犬の健康 目の治療

黄色い目やに一旦治りました。原因は結膜炎ではなかった?【治療記録】

黄色い目やに一旦治りました。
原因は結膜炎ではなかった?
【治療記録】

犬の黄色い目やにの治療「抗生物質点眼を1週間した後完治」 ゴールデン・レトリーバーセナ6歳2ヶ月、昨年12月から黄色い目やにが出るようになり動物病院に何度か通いました。

黄色い目やにの治療のために、抗生物質の目薬・ヒアルロン酸の目薬・消毒の目薬を使用。

それでも黄色い目やにが治りきらず再度動物病院で診てもらうことに。

治療の結果、一旦黄色い目やにが治りました!

黄色い目やにが治った時の治療記録と今後についての記事です。

前回の治療記事:「黄色い目やにが治らず再診。涙の量を測る検査をしました。

 

 
 

黄色い目やにの治療過程

使用した目薬

ゴールデン・レトリーバーセナ、黄色い目やに(結膜炎)

上の画像は一番最初に黄色い目やにが出た時の様子です。だんだん出るようになったのではなく、ある朝突然黄色い目やにがついていたという感じです。黄色い目やに治療の最初の記事「突然の黄色い目やに。犬の結膜炎。動物病院で診てもらいました。」

冒頭に黄色い目やにの治療のために抗生物質・ヒアルロン酸・消毒の目薬を使ったと書きましたが目薬を使用した順番は

抗生物質の目薬

消毒の目薬

ヒアルロン酸の目薬

消毒の目薬

でした。

治療経過

抗生物質の目薬で黄色い目やにはある程度減りました。

でも目やにが治りきらずに一旦抗生物質目薬を中止して、消毒程度のメンテナンス目薬を使用。

その後切り替えたヒアルロン酸目薬では全然良くならなくて反対に黄色い目やにが増えてしまうように。

そこでもう一度消毒ができるメンテナンス目薬に戻しました。

でも消毒の目薬では黄色い目やには減っても治らない。

消毒の目薬を1日3回目薬を頑張っていても、 (日中は少しは良くなるものの)寝起きは黄色い目やにが固まってついてしまうという状態でした。

そこで動物病院にもう一度診てもらうことに。

今回処方された目薬

今回処方されたのは抗生物質の目薬「オフロキサシン」。

犬の黄色い目やにの治療目薬抗生物質「オフロキサシン」

抗生物質の目薬「オフロキサシン」は一番最初の黄色い目やに治療で処方された「ロメワン」と成分は同じとのこと。

人用として発売されているか犬用として発売されているかの違いだそうです

最初の目薬で黄色い目やには減っていたから耐性菌などでなければ同じ抗生物質で効く可能性が高い。

1日3回点眼して集中して再度細菌をたたこう。

という方針に決まりました。

 

黄色い目やに治療-再度抗生物質の目薬

抗生物質の目薬なので目への負担を考えて短期間でぎゅっと終わらせられるようにとオフロキサシン点眼を「両目1滴ずつ1日3回」1週間続けました。

抗生物質の目薬をした翌日から明らかに黄色い目やにが減りました。

犬の黄色い目やにの治療「抗生物質点眼の翌日の経過」

寝起きについていた黄色い目やにもついていない。

セナも目をこすらない!違和感がないみたい。

嬉しい!

良かった!

もう3日目頃に良くなっていたのですが、

「黄色い目やにが出なくなった時点で抗生物質の点眼やめていいですか?」と診察の際に聞いたところ

「目やにが出なくなっても1週間は使い続けてください」と言われていたので1週間目薬頑張りました。

1週間抗生物質点眼を頑張って黄色い目やになくなりました

犬の黄色い目やにの治療「抗生物質点眼を1週間した後完治」 犬の黄色い目やにの治療「抗生物質点眼を1週間した後完治」

そして、動物病院に再度かかり晴れて抗生物質の目薬終了!となりました。

黄色目やに治って良かったね〜!!

何だか目が気になって仕方なかったものね。

すっきりすっきり!

 

ただ今後については様子見をした方がいいということです。

 
 

黄色い目やに、もし繰り返したら

黄色い目やにの原因

犬の黄色い目やにの治療「抗生物質点眼を1週間した後完治」

黄色い目やにが出たのは昨年12月が初めてでこの約6年間一度も黄色い目やにはでたことがありませんでした。

では、なぜ「黄色い目やにが出はじめたのか」。

これについてははっきりとした理由はわかりません。

結膜炎だったのか

一番最初の診察で黄色い目やから結膜炎だろうと見立てがありましたが、結膜炎というほど結膜があまり充血していないなという感じを担当医も受けていました。

黄色い目やには細菌性の炎症のサインで、最初に疑うのは結膜炎だそう。

今回の診察でもやはり結膜の充血や炎症はほぼ見られなかったので以下の原因の方が可能性が強そうです。

  • 年齢による免疫力の低下
  • アレルギー性

このあたりが黄色い目やにが出た理由として考えられます。

セナはアトピー性皮膚炎がありますし、しかも昨年の9月からアトピー性皮膚炎のお薬をアポキルからサイトポイントに切り替えています。

犬のアトピー性皮膚炎治療薬 アポキルから「サイトポイント」へ 【初回注射/最初の1週間の痒み変化】

黄色い目やにが初めて出たタイミングと全く同じではなく2ヶ月〜3ヶ月のタイムラグはあるのですが(サイトポイント切替が先)、今まで炎症を抑える作用のあるアポキルを飲んでいたことでもしかしたら目のアレルギー症状が抑えられていたのかもしれません。

サイトポイントはアトピー性皮膚炎の痒みには効きますが、炎症を抑える効果は全くないので、黄色い目やにの症状に薬の切り替えが関係している可能性があります

もし今後黄色い目やにが繰り返し出てしまった場合には、アレルギーを抑える点眼が必要になってくるかもしれません。

自宅では様子を見ながらできるケアをしていくことにしました。自宅での点眼の種類については現在記事をまとめています。


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