
この記事ではゴールデン・レトリーバー セナの陰嚢(いんのう)・陰茎(おちんちん)周辺の皮膚炎が悪化してしまった上に、包皮炎になってしまったこと、皮膚炎治療経過を記録でまとめています。
この記事はセナの実際の治療記録です。皮膚炎、炎症部分の画像を掲載しています。
最初に皮膚炎が起きた時の様子
【生後11ヶ月時点】
陰嚢の赤み
セナの陰嚢(いんのう)・陰茎(おちんちん)周辺の皮膚炎にはじめて気づいたのは生後11ヶ月の時のこと。この時点では指間炎の炎症の方がひどく、指間炎のついでにデリケート部分の赤みを診察してもらう程度の赤みでした。
→実際の皮膚炎・炎症部分画像はこちらをクリックして閲覧可能

動物病院で、内服薬(抗生物質ラリキシン)と軟膏(抗生物質ゲンタシン軟膏、ステロイド剤軟膏マイザークリーム)を処方してもらいました。
➤【生後11ヶ月】陰嚢・おちんちん・肛門に皮膚炎を発症、動物病院にかかった時の記事
2ヶ月後 炎症悪化
これで良くなってくれればいいなと思っていたのですが、2ヶ月後の1歳1ヶ月には炎症がさらに強くなりました。治るどころか、包皮炎がどんどん悪化してしまったのです。
包皮炎がみるみる間に悪化していく様子、そしてその後の包皮炎治療についてまとめていきます。
包皮炎の炎症具合の変化
1歳1ヶ月の炎症の様子
先ほどの付け根部分の炎症に加えて、包皮炎も悪化。
動物病院にかかった際(1/27)に、皮膚炎を起こしているところの毛をバリカンで剃りました。
→翌日1/28の皮膚炎の様子です。(実際の皮膚炎・炎症部分画像はクリックして表示)


ゴールデン・レトリーバーは長毛ですから、患部がよく見えません。それで、バリカンで剃ることになりました。まさか、こんなに皮膚が赤くなっていたとは・・・。全体がまだらに赤いです。皮膚の炎症がはっきり分かります。
全体的な赤みは引きました
1/27に動物病院を受診してから3日。赤みは少し引いてきました。
が、おちんちんの先端が赤いだけでなくジュクジュクになってきてしまいました(泣)
包皮炎悪化
約1週間ほど前に動物病院を受診した際(1/27)には、陰嚢(いんのう)の皮膚炎の方が強かったのですが1週間経つ中で、日に日に包皮炎の方が悪化してきてしまったのです。2/2のことです。
→実際の皮膚炎・炎症部分画像はクリックして閲覧可能


右上に少し見えるのがカサブタ
舐めて噛んでしまった部分がかさぶたになってしまいました。
1/27に動物病院を受診した際、患部をバリカンで毛を剃り、軟膏を塗る処置が行われました。それが、気にする事に拍車をかけてしまったようで、明らかに更に炎症部周辺を気にして舐める様になってしまいました。
再度、尿検査を受けるため動物病院へ
包皮炎が悪化したこともあってとても不安な気持ちでしたが、尿検査と経過を診てもらうために動物病院に行きました。

ここで『亀頭包皮炎(きとうほうひえん)』だね。と医師から診断を受けました。最初に受診した1週間ほど前は、はっきりと包皮炎(ほうひえん)とは言われなかったのですが、、、
唯一の救いは、おちんちんの中までは炎症を起こしておらず、包皮の部分だけでしょう。ということでした。
包皮炎・デリケート部全体の皮膚炎
|原因は?
尿検査
前回動物病院にかかった際に(1/27)で、尿路結石の疑いがないかを調べるために尿検査を勧められたので、再診の日に(2/2)に尿を持参しました。
おしっこをボトルに採取してから30分以内(厳守!)に検査する必要があるそうです。

フレッシュなおしっこでないと成分が変わるとのこと。急いで動物病院へ。
ボトルにおしっこを採って30分以内に動物病院へ!一苦労でしたが、なんとか!
尿検査の結果は?
尿検査の結果は特に異常なし。
結石もないので、尿路結石ではない。他にも異常値は見当たらないと口頭で説明がありました。
では、包皮炎の原因は?
尿検査には異常はありませんでした。
「今回の包皮炎、陰嚢周辺に起こった皮膚炎の原因は、恐らく外的な要因によるものだろう。膿皮症やマラセチア皮膚炎の症状でもない、環境的なことが原因なのではないか。」
これが、獣医師の見解でした。
環境的な原因とは
例えば、
湿気や虫さされ・シャンプーのすすぎ残し・シャンプー後の乾かし不足等....特定はできないけれど最初は些細な事でも気になって舐めることで皮膚炎が悪化したのでは、という見立てでした。
動物病院での皮膚炎の処置について
動物病院で処置内容
尿検査は異常なし。再診でも原因は不明。
でも包皮炎は悪化していて、付け根部分は赤くなっています。
再診での悪化した亀頭包皮炎への動物病院への処置は、包皮の消毒と軟膏でした。
包皮炎の場合、包皮の消毒洗浄が大事だそうです。
動物病院では何を使用しているのかはっきりとわかりませんでしたが、泡を立てておちんちんを洗っていたので薬用シャンプーを使用しているのかなと思いました。
自宅での包皮洗浄の方法について医師に聞きました
『自宅ではどうやって包皮を洗えば良いですか』と聞いたところ、
『大型犬だから自宅では難しいよね〜。本来は消毒液が良いけど、水で流す位しか出来ないんじゃないかな。』と獣医師の回答。
抗生物質バイトリルの処方
前回の診察時には、抗生物質のラリキシンを10日間分処方されました。医師は再度ラリキシンを処方しようか、別の抗生物質にしようか随分迷ってました。
最終的には、ラリキシンに代わって抗生物質バイトリルが処方されました。
獣医師は「ラリキシン(セフェム系)でも、バイトリル(ニューキノロン系)でも・・・」という感じで、この1週間ラリキシンを飲んで大きな改善がなかったからバイトリルに変えてみる。そんな感じで処方を決めていたので、正直本当に治るのだろうかとどこか不安になる処方でした。
軟膏2種は引き続き使用
前回の診察で処方されたゲンタシン軟膏(抗生物質)とマイザークリーム(ステロイド剤)は継続して、使用することになりました。

結局エリザベスカラーをすることに
前回の診察では「しなくて良い」という判断だったエリザベスカラーも、今回の診察では「エリザベスカラーをして経過観察する」ことに決まりました。

舐めてしまうので仕方ないです。
・・・仕方ないというよりも、最初に包皮炎等の皮膚炎で動物病院にかかった段階でエリザベスカラーをつけておいてあげれば、セナの皮膚炎をこんなにも悪化させることはなかったのかもしれません。
正直、エリザベスカラーはつけなくて良いならつけないであげたいという気持ちもあったので、担当医師が「エリザベスカラーはしなくても良いでしょう」といったその言葉を信じ、結果的には自分の判断が無責任だったなと反省しています。
その甘い気持ちが結果的に皮膚炎を長引かせることになってしまったんです。時には獣医師の判断に関わらず、長い目でみてどちらが良いのか責任をもって自分で選択しなければならない事を痛感した瞬間でもありました。
エリザベスカラーの必要性を実感
エリザベスカラーは、セナにとって非常に煩わしいものであると思います。しかし、悪化させないためには時にはエリザベスカラーをつけてあげる必要もある。
エリザベスカラーをつけて、炎症患部を舐めることが少なくなってから大分回復が良くなりました。抗生物質などをいくら飲んでいても、患部をなめて噛んでしまえば、どうしても治りが遅くなることがよくわかりました。
動物病院を変えることに
この後、指間炎・包皮炎は少しは良くなるものの、なかなか完治が難しい状況が続きました。皮膚炎の原因を突き止める検査をしてくれる動物病院へ変えることにしました。
セナのデリケートな部分を画像載せるべきか非常に迷いました。セナに悪いなとも思うし、ただもし同じような症状がまた出た時に治療記録として振り返ることができる点、他のわんちゃんたちが同じような炎症が起きた時に症状画像が参考になればという思いから投稿しました。そのため画像は控えめに掲載しています。
この記事を読んだ人に読まれています