皮膚炎を治すために、動物病院を変える、動物病院を選ぶ。その時に考えていたこと。



ゴールデン・レトリーバー  セナの皮膚炎がなかなか治らず、治療は一進一退、良くなることもあれば症状が再発することもあります。

大型犬 エリザベスカラー

このまま同じ動物病院に通い続けても、皮膚炎が良くなる可能性が少ないのではないか。そう考えて、皮膚炎を治すために動物病院を探すことにしました。

皮膚炎を治すために、動物病院を変えることを決めた

動物病院選び、動物病院を変える時は、慎重になります。動物病院を変える難しさを感じながらも、あれやこれや考え、皮膚炎を治すために動物病院を選んでいきました。

▼皮膚炎の原因が分からない。から、抜け出したい

治療の中で『いまの皮膚炎の原因って何なのでしょうか・・・』と、獣医師に話すと『わからない』と何度となく言われました。

皮膚炎の原因が分からないで、どうやって適切な治療するのだろう。皮膚炎が良くならない中で、毎回の症状に対してただただ処方していくという診療で、皮膚炎の治療がこのまま延々と続く怖さを感じました。

そんな中、皮膚炎適切な治療を受けるには、総合診療ではなく皮膚科専門医にかかる必要があるのかなと徐々に思ってきたのです。


▼皮膚炎は、皮膚科専門動物病院がいい?

ゴールデン・レトリーバー セナの皮膚炎を治すためには、皮膚科専門の動物病院が良いのかなと思い、まずは皮膚科を得意とする動物病院を探しました。

参考:犬の皮膚病に強い動物病院 10選 ペットの生活

ペットの生活という情報サイトに記載されていた、皮膚病に強い動物病院を参考にしたりしながら、インターネットで調べました。

ですが、ここにしよう!と思える皮膚科専門動物病院がなかなか見つからない。良いなと思っても、自宅から何時間もかかる病院だったり、予約がなかなか取れなかったり。


▼皮膚科専門以外にも、一般的な総合診療の動物病院も探しました

犬の皮膚炎に強い皮膚科専門動物病院から、皮膚科専門でなくとも丁寧な診療を行う総合診療の動物病院まで、様々な動物病院を探しました。

動物病院選び

どういった病院を選べば、ゴールデン・レトリーバー セナの皮膚炎を根本から治療できるのでしょうか。どうしたら、原因を突き止め治すことができるのでしょうか。頭をかかえる日々が続きました。

 

動物病院をどのような基準で選ぶのか

人間でしたら、自分でこの病院/医師は合わない・治らない・信頼できないと思えば、自分で判断し自分で病院を選ぶことができます。しかし、犬の場合、この治療で良くなっているのか?それは外から見ての判断しかできませんので、ある程度”治療経過を診る”ということが必要なことが多いです。

▼動物病院を選ぶ難しさ

一旦動物病院を変えたらしばらくはその病院に通う、その前提で選ばなければいけません。だからこそ、病院選びとても慎重になりました。急性皮膚炎か慢性皮膚炎かもわかりません。しかし、皮膚炎ですから、長期化も念頭において選ぶ必要もあります。

動物病院

▼ずっと通っている動物病院が良いのか?

子犬の頃から通っている動物病院に継続して通い続けられることは、良いことでしょう。ゴールデン・レトリーバー セナの成長や、これまでの病歴、傾向などをわかってくださるからです。

動物病院が信頼のおけるものでしたら、通い続けるのが良い選択だとも思います。しかし、セナの皮膚炎を治すのためには、勇気をもって動物病院を変えることが、良いと考えました。


▼動物病院を選ぶ基準は?

今回動物病院を選ぶ上での基準は、このようなものでした。

獣医師の腕、技術はもとより、丁寧であること、説明がきちんとなされること、信頼できる獣医師・看護師であること。

実際に動物病院に通ってみないとわからない部分も多いのがジレンマです。ですが、皮膚炎を早く治してあげたいという思いのなか『まずは、通ってみよう』という気持ちでは、動物病院を決めることはできませんでした。

▼動物病院の治療に、疑問を感じていました

セナをお迎えして約1年。動物病院に通うなかで、診療や投薬に疑問に感じることがとても多かったです。具体的には、このような疑問を動物病院に感じていました。

動物病院への4つの疑問

動物病院への疑問(1) 担当獣医師が毎回違う
動物病院への疑問(2) 治療方法の決定が一方的で、理由が曖昧
動物病院への疑問(3) 治らないのが当たり前?
動物病院への疑問(4) 投薬・処方箋の説明不足

今感じている動物病院に対する疑問を解決できる病院を選びたかったのです。どのような疑問なのか、もう少し詳しく書いてみようと思います。動物病院に対して、同じような疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。

動物病院への疑問

動物病院への疑問(1) 担当獣医師が毎回違う

ゴールデン・レトリーバー セナが子犬の頃に通っていた動物病院は、ある程度医療設備の整った近所では大きめの動物病院でした。

医療設備が整ってる点は、良かったです。院長の他に、獣医師が複数に常駐している動物病院でしたが、毎回担当獣医師が異なりました。

そのため、診察の度に前回までの治療内容と経緯をこちらから獣医師に話す必要がありました。同じ動物病院でありながら、獣医師は、前回までの犬の状態を診て把握しているのではなく、カルテから状態の把握をしていました。

大きめの動物病院ではある程度仕方のないことなのかもしれません。ですが、まるで、毎回違う動物病院にかかっているような状態でした。

 

動物病院への疑問(2) 治療方法の決定が一方的で曖昧

なぜその治療をするのか?説明が少ないままに、栄養剤や抗生物質の注射などを打たれたことがありました。

獣医師の言葉『一応、注射しておきましょうか』

注射に限らず

“本当に必要な治療なのか””何故その治療方法なのか”と疑問に思うことが多く、モヤモヤとした気持ちがありました。獣医師に説明を求めても『ん〜・・・まぁ大体の犬はこれでよくなるから』という回答が多いのです。

 

動物病院への疑問(3) 治らないのは、当たり前?

ゴールデン・レトリーバー セナが、指間炎を繰り返し発症するようになった頃です。医師の意見は、『指間炎、こないだいつだっけ?2ヶ月ぶりか〜。いい方だよ!繰り返すものなんだよね〜。』でした。そして、『これ飲んでおけばとりあえず大丈夫だから』、といって渡されていたのは抗生物質とステロイドの内服薬でした。

人も付き合っていかなければいけない病気があるように、犬にも生涯を通して付き合っていく必要のある病気、完治は難しい病気があると思います。例えば、犬の指間炎は再発可能性が高い皮膚炎だそうです。

動物病院 皮膚炎

ですが、”最初から治らない、皮膚炎はこういうもの。また、また皮膚炎になったら抗生物質やステロイド薬を飲めばいい。” という治療方針には賛同できません。出来る限り治したいのです。完治が難しかったとしても、『治る可能性』を探すという姿勢で犬に向き合う医師に診て頂きたいと思いました。

治療方法を試した結果、アレルギーの様に付き合っていかなければいけない病気だと判明した場合は、そうだと受け入れるしかありません。その段階ではじめて、症状を軽くする治療を “続けていく” という、方法をとりたいのです。

 

動物病院への疑問(4) 投薬・処方箋の説明不足

皮膚炎で動物病院を変えるまでの間に通った動物病院数件全て、処方される薬について詳しい説明がありませんでした。

獣医師からは、こんな風に言われることもよくありました。

『これ飲んでおけば、大抵大丈夫』
『元気だから、そんなに心配しなくても大丈夫だって』

まだセナが子犬で、動物病院に通い始めた最初の頃、処方された薬の種類やどんな薬なのかを知りたくて、聞いたところ『えっ・・・どんな薬って』と驚かれた事があります。私も、とても驚きました。

▼聞かないと教えてくれない、動物病院も沢山あります

どんな薬を処方箋として出すのか、人のように診療明細書などに記載してくれる動物病院とそうでない動物病院があります。

今まで通ったことのある複数の動物病院は、『抗生物質』や『整腸剤』という大まかな薬の分類だけを伝えるにとどまっていました。ですが、しつこいと思われても、毎回薬の名前だけは聞くようにしていました。

動物病院の診療明細1 – 内用薬とだけ記載

動物病院 診療明細2

動物病院の診療明細2 – 同じく、内用薬とだけ記載

動物病院 診療明細3

診療明細だけでなく、処方箋袋にも薬名は記載されていませんでした。


▼薬の名前さえわからないことの怖さ

普通に考えれば、『何の薬を飲んでいるかわからない』というのはとても怖いことです。一般的には安全性が高い薬だとしても、薬の名前を知らなくてよいとは思いません。

内服薬のシートに薬の名前が記載してある場合も、ない場合も

抗生物質ラリキシン 犬

安全性の高い薬でも、副作用が出る可能性はあります。重篤な副作用でなくても、薬のせいで体調が悪くなることもあるでしょう。

家族の責任として、薬の名前は絶対聞いておこう。薬の説明が不十分でも、とりあえず名前さえわかれば自分で調べられると思いました。獣医師から薬の説明を受けられることがベストですが、なかなか難しい場合も多いのです。


▼動物病院って、こんなもの?

なぜ、犬だと薬の名前さえ知らせないで、医薬品の処方をするだろう。

疑問に思いました。

一方で、あまりにもそのような動物病院ばかりなので、犬の治療や処方薬について説明不足でも『これが動物病院の当たり前』なのだろうか・・・。と思うことも。

ですが、もしもという緊急時を想定してみました。


▼もしも、犬が急に体調を崩した時。緊急時にどうする?

もしも、急にセナの体調が悪くなって、他の動物病院や救急病院にかかることになった時、今飲ませている薬の名前が分からないって・・・。どうでしょう。

そう考えた時、薬の説明を受けられないことは、信頼できる病院・医師ではない、と思いました。

動物病院 救急

緊急だった場合、今飲んでいる薬や治療の内容を理解していないばかりに、適切な治療が受けられない可能性もあります。

薬の副作用で体調が悪くなったのかもしれないし、薬の飲み合わせもあります。緊急時を考えても薬の情報は、絶対に必要。と強く思ったのです。

 

技術だけでなく、医師の診療方針はとても大事

皮膚炎の治療のために新しく選んだ動物病院の医師は、動物病院で行われている治療について以下のような主旨をWEB上のコラムで書いていたのです。

夜間救急を担当していた頃、犬が昼間にかかった病院でどんな治療を受けているのか、どんな薬を飲んでいるのか、飼い主に知らされていないことが多い。これは、自分たち獣医師に問題があるのでは。

 

それまでの動物病院での治療や、薬の処方、説明について、疑問や不安に思っていたことについて、触れられていました。現在感じている動物病院に対する疑問を、この医師・この動物病院なら解決してくれるかもしれない、そしてセナの皮膚科の治療を任せられるかもしれない、と思いました。

こちらの動物病院は、皮膚炎に特化しているわけではなく、総合診療の病院です。

動物病院にて

ゴールデン・レトリーバー セナ1歳@動物病院

▼皮膚科専門の動物病院がよいのか?藤沢の米倉動物病院も候補に。

皮膚炎であれば、皮膚専門動物病院で診てもらうべきなのか?と考えました。動物病院の皮膚専門で有名な、神奈川県藤沢市にある米倉動物病院も候補にありました。

ですが、病院を探していたこの時期、既にこの時ゴールデン・レトリーバー セナが皮膚炎を発症してから2ヶ月。2016年1月からエリザベスカラーの毎日です。

説明を求めても充分に説明さえなされない、治療過程が曖昧な動物病院
なかなか治らない皮膚炎
なぜその治療なの?
反対に悪化したけど、なぜ?

曖昧な治療を行う動物病院に不信感さえ抱き始めていた頃でした。医師自身のなかでは通常の治療過程を踏んでいたとしても、こちら側に治療の説明がなされなければ、私たちには今どのステージにいるのか、今後どのような治療方法があるのか知ることはできません。

ですから、皮膚専門の動物病院であることよりも、診断・診療の過程に信頼ができ、納得できる医師のもとで診ていただきたい。そう考えて、皮膚専門の動物病院であることは第一優先にしませんでした。

▼信頼できる医師・納得できる治療を求めて

悩んだ末、信頼でき、必要充分な説明が受けられ、納得できる治療を受けられるであろうと考えた、動物病院へ足を運ぶことにしたのです。

自宅から車で40分程度かかります。

選んだ動物病院は、皮膚科専門の動物病院ではなく、総合診療の動物病院です。こちらの動物病院がベストな選択となるかは、分かりません。やはり、皮膚専門科の動物病院で診て頂く必要が出てくるかもしれません。

それでも、まずは “この動物病院の医師に賭けてみる” そんな気持ちで選びました。

▼診療明細に処方薬の種類が記載されている

こちらから質問せずとも、薬の名前や薬の効能について説明をしてくれたのは、2016年3月から皮膚炎治療のために通い始めた動物病院だけです。

診療明細や、処方箋袋にも薬の名前が記載されています。

動物病院 診療明細1

対象が犬・動物となると、おざなりな対応になる病院も多いものです。皮膚炎を治療することが目的ですが、基本的な部分をしっかりとして下さる動物病院でよかった、とまずはホッとしました。

医療技術は当然ながら、医師の治療方針と考えが合うか、向いている方向が同じなのか、という点は、動物病院にかかる上でとても大事なことだと痛感しました。

そして現在、段階的に皮膚炎の治療を進めている途中です。


関連参考リンク

犬の皮膚病に強い動物病院 10選 ペットの生活


この記事を読んだ人に読まれています


G's Family トップページ