ゴールデン・レトリーバー セナ
9歳6ヶ月 2024年6月
成長記録
ゴールデン・レトリーバー セナ日常の様子(成長記録)です。月別でまとめています。
セナ日常の様子 2024年6月
ゴールデン・レトリーバーセナ9歳5-6ヶ月、体重31.5kg強。
今年の梅雨
今年の梅雨入りは6月24日と遅め。
梅雨寒って言葉が必要ないくらいずーっと暑い今年の梅雨。
セナのお買い物
散歩ができない時期は、おもちゃが増える(笑)
暑すぎて散歩なんてものの15分で終える時もあるので
ショッピングを楽しんでもらって気持ちで満足してもらえれば!なと。
最近はセナのためにレジ横におもちゃをチョイスしてくれているショップの店員さんがいるので、そのお店に立ち寄るとレジ横に直行しておもちゃを選ぶセナ。
その時は私はぬいぐるみの毛が抜けないかとか安全チェックをして、選ぶのはセナに任せるので後からどんなおもちゃかなーなんて調べたりしますが、
かめさんはたまたまセナの愛用ラリシー店でも取り扱ってた「オーシャンズ 柔らかいかめのおもちゃ」。かめさんはこう見えて音も鳴る!
6月のお腹の調子
6月はほぼ下痢になったのは2日で、嘔吐はなし。
嘔吐がなかったのは良かった点。
お腹の調子は、暑さが一段階上がったなという時に緩くなる傾向でした。
6月上旬に25度前後の最高気温から30度前後にシフトした時に緩くなりはじめ(6/5)、その1週間後に (6/12には)ほぼ下痢。この時に漢方を服用開始。
何をあげようか考えて
まだ梅雨入りはしていないものの5月下旬から雨がふることが増え湿度が上がってきていたので、胃腸系+水分代謝にアプローチできる平胃散を選びました。
平胃散は昨年8歳の同時期に初めて使って(昨年はこれで完全回復に至ったわけではなかったのですが改善傾向はあり)、春〜梅雨時期の軟便下痢対処の漢方の中でもセナに合っているかもと感じた漢方でもありました。
今回は漢方を丸2日間あげたタイミングで漢方のおかげかお腹の改善が見られて、そこから5日間トータルで1週間あげました。良くなってきた段階であげるのをやめようかいつも迷います。ただ早くやめすぎると戻ってしまうことも多いので改善傾向が出てても出来ればすぐにやめない・よくなってから数日は続けることは意識しています。また1週間経って状態がほぼ変わらない、ほぼ改善しない場合も同じくやめることが多いです。
漢方をどのくらいあげるべきか・止めるべきかなどについては、改善したい症状や原因・その子の体質によるので一概に言えませんが、セナのお腹に関しては今の目安がこんな感じです。
冷えからくる下痢には理中丸がセナに合っていて使いやすいですが、この時期は水分代謝の改善も肝になってくるので平胃散を選びました。
こうして
漢方のおかげもあってかほぼ下痢の形のない便は2日ほどで終わり、その後少しずつ回復していきました。
先月の5月は下痢だけでなく嘔吐もあったので、これでも6月は全体的に胃腸の調子は落ち着いている方で、ひと月通して下痢2日間・嘔吐なしとこの時期のセナのお腹の調子としては6月もがんばりました!
9歳梅雨の漢方と体質ケアの方向性
今年の春〜梅雨時期の体調ケアの心がけについて。
春〜梅雨時期は毎年体調が不安定になり長引くことも多いため、大体漢方をあげるのですがここが悩ましい点です。昔は良く効いていた種類でも、原因や体質が少しずつ変わってきてうまく合わなくなることもあります。その年の気候の特徴もそこに加わります。
昨年8歳の時にこれまで試したことのない漢方の四逆散と動物用漢方サプリの腎固を試しました。それぞれ主に肝と腎にアプローチするものでした。
「春の下痢」にイスクラ産業ペット用漢方を試した結果。【8歳5ヶ月】
ゴールデン・レトリーバーセナ8歳4ヶ月〜5ヶ月。 8歳の春、続く下痢に2種類の漢方を処方してもらいました。 この記事は2種類の漢方のうち、2つ目に処方してもらった漢方「腎固」について書いています。 「 ...
これらの漢方はセナにとって全く新しい漢方でした。こちら担当ドクターから漢方を出してもらうのは初めてだったので、セナが若犬の時から服用してきたタイプの漢方とはまた異なる系統のものでした。
昨年8歳の春は下痢嘔吐がかなり長引いて長期間に渡っており、いつもの漢方でもなかなか調子が戻らなかったこともあり、提案された新しい漢方を試してみました。初めて漢方で体調が悪化する経験をしたのもこの時です。
春に肝にアプローチするのは中医学では基本なので、ある意味セオリーに沿った処方でもあったわけですが、その子の体質の根本にフィットしないとなかなか効果を発揮してくれないのが漢方でもあります。
特に春は肝の季節といわれるので確かに肝にアプローチするのは大事な要素だと思いますが、この時改めてやはりセナの体質の核は胃腸・自律神経・水分代謝にあると自分自身の考えとして再認識しました。
今年のセナ9歳春〜梅雨では、昨年8歳の経験を活かして、春とはいってもセナの体質ケアの基本を中心に(弱いところが強く出ると考えて)、春に大事な肝については漢方ではなく食材でサブケアとして意識しました。
梅雨寒と体調
春から梅雨にかけては1年で最もといっても過言ではないほど体調的には要注意時期ですが、今年は頑張ってる方だと思います。(ただ皮膚炎は昨年より強め)
今年の春は冷え込みが少なかったことが良い方向に作用した可能性が高いのと同じく、梅雨寒がなかったのももしかしたら、セナにはよかったのかもしれません。
暑くなる日が出てくる上に、急に寒い日があったとしたらこの程度の体調変化では収まらなかったでしょう。
春〜初夏に涼しい日があるのは嬉しいのですが、身体としては負担が大きくなるんですよね。
5月の成長記録でも書いたように、寒暖差が大きく前日より急に寒くなると一気に調子を崩して下痢嘔吐になる、暑くなる時はじわじわ体調に響くといった傾向はやはり当てはまりそうです。
皮膚炎/指間炎
指間炎は4月以降悪化状態が続いてます。
今月は指間炎が悪化して右後足がつけずにびっこを引いてしまう日もありました。
こういうときのおしっこ問題には頭を悩ませます。
水で流してプロポリスクリームと傷の修復ハーブクリームをつけて保護。夜寝る前には足をつけておしっこにいけたのでほっとしました。
皮膚炎/お股
お股の痒みも指間炎同様、春の4月頃から引き続き強くなってきています。
それでも毎日毎日ではなくて気にしない日もあるので、お股の痒みのピークよりはまだなんとか良い状態なのですが、お股は悪化すると良くするのが他よりも大変な箇所です。
6月最終日お股を何度も気にしていたのでチェックしていたら、いつもとは異なり赤みだけではなく肌が盛り上がって皮膚が硬くなっていることに気づきました。
湿疹なのか、刺激による肌の隆起なのか、肌が凸凹で硬くなっている状態。初めての炎症状態です。
まずは赤みと痒みが強いのでこの日は清潔にした後に痒みを抑える抗炎症ステロイドスプレーをスポット使用。初めての症状ということもあり、どう対処していくか決めるまでのつなぎ。その間何もしないとまた痒みで悪化する可能性が高いので、まずは対処療法を。
➤常備薬のアンテドラッグステロイドスプレー
6月最終日のことなのでその後の状態とケアについては詳しくは7月の成長記録に書きますが、お尻にも湿疹のようなものが見つかりました。
おうちプール開き!
6月末におうちプール開き。
今年は暑くなるのが早く6月とはいえ暑い日が続いていたため、暑さ慣れと体力を考慮していつもより遅いおうちプール開きでした。
散歩時間も短くなっているのでプールはこの時期の貴重な全身運動&発散、そしてなんといってもセナの楽しみ!
相変わらずの水大好きセナは、思い切り楽しんでくれました!
セナが楽しそうにしているのを見て一緒に遊べるのが幸せ。
鍼治療
鍼治療で頑張った後に楽しみにしている散歩タイム。
鍼治療のあとはいっつもお腹ぺこぺこになるセナ、夜ごはんの食欲はマシマシ。
6月中旬の鍼治療は、概ね良好。前回のような痛みもなく、ただ「お腹がいつもより温かくないかも?と、冷たくはないけど」と。この時期はエアコンをつけているので、内臓の温めは意識しないとなと改めて思いました。
手作りごはんの夏野菜
セナの手作りごはんの定番食材の1つでもあるカボチャ。
夏野菜のかぼちゃを5月〜6月頃からごはんにあげてます。
かぼちゃは夏野菜でありながら、身体を温める温性の野菜。
9歳冬春、かぼちゃに代わってあげていたのはさつまいも。かぼちゃもさつまいもも繊維質なのでお腹の調子を見ながらあげており、調子がいい時は基本的にはどちらかを食事にひとかけ程度あげるようにしています。
さつまいもの時期も終わったので、旬でもあるかぼちゃに。
かぼちゃは昔からセナごはんでよくあげていた食材ですが一時期お腹の調子を考慮してあげていない期間がしばらくありました。ここ2年程度はお腹が安定している期間も以前より増えたので、かぼちゃやさつまいももまた再開できています。
7月の成長記録も追ってアップします。7月以降皮膚炎が更に悪化してしまい、日々新しいケアを模索したり実践してみたりとそこに時間を費やしている現状です。
今月の体調・食事・服薬の概要
2024年6月 | セナ9歳6ヶ月 |
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体重 | 31.5kg |
食事 | 2歳4ヶ月(2017年4月中旬)、ドライフード(オリジン)から完全手作り食(生肉主体)へ移行完了 2021/9/13より全ての生肉一旦中止 |
食事 肉類・アレルギーなど | 2023年 1月中旬より豚肉メインから鶏肉メインへ 4月より 豚肉を少しずつ多くしているがお腹が緩いことも多いので鶏肉の2割程度 7月下旬より 朝鶏肉・昼夜豚肉メインへ 2024年 引き続き朝鶏肉・昼夜豚肉メイン |
お腹の調子 | 2024年 1月中旬 急な冷え込み・強風の翌日下痢嘔吐 2月 急な気温の後下痢嘔吐 3月 気温上昇・寒暖差により下痢嘔吐が増える 4月 今のところ安定 5月 下痢嘔吐で大きく崩した日が2回 |
今月の薬ほかサプリ | 2023/5 四逆散・腎固 効かず 2023/6~7上旬 五苓散から平胃散+理中丸へ 2024/1 耳血腫治療・予防のためのサプリ開始 |
鍼治療 | 7歳6ヶ月から開始 8歳8ヶ月から通院頻度変更 |
肛門のかゆみ状態 | 22年11月~23年7月 お尻引きずりなし 23年8月 お尻引きずり頻回 24年3月 お尻引きずりあり |
股の痒み状態 | 2023年10月〜2024年1月 月に1回〜2回程度急に気にする 消毒液・部分シャンプーなどで長期的な悪化は避けられている 2024年3月末 お股の痒みが増える 4月 痒みが出やすい状態 |
指間炎の状態 | 2024年 1月 昨年晩秋の頃から落ち着き気にすることはかなり減った 落ち着いている間も毎日消毒液で洗浄でキープ 3月末 やや気にすることが増える。なめ壊しまではいかない 4月 久しぶりに指間炎から体液 5月 指間炎悪化 |
耳の状態 | 2024年 1月 右耳耳血腫初めて(外耳炎なし) 2月 右耳耳血腫2回目 3月 右耳の一部のみ外耳炎のような炎症が起きやすい状態に思える 4月 中旬〜下旬 右耳の炎症気味が落ち着いてきた |
他の皮膚炎 | 5月 肘・膝を気にして舐めるカチカチ噛む |
目の状態 | ずっと続いていた黄色い目やにが 2022/7月半ばより減少 8月9月共に一ヶ月通して黄目やにほぼなし! ~12月 2024年3月までなし。黒い目やには出るが通常範囲。 |
呼吸器の状態 | 2023年 2月 呼吸異常が長く強く出る・嘔吐を伴う 10月上旬 呼吸異常が少し出る 痰は少し毎日ではない 2024年 3月末〜 気温上昇とともに痰が絡むことが増えてきた/ほぼ毎日 4月-5月 散歩終盤の呼吸音ゼーゼーが出るように |
皮膚炎の内服薬 | 1歳9ヶ月(2016/9)から服用を続けていた痒みを断ち切るためのお薬アポキル錠/アポクエル(Apoquel)16mgは、2020年9月サイトポイント注射開始に伴い頓服使用へ |
アポキル錠の服用状況 | 今月のアポキル服用:なし サイトポイント(5歳8ヶ月開始):月1回継続 |