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【お散歩引っ張り防止に】「イージーウォークハーネス」大型犬サイズ・注意点・特徴など

[イージーウォークハーネスのまとめ]
お散歩の引っ張りを防止する優秀なハーネス!

お散歩時の引っ張り防止ハーネス「イージーウォークハーネス」に関する記事です。

お散歩の時に引っ張られて仕方ない

引っ張りでゼーゼーしてしまう

散歩トレーニングがなかなか思うように進まない

引っ張られにくいハーネスが欲しい

そんな要望にぴったりなのが引っ張り防止ハーネスともいわれる「イージーウォークハーネス」です。

ゴールデン・レトリーバーセナは1歳9ヶ月の時にお散歩の引っ張り防止ハーネス「イージーウォークハーネス(M/L)」を使い始めました。お散歩の時にグイグイと引っ張ってしまうので、直したい、首や気管の負担を軽くしたい、トレーニングしたい、もっと楽にお散歩を楽しみたいというのがきっかけです。

イージーウォークハーネス(通常版)

イージーウォークハーネス(デラックス版)

では詳しく「イージーウォークハーネス」の仕組み・注意点・種類・通常版とデラックス版の違い・選んだサイズ・実際に使った感想について書いていきたいと思います。

 
 

お散歩時の引っ張り防止「イージーウォークハーネス」とは

アメリカのメーカーPetSafe(旧Premier)社が犬の習性を考え

犬にとっても負担なく優しく引っ張り防止をおさえるために開発したのが

引っ張り防止ハーネスといわれる「イージーウォークハーネス」です。

引っ張り防止イージーウォークハーネスのサイズ

犬の習性とは?

お散歩時に犬がグイグイと引っ張っていってしまうことの1つの原因は

犬には「力のかかった方向とは逆方向に押し進もうとする習性」があるからといわれています。

通常のハーネスは背中側にリードをつける金具があるため

後ろからオーナーさんが頑張って引っ張るリードのテンションが犬に伝わることで

反対方向に更に引っ張ろうと前へ前へと歩いていってしまう結果に。

イージーウォークハーネスの特徴

そこで、

「イージーウォークハーネス」では胸側にリードをつけるように開発

しました。

後ろからのテンションをなくすわけですね。

リードを前につけるのが一番の特徴

イージーウォークハーネス

胸の前にリードをつなぐことにより

犬がリード引っ張ると胸部のストラップが締まります。

そのため、犬の肩甲骨と胸がおさえられ前に出たくでも出られないという仕組みです。

結果、犬の進行方向が前ではなく横に向き、引っ張りを止める効果があるとされています。

イージーウォークハーネスの5つの特徴

  1. 犬が引っ張るのをやめさせる仕組み
  2. 喉に負担にならない設計
  3. フィットさせるための4つのアジャストメント
  4. リードのねじれを防止
  5. 肩とお腹の2つにあるバックルで着脱が楽

(参考)イージーウォークハーネスの説明動画

イージーウォークハーネスのつけ方や歩くとどのような感じなのかが具体的に確認できます。

動画後半にでてくるのは同じくPetSafe社のジェントルリーダーです。

ジェントルリーダーは、ヘッドカラーといわれるもので口に装着します。引っ張り癖のほか吠え癖・噛みつき行動がある犬向けに開発されたものですが、目の見えなくなった老犬に方向を伝えるために使ったり、拾い食い防止に使ったりと使いかたは様々なようです。ジェントルリーダーの口コミが参考になります。

(参考)イージーウォークハーネスの評価

30キロあるやんちゃな雄1歳のフラットにLサイズで購入しました。

散歩での引っ張りは、だいぶ良くなりました

ただ装着する時にじっとしてくれないので一苦労する時があります。
でもチェーンのしつけ用首輪より効果的です。

中型雄犬1歳で力もあり毎日の散歩がしんどかったですが

これを使うとほぼ引っ張らないしたまに少しひっぱられてもそんなに力が必要ではないので

かなりお散歩がラクになりました。

あんなにぜいぜいいいながらひっぱっていたのに奇跡的です

リードを上にすっと上げると、

うちの子は止まって落ち着いて横を歩いてくれました。

色もピンクで可愛かった

家の犬にはこれがいい。

引っ張りも強く、いうことを聞いてくれないので購入。

多少ひっぱりは緩和されています

しつけをしっかりしようと思いました。

イージーウォークハーネス(通常版)の口コミ
イージーウォークハーネス(デラックス版)の口コミ

次は、イージーウォークハーネスの注意点です。

イージーウォークハーネス使用上の2つの注意点

イージーウォークハーネスの注意点1

イージーウォークハーネスは確かに装着することで

引っ張りにくくなるのですが

つければ散歩中に引っ張り行動をやめるというものではありません

つまりこれまでと同じ散歩を続けていれば

元のハーネスに戻した時に今まで通り引っ張る可能性が高いということです。

イージーウォークハーネスをつけることで

犬が引っ張らずにリーダーウォークがしやすくなります。

イージーウォークハーネスをつけていなくても

上手に歩いてもらうためには

イージーウォークハーネスを使って

良い行動をした時に褒めるなどをしてお散歩トレーニングを続けることが大事です。

イージーウォークハーネスの注意点2

イージーウォークハーネスは胸と脇の部分に

ハーネスがくること

そしてリードを前側につけることで

犬が前に出ることを制限します。

そのためイージーウォークハーネスで走らせるのは基本的にNGです。

散歩の途中に緩急をつけるために

一緒にランニングなどをしたい場合や

まずは小走りでパワーを発散させてからという場合は

違うハーネスか首輪を使いましょう。

お散歩の興奮が毎回強い場合、お散歩の時間や回数など運動そのものが足りていないことがあります。その時は、イージーウォークハーネスではないもので先にランニングで発散させてあげたりすることも大事です。有り余ったパワーを発散させたあとにイージーウォークハーネスを使えばよりトレーニングがしやすくなるでしょう。

イージーウォークハーネスには通常タイプとデラックスタイプの2種類あります。

 
 

イージーウォークハーネスは2種類[通常とデラックス]

通常タイプもデラックスタイプも作りは同じです。

イージーウォークハーネス(通常とデラックス)

イージーウォークハーネス(通常版)

イージーウォークハーネス(デラックス版)

ハーネスそのものの作りは変わりませんが

デラックスのほうが犬により配慮した作りになっています

具体的には2つの違いがあります。

デラックスと通常タイプの違い

  1. 肌への当たりを優しくするために、犬の肌に接する面にネオプレンのパッドを追加
  2. 犬への負担軽減のためストラップを幅広に
  3. 視認性を高めるため、各ストラップに反射素材のステッチを追加

画像で確認すると通常タイプよりデラックスタイプのイージーウォークハーネスのほうが

生地に厚みがあるのがわかると思います。

ネオプレン素材はウェットスーツなどに使われる合成ゴム素材のことで伸縮性と丈夫さが特徴です。

デラックス版を使った方の感想

スタンダードのイージーハーネスに比べると

わんこが楽をしている感があるほど脇への負担が減ったように思います。

その分わがままも出ているかもしれませんが気に入っています。

今までスタンダードのイージーウォークハーネスを使っていましたが、

脇の部分のかぶれが和らいできたので助かります。わんこも嬉しいです。

標準タイプを使っていましたが、

デラックスタイプはクッション素材でライニングされていて犬の肌にも優しい感じです。

ハーネスの効果は自然に矯正しているようで犬もいやがりません。

従来の首輪に戻すと効果がわかります。

通常タイプよりデラックスタイプの方がお値段は高いですが

ハーネスによる擦れや痛みがあれば当然犬もイージーウォークハーネスを

つけたがらなくなってしまう可能性がでてきますので

より優しいデラックス版が犬のためにもおすすめです。

イージーウォークハーネス(通常版)の口コミ
イージーウォークハーネス(デラックス版)の口コミ

次にイージーウォークハーネスのサイズ展開と販売店情報です。

イージーウォークハーネスのサイズと販売店

通常タイプは超小型犬から超大型犬までの8サイズ展開になっています。

前足すぐうしろの脇の部分で胴回りをきつめに測りサイズを選びます。

引っ張り防止イージーウォークハーネスのサイズ引用:イージーウォークハーネス

通常タイプのサイズ

通常タイプは8サイズ展開です。

サイズ
犬種目安
胴回りストラップ
Petite
超小型犬
30-40cm1.3cm
P/S
小型犬
35-46cm
Small
小型犬
38-51cm
S/M
中型犬
48-63cm1.9cm
Medium
中型犬
51-71cm
M/L
大型犬
63-89cm2.5cm
Large
大型犬
66-91cm
XLarge
超大型犬
86-116cm

デラックスタイプのサイズ

デラックスタイプは4サイズ展開です。

サイズ
犬種目安
胴回りストラップ
Small
小型犬
ジャックラッセルなど
40-59cm1.9cm
Medium
中型犬
ボーダーコリーなど
58-70cm3.1cm
M/L
大型犬
ゴールデンなど
63-84cm3.1cm
Large
大型犬
ジャーマンシェパードなど
71-104cm

(注) 同じMサイズでも通常タイプとデラックスタイプでは大きさが異なります

イージーウォークハーネスの販売店

イージーウォークハーネスはAmazonや楽天市場で購入することができます。

【Amazon】

【楽天市場】

では、最後にイージーウォークハーネスを実際に使った感想をまとめたいと思います。

選んだイージーウォークハーネス

イージーウォークハーネスの種類

選んだのはデラックスタイプのイージーウォークハーネスです。

引っ張り防止イージーウォークハーネス(デラックス)

通常タイプは肌に擦れやすいという口コミを拝見したので

肌に優しいデラックス版を選ぶことにしました。

イージーウォークハーネスのサイズ

ゴールデン・レトリーバーセナの体重は28-29kg程度。

サイズ選びの基準になる胴囲は75-76cm

選んだのはM/Lサイズです。

次に実際にイージーウォークハーネスを使った感想です。

 
 

イージーウォークハーネスを使ってみて

ゴールデン・レトリーバーセナ3歳9ヶ月

前に出られない

まず、イージーウォークハーネスをつけると

いつも使っている首輪よりも明らかに歩くスピードが落ちました

そして

リードにテンションがかかると歩みが制限され前に出れない感じです。

最初は使いにくく感じる点も

左右を移動させるときにリードが頭の上を通ってしまうことに

戸惑いました。

その点が使いにくいなと最初に感じましたが

使っていくうちに慣れて

今では「おかお」と声をかければ上手にリードをくぐってくれるようになりました。

お散歩が楽になりました

イージーウォークハーネスをつけていると

仮に力一杯引っ張られたとしても制御することが楽になりました。

イージーウォークハーネスをつけていると動きが制限されるため

引っ張る時に犬が出せる力も減ります

引っ張ってもそれを正すことができるリードという感じです。

飛びつき対策にも

イージーウォークハーネスは

胸のところにハーネスがかかっているので

前足をあげるのが大変なようで

飛びつきにも効果を感じられました。

イージーウォークハーネスは飛びつきを制するものではないので全く飛びつかなくなるわけではありませんが、飛びつきを制するのも普通のハーネスに比べて力が少なくて済みます。

セナとイージーウォークハーネス

イージーウォークハーネスを最初につけはじめた時は

歩きにくそうにしていました。

お散歩の時に首輪なら嫌がらないのに

「イージーウォークハーネス」をつけようとすると逃げ回るので

やはり自由がきかないハーネスなんでしょうね。

使い始めてしばらくは「イージーウォークハーネス」で散歩していました。

その時に上手に歩けた時には褒めるを繰り返して

ただつけるだけでなくトレーニングもしていました。

時には首輪に戻したりしながら

「イージーウォークハーネス」ではなかったらどうなのかを感じながら

トレーニングを進めていました。

今はイベントの時やお出かけの時、はじめての場所にいく時など

興奮しやすい時に限り「イージーウォークハーネス」を使っています。

首への負担の軽減

トレーニングもそうなのですが

お散歩の時の引っ張りは首・気管にも負担がかってしまいます。

それを危惧してハーネスを使い始めたこともあり

「イージーウォークハーネス」であればよほど力をいれないかぎり

ゼーゼーはしないので、この点も満足しています。

イージーウォークハーネスのまとめ

イージーウォークハーネスを使いはじめた当初格段に散歩が楽になったのを覚えています。

イージーウォークハーネスをしている時は何よりもリードでのコミュニケーションが取りやすいので、

散歩中に褒めるタイミングを作ってあげやすいです。

こんな風に引っ張られても

引っ張り防止イージーウォークハーネス

クイッと引くだけで

引っ張り防止イージーウォークハーネス

戻ってきます

引っ張り防止イージーウォークハーネス

そして、散歩中に褒められることがセナも嬉しいみたい

引っ張られてしまう散歩はとっても疲れるもの。

イージーウォークハーネスは楽しく散歩できるようにトレーニングする良いツールだと思います。

矢印アイコンスタンダードタイプの引っ張り防止ハーネス
矢印アイコンセナ(28-29kg)に選んだ引っ張り防止ハーネスはクッション性がプラスされたバージョン(セナはMLサイズ)

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