ゴールデン・レトリーバー セナ
1歳9ヶ月 2016年9月
成長記録

G's Familyトップページに綴っている、ゴールデン・レトリーバー セナの日常の記録を、2016年5月より月別にまとめています。
セナの成長記録 1歳9ヶ月
2016年9月6日

ゴールデン・レトリーバー セナは、現在1歳8ヶ月。体重28kg。
皮膚炎の経過と今後の治療相談のために、動物病院にいってきました。
皮膚炎とお腹を整えるためのサプリメントを飲ませたり、食事に手作りを取り入れたりしたことで、セナの皮膚炎・お腹の状態は以前と比較してかなり安定してきたと思います。
それでも、指間炎をはじめとした皮膚炎は、ある程度以上には、なかなか回復していきません。
犬のアトピー性皮膚炎の新薬『アポキル錠』

犬のアトピー性皮膚炎の新薬『アポキル錠』という薬が、日本で2016年夏から使用開始の認可がおりたそうです。
「アポキル錠がセナの皮膚炎にどうなのか」というのも聞きたく、動物病院に足を運びました。
担当獣医師はアポキル錠の認可が下りる前の春頃から、アトピー性皮膚炎の期待の新薬がでるんです!と何度も言っており、多くのアトピー性皮膚炎の犬のために心待ちにしていたようです。
それくらいアポキル錠は、犬のアトピー性皮膚炎にとっては待ちにまった新薬のようです。
アポキル錠は他の薬よりも副作用が少ないことから、セナの皮膚炎にも良いのではないかと。
そして獣医師と相談した結果、アポキル錠セナも試してみることにしました。
海外では、日本に先立ってアポキル錠の処方は開始されています。
(海外で既に処方されているのはこちら:アポキル錠/アポクエル(Apoquel)16mg)
とはいってもアポキル錠は、新薬ですし、副作用についてもわかっていない部分もあり、副作用の報告はこれから徐々に上がってくる可能性もあります。
安全な薬と言われていますが新薬だからこそ気になる副作用

基本的にはアポキル錠は多くの犬にとって副作用が少ないので、比較的安心して使える薬の様です。ステロイドよりもずっとずっと安心なんですって。
本当はここまで心配しなくてもいいのかもしれないけれど、他の犬は副作用がないといわれた薬であってもセナは下痢をしたりなんらかの副作用がでることが多いので、アポキル錠の投薬には慎重になってしまうのです。
それでも、セナのお腹がアポキル錠の影響を受けないのか、アポキル錠で下痢・軟便をしないか、その上でやっと、アポキル錠が皮膚炎治療の選択肢として考えられるのだと思います。
ここで立ち止まっていても・・・ということで、アポキル錠が皮膚炎改善の選択肢として考えられるのかを見極めるために、アポキル錠を試してみることにしました。
お腹を壊さないか、よく寝ているのは倦怠感じゃないか、眠気が起きてる?
などと、アポキル錠の副作用、心配しています。
海外で先立って、そして早くも日本の動物医療現場においても、アポキル錠がアトピー性皮膚炎で犬の感じる辛いかゆみを軽減させ、多くの犬を救っているのも事実のようです。獣医師からもアポキル錠処方開始から2ヶ月で多くの犬のアトピー性皮膚炎が軽減できていると、聞きました。
全身のアトピー性皮膚炎で悩んでいる犬にとっては、これだけ副作用が少なくかゆみを除去する効果が高いアポキル錠は、本当に有り難い薬のようです。




2016年9月22日
ゴールデン・レトリーバー セナは、現在1歳9ヶ月。体重28kg。
セナの皮膚炎に、アトピー性皮膚炎の新薬・アポキル錠を動物病院で処方してもらい、試してみました。
(海外で既に処方されているのはこちら:アポキル錠/アポクエル(Apoquel)16mg)
アポキル錠を飲んでいると確かに、かゆみは収まるようです。アポキル錠は、簡単にいえばかゆみの伝達を断ち切ることで、かゆみを感じさせない薬です。かゆみがどの程度収まるのかは、皮膚炎の原因・症状・個体差によるそうです。かゆみは、ゼロにはなりません。このアポキル錠を飲んでいくのか、どうするのか、セナの体調を見ながら決めていく必要がありそうです。(アポキル発売元のゾエティス)
東洋経済のペット医療特集の雑誌『みんなペットに悩んでる』(こちら)が、届きました。早速、読みました。
犬の命を預かること
動物病院内での出来事というのは、なかなか知ることができません。他の犬がどのような治療を受けているのか、そして、結果どうだったのか。自分の犬が受けている治療は妥当なのか、判断する材料がとても少ないです。
実際にどのような治療をしてもらったかなどは、犬ブログなどでやっと見つけることも多いです。こんな医療ケースもあるんだ、こんな動物病院もあるんだ・・・今回の東洋経済のペット医療特集は、動物病院の現在を知ることに、役立つものでした。
とても印象的だったのは、犬の安楽死を選択された方の話。
癌だったそうです。ラブラドール・レトリーバー。犬の安楽死の選択が良いか悪いかではなく、犬を迎えるとはまさに命を預かることであり、最後の最後まで自分がどう選択するかがその犬の人生を決めてしまうものであることを思い知らされました。
オーナーさんの気持ち、犬の気持ち、考えるだけで心が痛いです。ですが、正直今まで犬の安楽死について真剣に考えたことがなかった自分にとっては、犬の安楽死を選択された方の話は考えさせられるものでした。
初めての軽井沢旅行へ
今週末軽井沢へ、セナとお泊まり旅行の予定です。
セナは軽井沢に訪れるのは、はじめてです。混んでそうなのですけど、軽井沢アウトレットいきたいな〜。軽井沢は犬に優しいようで、犬と一緒に利用できるスポットが多くあるそうです。
お泊まり旅行は、ゴールデンウイークぶり。思い切り遊ばせてあげようと思います!
お散歩の引っ張り防止ハーネス
お散歩の引っ張り防止ハーネスを試してみることに
お散歩時、横につけをするリーダーウォークはまだまだ。興奮して大型犬の力いっぱいでひっぱられる時は、お散歩も一苦労です。大型犬の2歳前は成犬として最も体力も気力も充実する頃。
ゴールデン・レトリーバー セナ2歳に向けて、少しずつでももう一度トレーニングをしようと、評判のよい引っ張り防止ハーネスを試してみることにしました。日本でも海外でも愛用者が多い、こちらの引っ張り防止ハーネス。届くのが楽しみです。
2016年9月を振り返って
アトピー性皮膚炎の新薬アポキルを開始したことは、今月の大きな出来事でした。アポキル錠を2〜3日あげてみたら、やはり痒みは治まっている様子。頼りになるお薬であることは間違いなさそうです。
軽井沢旅行は、遊ばせすぎたかも?と思ってしまう位遊ばせてしまいました。2016年12月でセナも2歳。もうそろそろ、自分で遊ぶ量を調整しそうなものなのですが、まるでまだパピーのように限界まで遊んでしまうんです。これは、人が調整してあげないといけなかったなと、楽しい旅行からの教訓。
旅行中は動く量が多く食欲もあるので、旅行最終日には食事量を増やしてあげたのですが、これもNGでした。結果的に、旅行中休む時間が少なすぎて、消化が追いつかない状態になってしまいました。欲しそうにしても、セナのためにあげない。という、選択をしっかりしないといけませんね。
セナの兄弟にも軽井沢で再会。ここは、ドッグデプトガーデン軽井沢(こちら)。混雑していなければ、カフェとドッグランを行き来できる場所。

カーロの軽井沢ジャルディーノに宿泊しました
2016年9月 | セナ1歳9ヶ月 |
---|---|
体重 | 28kg |
食事 | ドッグフード:オリジン日本総輸入代理店 |
オリジン購入先:オリジンアダルト・オリジン パピーラージ※ともに並行輸入品ではなく正規品です | |
夜だけ手作り食に移行中 | |
栄養補給 | ゴートミルク |
ドッグフードの量 | 1日440g目安:手作り食では、1日計440g×400kcal(1760kcal)を目安に作る |
食事の回数 | 1日2回 |
薬 | アトピー性皮膚炎の新薬アポキル16(アポキル錠/アポクエル(Apoquel)16mg)をはじめて試す |
セナの体調 | 軽井沢旅行の後、嘔吐・下痢 |
指間炎をはじめとする皮膚炎 | |
整腸剤 | ビオイムバスター、ミヤリサン錠 |
サプリメント | 乳酸菌・亜鉛・ビタミンC・ビオチン(ビタミンH) |
皮膚炎改善・免疫アップのために実際に、セナが飲み続けているサプリメント
種類 | サプリメントの目的 |
---|---|
亜鉛 | 皮膚形成に大事なミネラル |
乳酸菌 | 腸内環境改善・ビオチンを効果的に働かせる |
ビタミンC | 免疫アップ・ビオチンを効果的に働かせる |
ビオチン | 皮膚形成に大事なビタミン・アトピー性皮膚炎にアレルギー抑制にも効果的 |
犬の皮膚炎サプリメントなど発売されているので、そのようなサプリメントを与えるのも一つの選択肢でしたが、『何をあげているのかしっかりと把握したい』ということから、現在は単一のサプリメントを組み合わせてあげています。