[犬の感染症予防:フィラリア症とは]症状・感染時期・投薬時期などのまとめ

犬の感染症:フィラリア症とは
予防のための定期的な投薬についてのまとめ記事です

フィラリア感染

フィラリア症は蚊が媒介する感染症です。

フィラリア症は投薬で100%予防できると言われる一方で、一度かかってしまうと一生治療を続ける必要がある感染症です(手術をしない限り)。

投薬期間は、動物病院/獣医師の指示により多少の差はあるかもしれませんが、最長で4月〜12月・最も多いのは5月〜11月の投薬期間です。

フィラリア投薬期間

毎年、蚊が発生する時期を挟む様に4月〜12月を目処に投薬するフィラリア駆除&予防薬。

幼虫の駆除剤という役目があり、成虫にさせないことから予防薬といわれています。

フィラリアってどんな病気なの?

蚊を媒介し、犬の心臓や肺動脈に寄生する寄生虫が起こす病気です。

フィラリア感染
from メルリアジャパン株式会社

フィラリアは肺動脈や心臓に寄生するのが特徴で糸状の寄生虫。

成長すると長さ30センチにもなります。

フィラリア 症状
from メルリアジャパン株式会社

フィラリアの感染経路

フィラリアに感染している動物の血液を吸った蚊がまだフィラリアに感染していない犬猫の血液を吸う時に、フィラリアの幼虫が血液と一緒に犬猫の体内に入り込んでしまいます。

フィラリアの感染時期

フィラリアは蚊を媒介する感染症なので蚊の発生時期と連動しています。

地方によってフィラリアの感染が確認されている時期は異なりますが、4月中旬から11月がフィラリア症の感染が確認されている時期です。

鹿児島などの南の地方は感染開始が早く、札幌などの北の地方は感染開始が遅いです。

ちなみに、2018年東京におけるフィラリア症の感染開始は5/2でした。

地方別フィラリア感染時期

2019年フィラリア症感染の開始と終了(白石動物病院)
2018年フィラリア症感染の開始と終了(白石動物病院)
DSファーマアニマルヘルスケア(地方別フィラリア症の感染時期)

フィラリア薬の仕組み

糸状の寄生虫を予防するのがフィラリア薬ですが、駆除薬と言った方が正しいです。

フィラリア薬は蚊を媒介して体内に入ってしまったフィラリア幼虫を成虫になる前に殺すお薬なので、薬を飲んだ時点で体内にいる幼虫を殺すのがフィラリア薬です。

どの程度でフィラリアの幼虫が成虫になるかといえば最大50日かかるそうです。

そのため余裕をもって30日に1回の投与が推奨されています。

そのため、犬糸状虫症予防薬の投薬期間は「蚊の発生後1ヵ月から蚊の終息1ヵ月後までの間」なのです。

フィラリア予防(犬)

ノミダニフィラリア.com

フィラリア予防薬が効くのはL4の発育段階にいる幼虫。感染してから犬の体内で発育しL4の次の発育段階であるL5に移行するまで50日程度かかるとされています。そのため100%フィラリア幼虫を駆除できる30日に1回の投与を推奨しているとのことです。(カルドメックに直接問い合わせ済)

1度フィラリアに感染すると手術しない限り駆除はできません

一旦フィラリアが犬の心臓などに寄生してしまうと、投薬では寄生虫を殺すことができません。フィラリアは心臓や肺動脈など犬の命に直接関わる部分に寄生しますのでフィラリア駆除手術はリスクが高く、比較的費用も高くなります。

投薬でほぼ100%感染予防できるのがフィラリア症

フィラリア駆除薬&予防薬を使えば、フィラリアの幼虫が万が一体内に入っても成虫になる前に駆除ができます。

そのため、飼い主が自分の犬にフィラリア予防薬を投薬していればほぼ100%防げる感染症といわれています。

予防は月1回の投薬でOK。

月1回フィラリア駆除薬&予防薬を与えるだけで、フィラリア感染を防ぐことができます。

チュラブルタイプ(おやつタイプ)でも、スポットオンタイプ(身体にたらすタイプ)でも同様に月1回です。

フィラリア予防薬の投薬は簡単ですが必ず月1回投薬する

月1回の投薬とフィラリア予防薬はとても簡単なものですが、1度でも忘れてしまうとその間にフィラリアが心臓や肺動脈に寄生してしまう可能性は充分にあります。

フィラリア予防薬の投薬は毎月1日にあげる、月末にあげる、誕生日の日にあげるなど、忘れないようにすることがとても大切です。

 
 

フィラリア予防薬の投薬は
フィラリアに感染していないことが前提

カルドメック チュアブルP272 フィラリア予防薬

子犬が最初に春を迎えてフィラリアを投薬することになった場合は、動物病院でフィラリア予防薬を購入しましょう。

また、成犬の場合でも前年度フィラリアをあげ忘れた月がある・・・などの場合は、動物病院でその旨を伝え検査・投薬を行います。

フィラリアに感染しているのに予防薬を与えるとどうなるのか

犬がフィラリアに感染しているにも関わらずフィラリア予防薬を投薬してしまうと最悪の場合死に至ることがあります

フィラリア予防薬&駆除薬として毎月投薬するフィラリア薬の駆除対象は幼虫です。

成虫には効果がありません。

そのため、フィラリア感染の疑いがある場合は必ずフィラリア検査が必要です。

定番フィラリア予防薬カルドメック

ゴールデン・レトリーバー セナに生後6ヶ月頃から動物病院で購入しているのは、カルドメックのフィラリア薬です。

身体に垂らすタイプではなく、おやつのように食べるチュアブルタイプのフィラリア予防薬です。

最近はノミダニ駆除もできるネクスガードが人気ですが、セナには今の所ずっとカルドメックを選んでいます。

フィラリア予防薬の種類 :カルドメック チュアブルP272

カルドメック チュアブルP272 フィラリア

犬の体重によってフィラリア症予防薬の投薬量が異なります。

かかりつけの動物病院におけるカルドメック購入金額は、大型犬用(22.6kg以上)1個分につき2,000円でした。カルドメック1箱は、6個入りで12,000円です。

フィラリア予防(犬)


子犬への投薬は必ず医師の診断の元に行う必要があります。成犬であってもフィラリア予防薬は要指示薬に指定されています。

また、前年度フィラリア駆除&予防薬の投薬忘れがあり、フィラリア感染の疑いがある場合は投薬前にフィラリア感染しているかどうかの検査が必要です。

※参考:メルリアジャパン株式会社運営サイト:ノミダニフィラリア.com


    この記事を読んだ人に読まれています
    ◇G's Family トップページに戻る◇