犬の誕生月によって病気のなりやすさが異なる?
かかりやすい病気の傾向があるって本当?
アニコムが毎年発行している「家庭どうぶつ白書」を元にした興味深い記事があったのでシェアします。
なんと愛犬の誕生月によってなりやすい病気が異なる傾向があるそうです。
そういえば人も誕生月によってかかりやすい病気の傾向があるといわれますよね。
犬も同じように誕生月によってなりやすい病気があるようなんです。
誕生月によって病気のなりやすさが違う!? アニコム 「家庭どうぶつ白書2020」で分かった驚きの事実とは?
まず、病気全般にかかりやすい誕生月はいつか?というと2月〜3月生まれが最もなりやすいそうです。
セナの生まれた12月はやや病気になりやすい傾向にあるみたいです。
そして、どんな病気にかかりやすいかについても統計結果があります。
セナが生まれた月の12月の子がかかりやすい病気はどんな傾向があるでしょうか。
12月生まれの犬が特にかかりやすい疾患
- 血液疾患(貧血や血小板減少症など)
- 免疫疾患
- 泌尿器疾患(膀胱炎や腎不全など)
有意になりにくい傾向と出ているのは歯・口腔疾患(歯周病や口内炎など)でしょうか。
12月生まれ以外についても「アニコム家庭どうぶつ白書2020」に生まれ月ごとで詳しく掲載されています。
アニコム家庭どうぶつ白書はwebで閲覧することができます。
ただ、「アニコム家庭どうぶつ白書」は保険請求を元にした調査結果なので絶対数として大型犬よりも小型犬が多いこと、そして請求するか否かのオーナーの判断が入っていること、すでに除外疾患となっていれば請求できないこと。犬種の遺伝子疾患が考慮されていないこと。
等々気になる点はありますが病気の傾向を知っていると愛犬のケアに役立てることができたり、積極的に疾患をチェックするきっかけになりそうです。
ちなみに、人において「誕生月が生涯の病気のリスクに影響を与える」とアメリカ医療情報学会の機関誌で発表された論文は2015年6月米コロンビア大学の研究チームによるもので170万人規模の調査結果に基づいています。