G's Familyトップページに綴っている、ゴールデン・レトリーバー セナの日常の記録を、2016年5月より月別にまとめています。
ゴールデン・レトリーバー セナ
1歳7ヶ月 2016年7月
桶のなかに丸まって入ったのは、予想外の出来事。ただセナの足を洗うだけのはずだったんです!
G's Familyトップページ掲載
ショートメッセージ 2016年7月
2016年7月6日
ゴールデン・レトリーバー セナは、現在1歳7ヶ月。体重28kg。
散歩時間とご飯の時間を、サマータイムに変えた直後は戸惑っていたセナですが、最近はもう慣れてきたようです。お腹の調子も、サマータイムに慣れてきました。朝の散歩は目標5時。5時半までには出発したい、そんな感じで起床しますが、あまりにも寝坊するとセナが起こしにきてしまいます。
指間炎や包皮炎などの治療のため、抗生物資を飲むようになって、下痢ばかりするようになったセナ。下痢が治っても軟便で、硬さのある便をすることがほとんどなくなっていました。そんなことが続いて、早半年・・・。
ですが、下痢・軟便もやっと回復をみせはじめ、以前よりお腹の調子が安定するようになってきました。また、セナの下痢の傾向や対策がやっとわかってきたところです。下痢に何が効いて何が効かないのか?
プレーンヨーグルト・さつまいも・本葛。この3つが、がセナの下痢を治す現在の頼みの綱。本葛は最近試したのですが、これがお腹にとても良さそう。葛の効果をだすためには、葛粉選びが大事で、辿り着いたのが"本葛100%"の国産本葛粉。本葛16gに200mlの葛練りが今のベストレシピです。最初は、葛練りの食感嫌がってましたが、慣れると食べてくれました。(使っている国産本葛粉はこちら)
指間炎などの皮膚炎を治すための検査や治療内容を、動物病院を変えた2016年3月に遡り記事に記録しはじめました。検査内容と検査結果、薬の内容、動物病院の医療費などを記録していく予定です。
犬のお腹に優しい、葛湯・葛練りの簡単レシピに関する記事はこちら
2016年7月17日
ゴールデン・レトリーバー セナは、現在1歳7ヶ月。体重28kg。
指間炎などの治らない皮膚炎について、アトピー性皮膚炎ではないかと動物病院で診断された2016年6月。セナがもし、免疫療法を受けるとしたらインターフェロンという療法が最も良さそうという話になりました。それでもアトピー性皮膚炎の治療は、全体の70%の犬が、症状が50%回復する(100%を全快だとして)程度なんだとか。
アトピー性皮膚炎のインターフェロン療法は、最初の8週間は1週間に1回注射を打ち、その後月1回注射を打ちます。インターフェロンの注射は、全く効果がでない場合は別として、一旦はじめたら基本的には一生続けるものになります。インターフェロン免疫療法以外は、副作用で下痢をすることが多く、ほぼどんな薬でも下痢をするセナにとっては、とても選択できる治療法ではありません。まず2ヶ月間毎週動物病院(遠方)に行けるよう、調整する必要があります。
このような状況も併せて、アトピー性皮膚炎の免疫療法という選択肢をとるまえに、自分たちでできることをしていこうとなったわけです。
自分たちで出来ること・・・そこで、気になるのは手作り食。ドッグフードから手作り食に変えたら、犬の皮膚炎が良くなったという話はよく聞きます。でも、手作り食はハードルが高い。栄養バランスも心配。当然手間も食費も今よりずっとかかる。出かけるときはどうしたらいいの?心配もたくさんあります。でも、もしも手作り食に変えることで、今のかゆみがなくなるなら?
ドッグフードから、手作り食に変えるかはまだわかりません。
ですが、皮膚炎を治すためにも、今後セナが健康で元気でいるためにも、栄養面を知ることはとても大事だと痛感しています。ドッグフード=栄養完全食と信じがちで、品質の良いドッグフードに任せておけば大丈夫。と思ってしまっているところがあります。1つ1つ、勉強ですね。少しでも早く、かゆい皮膚炎を治してあげたい!自分がセナのためにやれること、知識・判断が追いつかない、そんなジレンマの中にいます。
2016年7月28日
ゴールデン・レトリーバー セナは、現在1歳7ヶ月。体重28kg。
皮膚炎は相変わらず、良くなったと思えばまた違う部分が炎症をおこし、という状態です。
皮膚炎を少しでも治すために、手作り食に移行しようかな・・・という思いがありましたが、ついに数日前からまずは夜だけ手作り食に移行しはじめました。大分迷いもあったものの、やってみないと変わらないという気持ちでトライしています。
一気に変えずに、セナの調子やお腹の様子をみながら少しずつ少しずつです。朝は、オリジンのドッグフードのまま。
これまで以上に夜ご飯を美味しそうに食べます。夜ご飯を準備している段階からお鼻を一生懸命クンクンクンと動かして、"美味しい"って人と同じで幸せなんだなぁと再実感。目がキラキラしています。
そして、ずっと気になっていた、ゴートミルク(ヤギミルク)も飲み始めました。セナが飲んでいるゴートミルクはアメリカ製で特に犬向けではなく、人用として販売されているので品質も安心です( こちら )。ゴートミルクは、母乳成分に似ており、体調不良の時・免疫アップに、栄養価が高く消化に負担がかからないミルクといわれています。パピーちゃんの成長の助け・シニア犬にもとても良さそうです。お腹が弱いセナでも今のところ大丈夫です。
これまた、美味しそうに飲みます。ミルクを飲んでる姿ってなんだか、かわいいですね。
夏がやってきました。皆さんはどこか旅行計画されていますでしょうか。旅行、行きたいなぁと思いつつ、これといって計画していません。去年の夏は、生後7ヶ月のときにセナをお泊まり旅行に連れて行ったなぁ。伊豆、四季の蔵(宿泊時の記事はこちら)。はじめての犬連れ旅行は、どきどき・わくわくでした。懐かしいです。
犬の手作り食について調べると必ず行き当たる須崎動物病院院長の著書を手に取りました。この本は手作り食レシピではなく、犬の栄養に関する本です。
どの食材を犬にあげても大丈夫?
読みやすいです。そして、知りたいことが書いてありました。症状別の栄養アドバイスもさることながら、重宝するのは食材別にどんな栄養素があって、犬にとってはどんな影響があるのか。そして、ビタミン類・ミネラルが1つ1つ説明されています。
この書籍『愛犬のための症状・目的別栄養事典』に関する詳しい記事はこちら
明らかな病気や体調不良がなくとも、果物やお野菜を『これ、犬にあげても大丈夫かしら?』そんな疑問にも答えてくれる本です。インターネットで『犬 食材 食べられる』なんて検索することも多かったのですが、情報不確かな部分も多くて判断できないことも。獣医師によって意見は様々ですが、それでもネットより書籍の方が信頼できそうです。
病気を治すためだけでなく、犬が元気でいるために!の書籍です。
予防をしていても、病気になる時はなってしまいますが、病気の治療より予防の方がずーっと楽で犬にも負担がありませんからね。。犬の栄養学って大事です。
【須崎動物病院 院長の主な著書】
- 2008年1月出版:愛犬のための症状・目的別栄養事典
- 2009年1月出版:愛犬のための症状・目的別食事百科
- 2011年5月出版:愛犬のための 食べもの栄養事典
- 2014年3月出版:今あるがんに勝つ 手づくり犬ごはん
- 須崎動物病院のホームページはこちら
- 須崎動物病院 院長 犬の手作りごはん関連本一覧はこちら
2016年7月は、動物病院にお世話にならない方法で、自宅でできる皮膚炎改善に取り組みました。
アトピー性皮膚炎という診断については、まだまだ自分の中では保留ですが、もしアトピー皮膚炎であってもアトピー皮膚炎のなかでは初期段階なはず・・・。と思い、セナの身体の免疫を信じて家庭で出来ることに励んでいます。
夜だけ手作り食をはじめてみたこと。
サプリメントの効果が少しみえてきたような気がすること。
ほぼ毎日、セナの足裏を洗って、しっかり乾かして、をするようにしたこと。
すこーしずつ指間炎などの皮膚炎が良くなってきたかな?
そう思える日が増えてきました。
乳酸菌サプリメントのおかげか、消化力も大分あがってきた感じがします。
もちろん全快が目標なのですが少しの変化が、少し皮膚炎が良くなるだけでも、いまは嬉しいんです。
2016年7月 | セナ1歳7ヶ月 |
体重 | 28kg |
食事内容 | ドッグフード:オリジンのアダルト&パピーラージ 日本総輸入代理店 |
購入店:オリジンアダルト・オリジン パピーラージ※日本正規品 | |
夜だけ手作りごはんに移行中 | |
ドッグフードの1日総量は440g目安 (440gで1,760kcal) 手作りごはん分のドッグフードは、差し引いて1日の食事量を調整 | |
栄養補給 | ゴートミルク |
セナの体調 | 水下痢 |
指間炎をはじめとする皮膚炎の治療中 | |
皮膚炎が尻尾の付け根、股・脇腹などにもみられるように | |
整腸剤 | 動物整腸剤のビオイムバスター or ミヤリサン錠 |
▼皮膚炎改善・免疫アップのために実際に、セナが飲んでいるサプリメント
サプリの種類 | サプリの目的 | 実際に飲んでいるサプリ |
亜鉛 | 皮膚形成に重要なミネラル | こちら |
乳酸菌 | 腸内環境改善・ビオチンを効果的に働かせる為 | こちら |
天然ビタミンC | 免疫アップ・亜鉛・ビオチンを効果的に働かせる為 | こちら |
ビオチン | 皮膚形成に大事なビタミン・アトピー性皮膚炎にアレルギー抑制にも効果的 | こちら |
オメガ3(魚油) | 良質な油の摂取・皮膚アレルギーの緩和の為 | こちら |
犬の皮膚炎サプリメントなど発売されているので、そのようなサプリメントを与えるのも一つの選択肢でしたが、『何をあげているのかしっかりと把握したい』ということから、現在は単一のサプリメントを組み合わせてあげています。