ゴールデン・レトリーバー セナ
9歳3ヶ月 2024年3月
成長記録
ゴールデン・レトリーバー セナ日常の様子(成長記録)です。月別でまとめています。
セナ日常の様子 2024年3月
ゴールデン・レトリーバーセナ9歳2-3ヶ月、体重31.5kg。
春になると顕著に表われるお腹の不調とそれに伴う嘔吐。
3月は大きく分けて3回ありました。
お腹の調子 ① 3月1週目
3月に入ってすぐのことでした。
最初の週末は家族の用事でいつもとは違う時間に動かなければならず、その疲れからか週明け月曜日の夕方からお腹の調子が体調下り坂。
翌日の3/5(火)には下痢嘔吐。この日朝から私も体調を崩し寝込んでおり、パパが帰宅してほっとしたのかその後すぐにセナも嘔吐、そして下痢でした。パパが帰ってくるまで我慢していたのだろうというタイミング。
ちなみにパパは私とセナが調子を崩す前に先にダウンしており、みな体調の優れない1週間でしたが
セナのお腹はその週末には回復をしてくれて一安心。
お腹の調子 ② 3月3週目
3月3回目の週末。この週末(3/16-17)はとても暖かくセナ地方最高気温20度。
3月に入りまさに三寒四温の気候が続いており、朝晩の寒暖差も大きい。
短時間ですがエアコン稼働させるほどに暑く感じ、夜でも15度前後もありセナも暑そうにしていました。
気温が急に上がる時は要注意。
暖かい日中は人は気持ちよく春気分で出かけたくもなりますが、人は薄着にすることができ、それでもちょっと歩くともう暑い....。
セナはまだ冬毛、暑くてもコートを脱げないと思うと、明らかにセナの方がこの寒暖差の負担は大きい。
散歩も短めにしつつ、休憩しつつ。
気を遣いながら気温の高い週末を過ごしたものの、週明けの3/18(月)体調がガクッと落ちました。
3/18(月)朝のうんちは軟便〜下痢で、昼前に嘔吐2回。少し時間をおいてまた嘔吐2回。
外は強風が吹き荒れて、家の中にいてもビュンビュン音がしてます。
胃腸を休めると同時に、水分摂取はして欲しいので下痢だけでなく嘔吐を伴う時はより食事を迷います。
水分を摂取して欲しいものの、なかなか水分だけは飲んでくれないですし、こういう時はボーンブロスだったり匂いの強いものは口にしたくない、それも理解できます。
大抵嘔吐の次の1食は抜くことが多いですが(1日3食)、いつもより少しお昼ご飯を遅らせた時間で軽い食事を用意したところ食べました。
その後、ソワソワして何度も外に出てみてはウロウロ。おトイレ?ゲーゲー?と見守りますが、気分は優れないけど出ないのか、外の空気にあたりたい気分なのか。
軽めの食事とはいえ早すぎたかな、多すぎたかな....とその判断に迷いを持ちつつでしたが、結局その後は嘔吐と下痢はすることなく、この日は一安心。
翌日の3/19(火)にはパーフェクトうんちで、喜んだもの束の間。
3/20(水祝)の朝はよかったのに、昼間に少量だけど突然の下痢。夕方雷と雨だったのでそのせい?と一過性であって欲しいと願うもそのまま少しずつ下り坂になり3/22(金)に症状が悪化。次項に続きます。
お腹の調子 ③ 3月4週目
3/18(月)に崩した調子が戻りつつあるように見えましたが、戻ったのはたった1.5日だけ。
同じ週の3/22(金)にまた調子を大きく崩しました。
この日、いつもなら寝ている朝の時間にまたソワソワウロウロ。最近の調子が悪い時のセナの行動。
気持ち悪いんだろうな....朝のうんちも緩かったから下痢かな。でも、嘔吐も下痢もなかなかしない。
そしてこの日は困ったことに病院。車移動が必要で近くはない。鍼の予約だったのでこのまま家で休むべきか?今日頑張って鍼を受けさせたらその後は少しは楽になるんじゃないか。とキャンセルするか非常に迷ったけど行くことに。もしセナが動きたくないといったり出発する前に下痢や嘔吐をしていたら、もうキャンセルしようと思っていたけど。
声をかけると、気持ち悪い中車に乗って頑張って行ってくれた。結局途中嘔吐も下痢もで辛い思いをさせてしまって半分後悔、途中で帰ろうかとも思いました。でも夜に症状が落ち着いたセナをみて少し安堵。夜もよく寝れていました。すぐに予約を振り替えられるわけでもない時の体調不良時の通院の判断は難しい。
セナの今の体調不良は春の気候によるものが大きいと思われ、下痢や嘔吐を短期間で繰り返せば繰り返すほどどんどん回復する力を失っていってしまうと感じるので、長引かせない早めに回復のきっかけを与えてあげることが大事だと考えていて、でも本当は今日なんて家にいたかったと思うし、居させてあげたかった。気持ち悪くてお腹が痛い時に車移動なんて考えるだけで辛い。自分だったら病院?いいよ家で休みたい!いつ吐くかいつお腹痛くなるか分からないのに車移動なんて無理。って絶対思ったと思う。この日は結果、嘔吐2回下痢3回(うち血便2回)でした。
散歩中のびっこ
1月〜3月の間、散歩中にびっこを引くことがたまにあります。
散歩中のびっこは頻度もそこまで高くなく、30秒も続かないくらいほんの少しの間のことで今のところ散歩中に長引いたりはしていません。以前にも時々あったことで、あまり調子がよくない・自律神経が乱れているかなというサインとして今のところは捉えています。
家の中で足が滑る
ただびっこだけでなく、同じく1月の初め頃から、普通に家の中を歩いていて突然ずるっと滑ることが時折出てきました。
家の中でずるっと滑ってちょっと踏ん張りがきかないのかもと感じるのはここ最近のことです。
昨年8歳の7月に急性体調不良で1週間ほど散歩ができなかった時に、足が滑りやすくなったことはありましたが、その後散歩を徐々に戻して運動ができるようになってからは踏ん張りも比較的戻ってきていましたし
ここ最近は散歩もしっかりしているのでまた違うというか、新たな症状だなと感じています。
後ろ足
さらに3月11日(月)のこと。
朝起きて散歩の支度をしていたところ、セナの後ろ足がいきなり抜ける感じで、完全に尻もちをつく寸前のような状態になりました。
すぐにセナは立ち上がって動き出しましたが、同じようなことがすぐもう一度。
あれおかしいなと。
この症状が出たのは数えて2日。気になるのでドクターに後日相談。
3月11日は最高気温13℃で平年並み。でも朝は0℃とここ最近にしては冷え込みが強かった。
痛み?
後ろ足が抜けるような症状については西洋医学的には未病の段階なので鍼担当のドクターに相談してみたところ
「腰のところがいつもより硬いから、もしかしたら下半身に痛みが走ったのかもしれない」という一つの見解を示してくれました。
私もここ数年で腰痛や股関節痛持ちになってしまったのでよくわかるのですが、その日によって痛みが違っていきなりズキッとくることがあるんです。その感じで、痛みが走って後ろ足が抜けたようになったのでは?と。
2月下旬から顕著に春の体調の不安定さが出てきており、この季節の変わり目によって自律神経の乱れ疲れがあったと思います。自律神経が乱れると血流が悪くなり、特に心臓から遠い下半身の腰や後ろ足の方に痛みが出ることもあるのだとか。
人の腰痛もヘルニアなどの原因がはっきりしているのはたった2割という話があります。残りの8割の大半は筋肉低下・血行不良・バランスなどが原因として考えられています。血行不良は自律神経の乱れから引き起こされることも。自律神経が乱れるとき多くの場合は交感神経優位、すると血管が収縮し血流が低下、特に末端の血流が落ちるという現象が起きます。
この時鍼治療で硬さを感じたツボは「小腸兪(しょうちょうゆ)。その名前の通り小腸に作用するツボですが、腸の働きを促進する他股関節疾患や腰痛なども関係するツボ。
鍼
後ろ足を診てもらった鍼治療は、お腹の調子 ③ 3月4週目 で書いた下痢嘔吐があった日でもありました。
後ろ足に続く腰回りなどもやりつつ、"右目だけしっかり開いてない"とドクターが気づいてくれて、この日は初めて目の上にも鍼を打ちました。
3月末のお腹の調子
話をお腹の調子に戻すと、嘔吐下痢・血便とかなり調子が悪い中頑張って受けた鍼治療。
鍼治療終了後その日は1度下痢をしましたがその後下痢嘔吐が止まり、翌日には形が戻り回復傾向に。数日後、雨だった日(3/26)に一度少量下痢をしたものの一度きりでその後は無事回復へ。
3月最後の週末はなんとセナ地方の最高気温27度。3月として記録的な暑さで過去一とのこと。こんな日はセナには必ず負担になるので、大事に無理しないように過ごしてお腹の調子を戻して3月を終えることができました。
耳血腫
3月は耳血腫発症なし!
1月に初めて発症した右耳の耳血腫。2月もまた右耳に耳血腫。
1月に治ってから1ヶ月以上経過して発症した経験からまだ安心はできませんが、3月中に耳血腫の発症はありませんでした。
3月中は耳血腫治癒予防のためのレメディ及びサプリ継続。右耳にハーブジェルの塗布で自宅ケアをしました。
散歩
毎日のお散歩はセナの楽しみ。
気温が少しずつ上がってきた3月中旬(3/15)のこと。3月上旬はまだ冬の空気が残っていたので散歩もしやすい日が多かったのですが、この頃丁度最高気温が上がり始めた頃で夕方でも気温15度と歩くと暑く感じた日でした。
夕方の時間をこれまでよりも少し遅くしたものの、歩くと暑さを感じます。
セナも歩くと涼しい日にはなかった、ぜーぜーをして。
するとある場所で止まってしまいました。
最初は行きたい方があるのかな?と思ったけど、それも違う。
動かない。いつも休憩する場所がもう少しだから、休憩しに行こうか?と言っても動かない。
ここで休んでいいよ?と話しても座ったまま。
その後しばらくすると伏せをして休みだしたので、端の方に移動してしばらくその場で休憩することに。
散歩の途中の休憩はよくあることですがこの時は普段休まないような場所で動かなくなり、これまでにないことでした。
これまでになかったことについてもう一つ。セナのソワソワについて。これまで調子の悪い時はソワソワというか、ウロウロだったりママのそばに来てお知らせしてくれたりという仕草が主だったのですが、この3月はソワソワ動きという表現の方がしっくりくる動き方をすることがあります。更に、調子は特に悪いわけではないのに夜ご飯の後などソワソワ動きをすることがこの2月〜3月になっていきなり始まりました。最初はその時も調子が悪いのかと心配して、でもそうではないことも多くあって。調子が悪い何かを伝えたい時の動きのようではあるのですが記録まで。
3月最終週あたりから痰の絡みが毎日気になるようになりました。
詳しくは4月の成長記録に書こうと思います。
2024年3月を振り返って
さて、なんとか9歳3ヶ月の成長記録まで更新が追いついてきました。
ここ最近の更新について少し触れておきます。
耳血腫やもろもろ生活のことが重なりこれまで以上に記事更新の時間が取れなかった年末年始からのこの3ヶ月。それに伴ってInstagramもほぼ更新できず。
さらに3月に入ってからセナの体調の不安定さがある中、人も体調を崩してしまって、春は毎年忙しくなり更新頻度が落ちることが多いとはいえG's Familyを始めて9年、一番更新できなかったのが今かも知れません。
きっとこれから生活もいろんなことが待ち受けていてその度に同じように更新が遅れるかもしれませんが、子犬の時から続けてきた大切なセナの記録や学びを遅れてでも続けていきたいと思っています。
このような更新の中でもセナのことを見守って下さる方たちに感謝の気持ちでいっぱいです。
今月の体調・食事・服薬の概要
2024年3月 | セナ9歳3ヶ月 |
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体重 | 31.5kg |
食事 | 2歳4ヶ月(2017年4月中旬)、ドライフード(オリジン)から完全手作り食(生肉主体)へ移行完了 2021/9/13より全ての生肉一旦中止 |
食事 肉類・アレルギーなど | 2023年 1月中旬より豚肉メインから鶏肉メインへ 4月より 豚肉を少しずつ多くしているがお腹が緩いことも多いので鶏肉の2割程度 7月下旬より 朝鶏肉・昼夜豚肉メインへ 2024年 引き続き朝鶏肉・昼夜豚肉メイン |
お腹の調子 | 2024年 1月中旬 急な冷え込み・強風の翌日下痢嘔吐 2月 急な気温の後下痢嘔吐 3月 気温上昇・寒暖差により下痢嘔吐が増える |
今月の薬ほかサプリ | 2023/5 四逆散・腎固 効かず 2023/6~7上旬 五苓散から平胃散+理中丸へ 2024/1 耳血腫治療・予防のためのサプリ開始 |
鍼治療 | 7歳6ヶ月から開始 8歳8ヶ月から通院頻度変更 |
肛門のかゆみ状態 | 22年11月~23年7月 お尻引きずりなし 23年8月 お尻引きずり頻回 |
股の痒み状態 | 2023年10月〜2024年1月 月に1回〜2回程度急に気にする 消毒液・部分シャンプーなどで長期的な悪化は避けられている |
指間炎の状態 | 2024年 1月 昨年晩秋の頃から落ち着き気にすることはかなり減った 落ち着いている間も毎日消毒液で洗浄でキープ 3月末 やや気にすることが増える。なめ壊しまではいかない |
耳の状態 | 2024年 1月 右耳耳血腫初めて(外耳炎なし) 2月 右耳耳血腫2回目 3月 右耳の一部のみ外耳炎のような炎症が起きやすい状態に思える |
他の皮膚炎 | 11月 痒みが多いのでビオチン再開 |
目の状態 | ずっと続いていた黄色い目やにが 2022/7月半ばより減少 8月9月共に一ヶ月通して黄目やにほぼなし! ~12月 2024年3月までなし。黒い目やには出るが通常範囲。 |
呼吸器の状態 | 2023年 2月 呼吸異常が長く強く出る・嘔吐を伴う 10月上旬 呼吸異常が少し出る 痰は少し毎日ではない 2024年 3月末 気温上昇とともに痰が絡むことが増えてきた |
皮膚炎の内服薬 | 1歳9ヶ月(2016/9)から服用を続けていた痒みを断ち切るためのお薬アポキル錠/アポクエル(Apoquel)16mgは、2020年9月サイトポイント注射開始に伴い頓服使用へ |
アポキル錠の服用状況 | 今月のアポキル服用:なし サイトポイント(5歳8ヶ月開始):月1回継続 |