包皮と陰嚢周辺に炎症を起こしました。この時動物病院で、内服薬(抗生物質ラリキシン)と軟膏(抗生物質ゲンタシン軟膏、ステロイド剤軟膏マイザークリーム)を処方してもらいました。

  • 【2016年1月】陰嚢・おちんちん・肛門に皮膚炎を発症した時の詳しい記事はこちら

これで良くなってくれればいいな、と思ったら、なんとその逆を行くように、包皮炎がどんどん悪化してしまったのです。この記事では、包皮炎がみるみる間に悪化していく様子、そしてその後の包皮炎治療についてまとめていきます。

包皮炎の炎症具合の変化

包皮炎の最初の治療から、どんどんと症状が悪化していきました。

▼【2016年1月27日】毛がないと、皮膚の炎症がはっきり分かります

前回動物病院にかかった際(1/27)に、皮膚炎を起こしているところの毛をバリカンで剃りました。翌日1/28の皮膚炎の様子です。

20160128皮膚炎

ゴールデン・レトリーバーは長毛ですから、患部がよく見えません。それで、バリカンで剃ることになりました。まさか、こんなに皮膚が赤くなっていたとは・・・。おちんちんから、陰嚢まで、まだらに赤いです。

 

▼【2016年1月30日】全体的な赤みは、引きました

1/27に動物病院を受診してから3日。当初より、おちんちん・陰嚢の赤みは少し引いています。

20160130皮膚炎

しかし、おちんちんの先端がジュクジュク。

▼【2016年2月2日】おちんちん、皮膚炎悪化

1/27に、動物病院を受診した際には、陰嚢(いんのう)の皮膚炎の方が強かったです。それから約1週間、おちんちんの皮膚炎が悪化してきてしまったのです。2/2のことです。

20160202包皮炎

1/27に動物病院を受診した際、バリカンで毛を剃り、軟膏を塗る処置が行われました。それが、"気にする"事に拍車をかけてしまったようで、更におちんちん・陰嚢を舐める様になってしまいました。

▼【2016年2月2日】陰嚢の皮膚炎経過

同じく、動物病院で診察を受けてから約1週間後の陰嚢の様子です。

20160202皮膚炎

ゴールデン・レトリーバー セナが舐めて、噛んでしまった部分がかさぶたになってしまいました。しきりに舐めます。

▼再度、尿検査を受けるため動物病院へ

おちんちんの皮膚炎が悪化したこともあって、とても不安な気持ちでしたが、尿検査と経過を診て頂くために動物病院に行きました。

動物病院へ20160202

ここで『亀頭包皮炎(きとうほうひえん)』だね。と医師から診断を受けたのです。最初に受診した時は、包皮炎(ほうひえん)ではなかったのに、包皮炎になってしまったんです。

唯一の救いは、おちんちんの中までは炎症を起こしておらず、包皮の部分だけでしょう。ということでした。

おちんちん・陰嚢の皮膚炎、原因について

前回の診察(2016/1/27)で、尿路結石の疑いがないかを調べるために、尿検査を勧められたため、今回の来院時(2016/2/2)に尿を持参しました。おしっこをボトルに採取してから遅くとも30分以内に、検査する必要があるそうです。

動物病院20160202尿検査

急いで洗ったので、水滴がついていますが、おしっこではありません(念の為・・・)

フレッシュなおしっこでないと成分が変わるそうで、急いで動物病院へ。ボトルにおしっこを採るのは、一苦労でした。

▼尿検査の結果は?

尿検査の結果は特に異常なし。結石もないので、尿路結石ではない。他にも、異常値は見当たらないと口頭で聞きました。

▼他に包皮炎の原因は?

今回の包皮炎、陰嚢周辺に起こった皮膚炎の原因は、恐らく外的な要因によるものだろう。膿皮症やマラセチア皮膚炎の症状でもない、環境的なことが原因なのではないか。これが、獣医師の見解でした。

環境的な原因とは、例えば、湿気や虫さされ、シャンプーのすすぎ残し、シャンプー後の乾かし不足等、特定はできないけれど、最初は些細な事でも気になって舐めることで皮膚炎が悪化したのでは、という事です。

動物病院での皮膚炎の処置について

悪化した亀頭包皮炎への処置は、消毒と軟膏でした。

▼処置内容は、包皮の消毒洗浄

包皮炎の場合、包皮の消毒洗浄が大事だそうです。動物病院では、何を使用しているのかはっきりとわかりませんでしたが、泡をたてておちんちんを洗っていたので、薬用シャンプーを使用しているのかなと思いました。

▼自宅での包皮洗浄の方法について、医師に聞きました

『自宅では、どうやって包皮を洗えば良いですか』と聞いたところ、『大型犬だから自宅では難しいよね〜。本来は消毒液が良いけど、水で流す位しか出来ないんじゃないかな。』と医師。

  • 包皮炎の消毒方法について。記事はこちら↓
▼抗生物質バイトリルの処方

前回、抗生物質のラリキシンを10日間分処方されました。医師は再度ラリキシンを処方しようか、別の抗生物質にしようか随分迷ってました。結果、ラリキシンに代わって抗生物質バイトリルが処方されました。

  • 包皮炎の治療に処方された動物用抗生物質のバイトリルはこちら

少々雑な言い方ではなりますが、ラリキシン(セフェム系)でも、バイトリル(ニューキノロン系)でも・・・という感じだった様です。ただ、この1週間ラリキシンを飲んで大きな改善がなかったから、バイトリルに変えてみる。そんな感じでした。

▼軟膏2種は、引き続き使用

前回処方されたゲンタシン軟膏(抗生物質)とマイザークリーム(ステロイド剤)は継続して、使用することになりました。

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▼結局、エリザベスカラーをすることに

前回の診察では、しなくて良いという判断だったエリザベスカラーも、この時点ですることに決まりました。舐めてしまうので仕方ないです。

20160205ムーンカラー

1歳1ヶ月 ゴールデン・レトリーバー セナ

・・・仕方ないというよりも、最初に動物病院にかかった段階でエリザベスカラーをつけておいてあげれば、ゴールデン・レトリーバー セナの皮膚炎をこんなにも悪化させることはなかったでしょう。

医師がエリザベスカラーをしなくても良いと言ったから・・・と無責任な判断をしてしまいました。正直、エリザベスカラーはつけなくて良いなら、つけないであげたかった。

しかし、その甘い気持ちが結果的に皮膚炎を長引かせることになってしまったんです。獣医師の判断に関わらず、時には、長い目でみてどちらが良いのか、責任をもって自分で選択しなければならない事を痛感した瞬間でもありました。

エリザベスカラーは、犬本人にとっては、とても煩わしいものであると思います。しかし、悪化させないためには時にはエリザベスカラーをつけてあげる必要もあるのですね。エリザベスカラーをつけて、おちんちんと陰嚢舐めることが少なくなってから大分回復が良くなりました。抗生物質などをいくら飲んでいても、患部をなめて噛んでしまえば、どうしても治りが遅くなることがよくわかりました。

この後、指間炎・包皮炎は少し良くなるものの、なかなか完治が難しいことから、皮膚炎の原因を突き止める検査をしてくれる動物病院へ変えることにしました。

  • 動物病院を変える時に考えていたこと。記事はこちら
  • 変えた動物病院で、皮膚炎の原因を突き止めるための検査を開始。詳しい記事はこちら↓

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