ゴールデン・レトリーバー セナ
8歳11ヶ月 2023年11月
成長記録
ゴールデン・レトリーバー セナ日常の様子(成長記録)です。月別でまとめています。
セナ日常の様子 2023年11月
Date:2023年11月30日(木)
更新日が月末になってしまったので、11月のまとめ記録としてアップしていきたいと思います。
ゴールデン・レトリーバーセナ8歳11ヶ月、体重31.5kg。
この1ヶ月で秋が大分深まりました。
先月は1ヶ月を通して換毛が続いていましたが、11月後半になると換毛のピークは過ぎ(でも月末になってもまだそれなりの換毛があります)、身体も冬への準備を進めているようです。
秋の空気感の中、急に訪れた冬のような日に体調を影響される日がありました。
セナ地方11月の天気
11月はじめは日中は最高気温20度以上を上回っており昼間はまだポカポカ陽気。それでも最低気温は10月よりも下がり、朝方は11〜12度まで下がることも増えていきました。
そんな中、急に訪れた冬のような日11/12(日)。
この日は最高気温10度ちょっと、最低気温は7〜8度とこの秋一番の寒さでした。
昼間は病院の下見に行って散歩してと、過ごしたのですが
夜寝る前の時間にお腹がキュルっとなったようで久しぶりの下痢。
まだ寒さに慣れてない中での冬の日だったので、身体が冷えたのだろうなと。夜中に再度お腹下すかなと思ったのですが、お腹を壊した後にすぐに身体を温めてあげたのがよかったのか夜中に下痢をすることなく寝られました。
11月半ば本格的な秋へ
翌日は下痢までいかず、やや緩い軟便。
下痢をした2週目の週末11/12(日)から気温が一段と下がったこともあり、寒さに身体が追いつかない中すぐに回復とはいかずこの週はお腹の調子は黄色信号でした。
まだ寒さには慣れていないため10度以下を目安に冷えや循環をより注意して過ごしながら、それでも段々と寒さには慣れてくるもので、週の後半には夜に10度超えていると「そこまで寒くないね」と感じるようになっていきました。
11月3週目〜4週目散歩コース解禁
お腹の要注意期間は2週間ほど続きましたがその間下痢はしておらず、アップダウンがありながらもいいうんちをすることも増えていきました。
本格的な秋が訪れ最高気温が18度を下回ってきたので初夏から控えていたセナが好きな散歩コースを続々解禁。
11月最終週
11月も終わりに近づくと少しずつ寒さに慣れていっている感じが人の体感としてあり、セナの身体も少しずつ寒さに慣れていっていたと思います。
最後の週末は鍼治療。
10月の食欲不振・胃の不調の時もそうでしたが、セナの場合循環をサポートしてくれる鍼治療があっているようで鍼をすると上向きになるきっかけになります。
この時も鍼治療をした明けの最終週はお腹も安定を取り戻してきました。
鍼治療の重点ポイント
11月中旬丁度冷え込みが強くなった頃に、夜中セナが寝ている時に痰が絡んでいるのが気になった日がありその点を相談したので、肺や腕などを重点的にやってくれました。
気になったのは数日で毎日のように痰が絡んで仕方ないというわけではありませんでしたが、起きている時の痰も就寝時の痰も辛くて不快感が強いものですし、セナの痰は循環が落ちているサインでもあるので痰の症状が出た際には早めの対処を心がけています。
振り返ってみると痰の絡みが顕著に出始めたのは6歳からで、昼間にも痰が絡んでいることが多くありました。6歳や1年前の7歳秋に比べれば、今この8歳の秋は痰の絡みはかなり少ないと思います。
換毛期と身体の調子
9月下旬から換毛期が始まり、10月11月と換毛期が続いていました。
10月は食欲不振、11月中旬はお腹の調子が黄色信号と、これらの体調不良は季節の変わり目・気温の変化・寒暖差・急な冷え込みなどの影響が考えられるわけですが、換毛も影響している可能性がありそうです。
ドクターの話によると換毛は人が想像する以上に体力を使い、換毛期は顕著にだるさを感じる動物も多いとか。
セナも10月の換毛期ピーク時に見られただるそうな様子は季節の変わり目にプラスして、換毛で体力を使っていたからだったんだろうなと改めて思いました。
もう一つ換毛と身体のお話。
換毛と内臓の調子
今年のセナはなんだか例年よりも冬毛たっぷりだなと感じているわけですが、「内臓が充実していると毛に回る」そうです。8月の血液検査で2年ぶりに肝臓の数値が基準値内に収まり、内臓全般が基準値内でした。
今の今どうなのかというと断言できるわけではありませんが、傾向としては内臓の数値が改善している可能性が高いこと、今までよりもお腹を壊すことが減っていることで内臓の負担が減少し栄養を摂取できるようになってきたことなども8歳にして冬毛たっぷりになれたことに繋がっているのだろうと思います。
皮膚炎と保湿
11月はあっちこっち痒がっていました。背中や首後ろをよく痒そうにしていたのは換毛の影響もありそう。
脇の痒みも相変わらずあり....9月下旬に新しくシアバター保湿を開始してその時はかなり改善を感じたのですが、やはり気温が下がり乾燥が進んできた10月半ばあたりから保湿をしていてもトントンと後ろ足で掻くことが戻ってきました。ただ脇の痒みが増えた時にサラサラ系保湿だけでは物足りなかったことを思えば、プラスしたシアバター保湿は効果も感じますし今ところ欠かせない保湿剤です。
写真で使っているいつもの泡の保湿剤は、乾燥が強い時期にはちょっと物足りない保湿感。
ただ保湿効果が高いとはいえクリームや固形保湿剤は広範囲になると塗ることができず、さらに被毛も汚れやすいこともあり広範囲には不向き。被毛を掻き分けて広い箇所に塗るにはやはり泡状や液状が好ましいなぁ、と。
左足アキレス皮膚炎の経過
10月下旬から気になり出して舐めてしまうようになった左足アキレス周辺の皮膚の炎症と脱毛。
もっと悪化してしまうかなと思いましたが、なんとか踏みとどまってます。
同じく泡状+シアバター保湿の併用で保護。
手作りごはんの卵
10月中旬から卵解禁。
といっても卵を禁止していたわけではなく、夏の間意識的に控えていただけで全くあげなかったわけではありません。疲れ気味の時などにはあげていました。
秋になり鶏卵を取るにちょうど良い季節になってきたので(身体全体・肺に潤いをプラス)積極的にまた取り入れていこう、という解禁です。
鶏卵は薬膳的に平性の性質があり潤いを補う・身体の不足した体液や津液を補うなどと、滋養強壮にいい食材とされてます。鶏卵では黄身と白身は別々の性質を持っており、白身は涼性。この点からも一般的に夏に積極的に食べても問題ない食材とされているのですが、主に皮膚炎の点から今年の夏はあげるのを控えてました。
手作りごはんの量
この秋、体重31kg程度でキープ!
8歳春頃から少しずつ体重が落ちしまい30kgを切り7月には27kgまで落ちてしまっていましたが、その後体調が回復するとともに体重も増え9月〜10月に30kg台に戻りました。
秋は順調に体重をキープしており、このくらいの体重がちょうど良さそうなので10月頃から食事量をやや減らし調整しています。ここ最近はお腹の調子が安定しているので食べたものがきちんと消化され吸収率が上がっているようです。
ただ、換毛期も重なってエネルギーも栄養も必要な時期なので減らしすぎないように、換毛や季節の変わり目で体力を使うといつも以上にお腹がへることもあるからセナが食べたい日は少し多めにあげるように、また脂質をしっかり取るように、そんなことを心がけつつ調整していました。
良質な脂質を補給
6歳秋からバターを積極的にあげはじめ丸2年。量を少しずーつ少しずーつ増やしていき、今は毎食1匙とってもお腹的に問題ありません。(この量をあげられるようになったのは8歳夏頃)
バターをあげはじめた6歳11ヶ月の成長記録:2年前の丁度同じ11月のことでした。見返したら11月後半クッキー事件や季節の変わり目で下痢頻発してました。そうお腹を壊すのが以前より減ったのも7歳夏からで、それまではどの季節もお腹壊して仕方ない状態でした。6歳秋は黄色い目やに、夜中おしっこ、と他にも色々と。
新しい病院
10月下旬から11月半ばまで病院の下見にセナと一緒に回ってました。
下見は楽しいものではないので!必ず下見に行ったらその後セナが楽しくなる場所へ。
今年に入ってから特に7月の急性体調不良をきっかけにセナの病院選びは考えさせられることが多く、体調不良からの経過観察も落ち着いた11月のサイトポイント注射は新しい病院を探そうと動いてました。
セナの痒み止めの注射は毎月のことなので早くしないとまた次のサイトポイント注射がきてしまうし、取り寄せ可能かどうか確認する必要もあり、とこの期間は病院選びをアレコレ考えそのことに頭が集中していました。
そんな中絞り込んだ病院の1つで11月のサイトポイント注射は打ってもらいました。
2023年11月を振り返って
11月の振り返り
8歳セナの秋、今年も紅葉シーズンにワフに行ってこれました!
↓1年前7歳のセナ↓
セナの大好きなプール!
今月の体調・食事・服薬の概要
2023年11月 | セナ8歳11ヶ月 |
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体重 | 31.5kg |
食事 | 2歳4ヶ月(2017年4月中旬)、ドライフード(オリジン)から完全手作り食(生肉主体)へ移行完了 2021/9/13より全ての生肉一旦中止 |
食事 肉類・アレルギーなど | 馬肉中止(お尻ひきずりをする?) 7月・8月は豚肉メイン+牛肉 9月20日より急に涼しく(久しぶりのラムハツ) 1月中旬より豚肉メインから鶏肉メインへ 4月より 豚肉を少しずつ多くしているがお腹が緩いことも多いので鶏肉の2割程度 7月下旬より 朝鶏肉・昼夜豚肉メインへ |
お腹の調子 | 4月初週 下痢嘔吐 4月〜7月上旬まで 下痢が多い 7月中旬 急性体調不良による水下痢 |
今月の薬ほかサプリ | 2019/2/16-心臓の漢方継続 2023/5 2023/6/1-ロイテリ菌開始 2023/5 四逆散・腎固 効かず 2023/6 五苓散から平胃散+理中丸へ |
鍼治療 | 7歳6ヶ月から開始 |
肛門のかゆみ状態 | 22年11月~23年7月 お尻引きずりなし 23年8月 お尻引きずり頻回 |
股の痒み状態 | 5/15 ケトコナゾール開始 8/17 抗真菌薬12日間塗布(2日目から痒み落ち着く、赤みも落ち着いていった) 9/15 痒み再発 10月 よくなったり悪くなったり 11月 消毒+抗真菌薬で落ち着きを見せる 12月中旬 ぶり返しが見られる 1月後半 落ち着いている 2月 カサブタが取れてかなり気にするけどレスキューで対応 3月〜股落ち着き肌が回復してきた 気になったら即レスキューで久しぶりに数ヶ月に渡り悪化してない 6月 やや気にし始め 8月 気にすることが増え赤みもあるよう |
指間炎の状態 | 11月 悪化 四肢全て 左前足びっこ (四肢全て毎日消毒) 12月 少し落ち着く 2月 右後足→左後足 悪化 びっこ 3月 指間炎悪化 ほぼ四肢全部 4月中旬 やや落ち着く(抗真菌薬塗布2週間) 5月1周目まで 比較的落ち着いた状態が続く 6月 悪化 7月 落ち着いていた 8月 気にすることが増える |
耳のかゆみ状態 | 3月下旬ウェルメイト 5月6月は薬なし 7月両耳外耳炎 ウェルメイト1ターム 8月両耳外耳炎 ウェルメイト1ターム 9月・10月 ウェルメイトなし 11月 両耳外耳炎 ウェルメイト 12月 左耳 ウェルメイト 1月2月3月 落ち着いている 4月 右耳炎症 6月 左耳 ウェルメイト 7月 なし 8月 右耳の付け根だけ赤い ケトコナゾールだけ |
他の皮膚炎 | 4月 左膝噛み壊し 首元皮膚角化炎症(抗真菌薬塗布2週間) 8月 右膝噛み壊し 9月下旬 脇の皮膚炎のシアバター開始 11月 痒みが多いのでビオチン再開 |
目の状態 | ずっと続いていた黄色い目やにが 2022/7月半ばより減少 8月9月共に一ヶ月通して黄目やにほぼなし! ~12月 2023年11月までなし。黒い目やには出るが通常範囲。 |
呼吸器の状態 | 術後2週目呼吸異常多い →3週目以降落ち着く 痰の絡み7月中旬から落ち着く 9月13-14を境に少し痰が出ている →その後も痰の絡みが続く(強くはないが) 10月も痰の絡みが時々みられる 12月 呼吸症状強く出る 2023年 2月 呼吸異常が長く強く出る・嘔吐を伴う 10月上旬 呼吸異常が少し出る 痰は少し毎日ではない |
皮膚炎の内服薬 | 1歳9ヶ月(2016/9)から服用を続けていた痒みを断ち切るためのお薬アポキル錠/アポクエル(Apoquel)16mgは、2020年9月サイトポイント注射開始に伴い頓服使用へ |
アポキル錠の服用状況 | 今月のアポキル服用:なし サイトポイント(5歳8ヶ月開始):月1回継続 |