犬の東洋医学診療

漢方クリニックの診察結果【8歳3ヶ月】

漢方クリニック受診セナ8歳3ヶ月

ゴールデン・レトリーバーセナ8歳3ヶ月(4月)、定期的に通っている中医学の診療所に行ってきました。

診察記録です。

診療所の部屋に入るといつも通り先生がさっと触診。

獣医師見解
身体は元気だね、ここだけだね

先生の指す「ここだけだね」とは脳/自律神経のこと。

前回より血圧の維持も良くなっていると嬉しい言葉もありつつ

環境・気圧・気候・生活などの変化やストレスがかかると血圧も維持しにくくなって血流も悪くなるから、今日はいいけど変化に引き続き気をつけてねと。

全体的な傾向

こちらの中医学クリニック受診の中で、これまでで最もセナの身体機能が落ちていることが指摘されたのは6歳の春でした。

6歳の春はガクッと身体の調子が落ちた時で、呼吸異常がはじめてでた春。

以前の診察の際に「その一番悪かった時からは回復している」と言ってもらうことができ、そこから8歳の今もそれをキープすることができているであろう点は嬉しいことでした。

漢方の処方

その6歳の春に初めてセナのためにブレンドしてくれた特製漢方がとてもよく効き、それ以降呼吸異常・下痢・嘔吐など一気に体調が悪くなってしまった時には欠かせない漢方となってます。(特に呼吸異常が出た時!)

今回の診察はブレンド漢方の処方依頼も大きな一つの目的。

こちらの先生はあまり漢方を出さないのでお願いしても出してくれるとは限らないのですが、今回も処方してもらえることができて一安心。

先生の見立てとは別に、普段そばにいてずっとみている家族として処方内容を理解した上で「今これが必要」と感じたその感覚も大事だなと思ってます。それが一致しての安堵感と、セナにこの漢方が効いているという感覚も間違いじゃないんだなと確認できてよかったです。

セナに出してくれているブレンド漢方は血流促進のほか、セナの弱点である脳にもよいそうです。

先生に漢方処方を依頼した際に

獣医師見解
あーこれね

と、例のごとく頭を指しながらここ(自律神経)に効くからねとジェスチャーしてました。

 
 

日常ケアの確認

あとは日常ケアの確認。

大事なケアの一つは「脱水ケア」。

セナは保水しにくいから脱水にはより気をつけるようにと。

水分補給はこまめに、水分蒸発には気をつけて。

水分がなくなると脳機能が更に低下しやすくなるそうです。水がないと脳や身体の中を動かすものがなくなるから、流れが悪くなるから、と。

血流も水分が少なくなるとドロドロになります。

水分不足からドロドロになった血は流れが悪く、毛細血管まで血や栄養、必要なものが行き渡らず、更には血流悪化による冷えも加わって内臓機能も落ちる。

だから水はとっても大事。

現在8歳春の調子

こちらのクリニックでは「下痢や嘔吐が続いた時に」「以前のように身体機能が全体的に落ちないように」という一番悪い状態を起こさないためのケアをしてもらってます。

ドクターがそこを重要視してます。

ただ

血圧などの調子は維持している一方で、8歳春の今の今の調子としては元気はあるけどお腹はゆるゆるが続いている状態です。

8歳4ヶ月の成長記録

お腹の緩い状態が続くと結局は下痢になることが多いですし、下痢が続けば栄養吸収も落ちていきます。栄養不良は皮膚炎ほか更なる体調不良を引き起こす可能性を高める。

だから今のお腹のゆるゆる期のケアはそれはそれで頑張らないと!

春からの影響もあるでしょうが、年齢を重ねることで身体機能が徐々に落ちていきますので、同じケアでもなかなか良くならないことが起こってくること、一度体調不良になった時から戻すのが時間がかかるようになることが起きてくるのかもしれないなと感じているところです。

8歳、まだまだ元気で楽しく過ごすために!

以上、8歳3ヶ月の中医学クリニックでの診察結果でした。

漢方クリニックの帰りゴールデン・レトリーバーセナ8歳3ヶ月

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