犬の事件・事故 犬の怪我と治療

犬が、犬に突然襲われた。どう守ればいいの?

ゴールデン・レトリーバー セナが、一回り大きな大型犬に突然襲いかかられた時のことをまとめた記事です。

2016年9月下旬、セナとのはじめての軽井沢旅行。2泊3日の前半は小雨の振るなかの旅行ではありましたが、最終日は晴れ間も見えて、総じて楽しんだ旅行でした。

  • 2泊目に宿泊した、カーロリゾート軽井沢ジャルディーノの宿泊旅行記はこちら
軽井沢旅行は、とっても楽しかったのに・・・

軽井沢旅行犬連れ

とても楽しい軽井沢旅行でしたのに帰路で、ゴールデン・レトリーバー セナが、他の犬に突然襲われた、という非常にショッキングな出来事がありました。

セナよりひと回り大きい大型犬が、リードを引きずりながら猛ダッシュ

セナも大型犬ですが、大型犬にセナが突然襲われるというアクシデントがありました。襲ってきた大型犬は、セナ(29kg・1歳9ヶ月)よりもひと回り大きいくらいの、大型犬です。

▼ドライブ休憩。ただ、ゆっくりと歩いていました

軽井沢旅行の帰り、長時間ドライブの休憩をとろうと、セナとゆっくりサービスエリアを歩いていたところ、なんとセナに向かって大型犬が突進してきたのです。本当にいきなりの、一瞬の出来事でした。

▼大型犬が、セナをめがけて猛ダッシュしてくる

セナとその大型犬の距離は、10mほどでしょうか。その大型犬は、伏せをしていたところから、いきなりセナをめがけて斜め後ろから猛ダッシュ。セナは旅行とドライブで疲れており、この時かなりゆっくり歩いていました。セナを大人2人が挟むように、歩いていました。

襲ってきた大型犬には、首輪にリードがついていました。飼い主がリードを離してしまったのか、そもそもリードを持たずに置いていたのか、そこまでははっきりとわかりませんが、、リードを引きずりながら全速力でセナにむかってきました。

▼セナの横腹に、大型犬が突っ込む

セナも大型犬の突進に気づいた瞬間に驚き、横に逃げ・・・、

ですが、セナにはリードがついていますから、逃げられる範囲はごくわずか。大型犬はセナと接触。セナが犬に噛まれてしまったのか怪我を負ったのか、その時点ではわかりませんでした。

セナの横腹は、大型犬のヨダレで濡れていました。後で落ち着いてからセナの身体を確認したところ、セナには噛み跡がなく、大型犬と接したものの怪我は幸いにしてしていなかった様です。

というのも、その大型犬がセナに接触する時とほぼ同時に、人が突進してきた大型犬に向かってアタックしたからです。

怪我をしてなかったら良かった。

とは、到底思えません。

わずか数秒、セナが逃げるのが遅れていたら?人が介入するのが遅れていたら?と想像すると・・・

大型犬の飼い主は、ことが全て終わってから、現場にきました。

以前にも、セナは小型犬に突然襲われたことがあります

セナがまだ子犬の頃(生後4ヶ月半)、散歩中に小型犬が暗闇から猛ダッシュで走ってきて、襲われかけたことがあります。その小型犬には、襲われる事件の前に、実際に噛まれたこともありました。

  • セナが子犬の頃、小型犬に噛まれた時の記事はこちら↓

犬に、犬が突然襲いかかってきた時、自分たちはどうすればいいのでしょうか。

自分の犬に他犬が突然襲ってきたら、どう対処すれば良いの?

自分たちはセナが子犬の時に小型犬に襲われた教訓から、もしもセナに突然他の犬に襲ってきたらどうするかを決めていました。2人でいる時は、1人がセナを守り1人が襲ってきた犬に向かう。

この様に、"もしセナがまた他の犬に襲われたら・・・" を想定してはいましたが、でもまさか、本当にセナが他の犬に前触れもなく襲われることが再度起こってしまうとは。

対処方法を決めていたからこそ、今回身体がとっさに動いた部分もありますが、決してそれでセナを守れたわけではありません。大事に至らなかったのは、セナが自ら大型犬の突進に気づき、すぐさまリードの範囲で逃げその隙に襲ってきた犬を人が止めることが出来たからです。

▼もしも、1人でセナを連れていたらきっと守れなかった

また、セナが不幸中の幸いで怪我を負わなかったのは、2人でセナを連れていたから防げたことだとも思っています。もしも、1人でセナを連れていたら・・・一体どうなっていたのでしょうか。

セナはその大型犬に噛まれていた可能性がとても高いでしょう。そして、一旦噛みついた大型犬を引き離すのは、容易ではないことは簡単に想像ができます。

噛まれていたら、怪我をしていたらセナはどうなっていたのか。軽井沢から自宅に帰る途中のサービスエリア。車を動かすにも、本線に戻れば渋滞。一般道に出るにも時間がかかる。近くの動物病院も分からない。想像するだけで恐ろしいです。

▼犬の行動に、絶対はない

実際に経験してみても、犬が犬に襲われたら人がとっさにどう対処した方がいいのか?の正解はわかりません。大型犬の場合、すぐさま抱きかかえることもできません。そして、犬が襲ってくる瞬間というのは考える隙もないくらい、一瞬のこと。

犬が身体に怪我をしなかったとしても、心理的にショックを受ける場合もあると思います。他犬に噛まれた経験から、特定犬種が苦手になった、他の犬を怖がるようになったという話はよく聞きます。

ある条件がたまたま揃った時に、犬は私たち人が予想していない行動に出る可能性があるということ、犬の行動には"絶対"はないことを再認識し色々と考えさせられました。

冷静になってこの様に思ったわけでして、セナが突然大型犬に襲われた出来事は、悲しさと悔しさと恐怖と心配と、書き表せないような感情を持ったのも事実です。

犬が襲われた時は気が動転しやすいのですが、冷静になり必ずしないといけないことは、相手の連絡先を聞くこと。接触した場合・噛まれていた場合、狂犬病接種・混合ワクチン接種の有無の確認も必要です。

2016年9月 ゴールデン・レトリーバー セナ 1歳9ヶ月

軽井沢旅行犬連れ

セナを守ってあげられるのは、自分たちしかない。冷静に落ち着かないと、セナまで余計心配や恐怖心を抱いてしまう、それを再度自分に言い聞かせました。


この記事を読んだ人に読まれています
◇G's Family トップページに戻る◇

-犬の事件・事故, 犬の怪我と治療
-,