グランピング施設「THE CHIKURA UMI BASECAMP」はこんなところ!
お部屋・アメニティ・設備ほか買い出し情報も
東京から2時間ほどのアクセスで犬とグランピングできる施設が千葉県南房総市にある「THE CHIKURA UMI BASECAMP(千倉海ベースキャンプ)」です。
2018年6月にグランドオープンしたグランピング施設『THE CHIKURA UMI BASE CAMP』は2019年1月より犬同伴可能で利用することができるようになりました。
THE CHIKURA UMI BASECAMP(千倉海ベースキャンプ)のコンセプトは“作って食べる”を楽しむ、キュイジーヌリゾート。
簡単に料理可能なメニューが注文できるので、キャンプ初心者でも手ぶらで美味しい料理を楽しむことができるグランピング施設です。
敷地目の前の海は、千葉県屈指のサーフポイントでもあります。
THE CHIKURA UMI BASECAMPの基本情報
住所:〒295-0003 千葉県南房総市千倉町白子2521-4
電話:0470-29-5975
HP:https://chikuraumi.basecamp.style
セナとグランピングをしたいと思って辿り着いた「THE CHIKURA UMI BASECAMP(千倉海ベースキャンプ)」。はじめてのグランピングをここでしようと決めたものの、まだまだ新しい施設ということもあって施設情報がとても少なかったです。
犬連れということもありもう少し事前に情報があれば嬉しかったなと思ったので、この記事に「THE CHIKURA UMI BASECAMP(千倉海ベースキャンプ)」の施設情報をまとめることにしました。実際に「THE CHIKURA UMI BASECAMP(千倉海ベースキャンプ)」で過ごした旅行レポートは「THE CHIKURA UMI BASECAMP」旅行レポ編[犬とグランピング]にて。
この記事は、THE CHIKURA UMI BASECAMP(千倉海ベースキャンプ)の基本情報や施設・お部屋情報、アメニティの情報、食事情報、買い出し情報などのまとめです。
目次
THE CHIKURA UMI BASECAMPは日帰りも宿泊もOK
今回ゴールデン・レトリーバーセナと訪れたTHE CHIKURA UMI BASECAMP(千倉海ベースキャンプ)は、宿泊でもデイキャンプ(日帰り)でも利用可能。
宿泊及びディキャンプの利用時間
- 宿泊:チェックイン13:00 チェックアウト9:00
- デイキャンプ:チェックイン11:00 チェックアウト17:00
宿泊利用だけど朝はもう少しゆっくりしたいという場合は、レイトチェックアウトやデイキャンプとの組み合わせも可能。
- レイトチェックアウト:1時間2,160円
- デイキャンプ:1万800円から
駐車場はチェックイン前でも利用可能。
宿泊からデイキャンプへ
宿泊からデイキャンプ利用へそのまま移行することも可能。
ただし、宿泊チェックアウト(9:00)から日帰り利用のチェックイン(11:00)まで2時間空いてしまうため、この2時間についてはレイトチェックアウト料金がかかります。
デイキャンプの場合基本料金での利用はキッチンのみ開放。ベッドルーム・バスルームを利用する場合、追加料金が発生します。
THE CHIKURA UMI BASECAMPの施設全体像
全部で7棟と管理棟からなるTHE CHIKURA UMI BASECAMP。
THE CHIKURA UMI BASECAMPの敷地内から海に歩いて出れるロケーションにあります。
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宿泊棟から海に出るまでを撮影したものです。
管理棟
管理棟ではチェックイン・チェックアウトのほか、調味料や備品レンタル、小物の販売、ランチやコーヒー・ドリンク等の注文などをすることができます。
ランチやコーヒーは、東京品川・港区にある「FOREST STAND SENGAKUJI」 の提供のもの。
東京泉岳寺にある「FOREST STAND SENGAKUJI」 とTHE CHIKURA UMI BASECAMP(千倉海ベースキャンプ)と運営会社が同じためここでもランチが頂けるそうです
管理棟前にはテラス席があるので、そこで一息ついてもGood。
レンタルサイクル・サーフボードレンタル
施設ではウェットスーツやサーフボード、自転車のレンタルもあるそうです。
サーフボードと自転車はありましたが、ウェットスーツは確認できなかったのでもしウェットスーツを借りたい場合は事前に確認するといいでしょう。
次は、THE CHIKURA UMI BASECAMPのお部屋についてです。
THE CHIKURA UMI BASECAMPのお部屋は3タイプ
THE CHIKURA UMI BASECAMPのお部屋は3タイプあります。
- HOUSE A 3棟
- HOUSE B 3棟
- HOUSE C 1棟
デイキャンプ | 宿泊 | ペット | |
A棟 | 10名 | 定員4名 | 同伴可 |
B棟 | 15名 | 定員4名 | 同伴可 |
C棟 | 不可 | 定員8名 | 不可 |
HOUSE Cだけはデイキャンプ・ペット同伴不可です。
ペット同伴できる棟についてはWEB上で様々書かれているようですが、直接スタッフの方にお聞きしたところ「HOUSE Cだけは不可でHOUSE AとBはペット同伴可です」と教えていただきました。
HOUSE A
定員4名のHOUSE A
アウトドアキッチンを中心に、ベッドルーム・バスルームがコの字型に囲む。
キッチン・ベッドルーム・バスルームそれぞれのスペースは独立しており繋がっていない。
エアコンはベッドルームにのみ設置(キッチン・バスルームにエアコンはなし)。
ベッドルームには、キングサイズベッド(2名分)とソファベッド2つ。
寝るだけのスペースといった感じの広さ。
HOUSE B
定員4名のHOUSE B
HOUSE Aと比べてアウトドアキッチンのスペースが広いのが特徴。
キッチン・ベッドルーム・バスルームそれぞれのスペースが独立している造りは同じで
アウトドアキッチンのスペースが広いのをのぞけば、HOUSE Aと広さは変わらないそう。(スタッフさん談)
HOUSE C
定員8名のHOUSE C
HOUSE A・Bと造りが異なるHOUSE C。
HOUSE Cだけは2階建ての造り。
HOUSE CはHOUSE A・Bのと異なりベッドルームが広い。
HOUSE A・Bのベッドルームは寝るだけのスペースといった感じでくつろぐリビングスペースは外。HOUSE Cに限ってはくつろぐスペースも屋内に確保されているのが特徴。
外観の写真は滞在者がいない時間に撮らせていただきました。HOUSE BおよびHOUSE Cのベッドルーム画像(各1枚)はプレスリリースより引用。
共有部分
ハンモックなどがある共有スペースも。
波の音を聴きながらここでリラックスするのもいいですね。
ベーススタイルはキャンプとはいってもTHE CHIKURA UMI BASECAMPはグランピング。
一体どこまでのアメニティが揃っているのか気になるところですよね。
まずは、お部屋のアメニティからチェックしましょう。
THE CHIKURA UMI BASECAMPのお部屋アメニティ
バスアメニティ
バス用品のアメニティは
・バスタオル
・フェイスタオル
・ドライヤー
・シャンプー
・ボディーソープ
です。
タオル類とドライヤーがあるのはありがたいです。
ドライヤーはダイソン。
空気清浄機兼扇風機もダイソンで備品は良いものを揃えているな、という印象です。
ペット用 アメニティ
ペット用のアメニティは
・トイレシート
・コロコロ
・消臭スプレー
でした。
元々お部屋にあるのではなくて「ペット用アメニティありますか?」と聞いたところ、以下のセットを貸してくださったので必要であれば声がけをすると良いでしょう。
そのほかに、ゲージは3,240円/日でレンタルできるそうですが今回使用していないのでレンタルする場合は要確認です。
THE CHIKURA UMI BASECAMPのキッチンアメニティ
お部屋にあるキッチンアメニティ
まな板・包丁・おたま・ヘラ・ボウル・すりおろし器・キッチンスケール・食器などなど必要なキッチン用品はお部屋に一通りそろっています。
冷蔵庫・冷凍庫
ガステーブル・鉄板
IHのクッキングヒーター
Vermicular(バーミキュラ)のホーロー鍋
Vermicular(バーミキュラ)で人気のライスポット(炊飯鍋)
THE CHIKURA UMI BASECAMPのキッチンに用意されたいたのは鋳物ホーロー鍋のVermicular(バーミキュラ)。鋳物ホーロー鍋といえばル・クルーゼやストウブが知られていますが、Vermicular(バーミキュラ)は珍しい日本製の鋳物ホーロー鍋であり無水料理ができるのが大きな特徴です。Vermicular(バーミキュラ)公式サイト
無水料理ができることで愛用者が増えているというVermicular(バーミキュラ)がありました。
Vermicular(バーミキュラ)のレシピ本も置いてあります。
せっかく素材を楽しめるVermicular(バーミキュラ)があるのでレシピ本で何を作ろう?と考えて買い出しに行くのもいいですね。
管理棟で借りられるキッチンアメニティ
お部屋にあるものでも足りない場合は管理棟で借りることができます。
このほかにサランラップやキッチンペーパーまでレンタル可能!
サランラップやキッチンペーパーまであると思っていませんでした。活用させていただきましたが、これだけの備品が揃っていてとっても便利です。キッチン用品のあれが足りないな、と思わなかったほど充実していました。
管理棟で借りられる調味料
管理棟には基本調味料からスパイスまで揃っています。
上段はほぼ販売品(一部レンタル可能)。
大きなオイルボトルがある段より下はすべてレンタル可能です。
どのような調味料が借りられるのかというと・・・
オリーブオイルなどのオイル類
しょうゆ・みりん他基本調味料
こんぶ・鷹の爪・薄力粉・ローリエなど
塩・こしょう・GABANスパイス・ケチャップ・ニンニクなど
パスタとお米
なんとパスタとお米は1人につき1束もしくは1合(どちらか)を使用することが可能。
管理棟にある材料だけでペペロンチーノが作れちゃう充実っぷり。
さすが、グランピングです。
キッチン調味料がどこまで揃っているのかという情報は行く前には全くなかったのですが、まさかこんなに充実しているとは。コンセプトが「作って食べる”を楽しむ、キュイジーヌリゾート」というだけありますね。
ここまで豊富な調味料が揃っているTHE CHIKURA UMI BASECAMP。
食事について詳しくみていきましょう。
THE CHIKURA UMI BASECAMPの食事
基本は作る
グランピングですので食事の基本は「自分で作る」です。
8m以上の広々としたオープンキッチンがどのお部屋でも備え付けられているので、快適に調理することができます。
1 オーダー制
THE CHIKURA UMI BASECAMPでは1泊につきお料理を1オーダーすることになっています。
もちろんそれ以上に注文することも可能です。
火にかけるだけ・炒めるだけというところまで食材を用意してくれるので、簡単に料理をしながら美味しいものを食べることができます。
THE CHIKURA UMI BASECAMPの料理オーダー
宿泊予約が直前だったため、魚介系・肉系の食材は宿泊予約時にはオーダーできませんでした。
当日もう少し食材があればなと思いでも再度買い出しに行くにはもう遅い時間の夕方頃に肉系の注文ができるか伺ってみたら可能でした。いつもできるわけではなさそうですが、その時によって直前でもオーダー可能なことがあるので聞いてみてもいいでしょう。
ドリンク類も注文可能
THE CHIKURA UMI BASECAMPでは、お料理のほかドリンク類も充実。
アルコール類はビールのほかワインボトルや日本酒まで揃っています。
ワゴン車でのドリンク販売も
ランチの軽食もオーダー可能
管理棟ではランチのオーダーもできます。
ランチは軽く済ませて、夜は自分たちで作る!というのもいいですね。
外部からデリバリーを頼むのも自由のよう。
作るのも頼むのもお好にどうぞ・・・というTHE CHIKURA UMI BASECAMP。
選択肢が豊富なのが嬉しいですね。
それぞれのスタイルでグランピングを楽しむことができます。
さあ、作るためには食材が必要!
買い出しポイントを確認しておきましょう。
THE CHIKURA UMI BASECAMP近辺の買い出しポイント
THE CHIKURA UMI BASECAMP(千倉海ベースキャンプ)のある南房総市は伊勢海老の名産地。
外房の荒波によってプランクトンも豊富な房総半島。そこで育った伊勢海老だから身がとっても甘いのだとか。
伊勢海老だけでなく、千倉町は黒アワビも有名です。
伊勢海老の産地といえば三重県伊勢市を思い浮かべますが、千葉県と三重県は伊勢海老の漁獲高1位を争っているほど伊勢海老は千葉県の名産でもあります。南房総市で水揚げされた伊勢海老を房州海老とよんでいます。
さあ、そんな南房総の海の幸を手軽に買えるのが「道の駅ちくら 潮風王国」です。
道の駅ちくら 潮風王国
THE CHIKURA UMI BASECAMP(千倉海ベースキャンプ)から車で15分程度の距離にあるのが「道の駅ちくら 潮風王国」。
〒295-0025 千葉県南房総市千倉町千田1051
営業時間:9:00〜17:00
定休:水曜定休(1〜4月・8月は無休)
HP:https://shiokaze-oukoku.jp
名産の房州海老(伊勢海老)やあわびもありました!
時期にもよるのでしょうが、この時はさざえ・伊勢海老・はまぐり・あわびがいけすで販売されていました。
南房総市千倉のスーパーマーケット
THE CHIKURA UMI BASECAMPから一番近いスーパーマーケットはODOYA(おどや)。
車で10分程度で着きます。
ODOYA(おどや)千倉店
住所:千葉県南房総市千倉町北朝夷257-3
Tel:0470-44-0308
営業時間:8:30~21:30
最後に、THE CHIKURA UMI BASECAMP(千倉海ベースキャンプ)で気になった点についてです。
THE CHIKURA UMI BASECAMPの注意点
THE CHIKURA UMI BASECAMP(千倉海ベースキャンプ)で気になったのは、空調設備です。
記事内でも触れましたが、エアコンはベッドルームに一台しかありません。
キッチンとバスルーム・ベッドルームのスペースはそれぞれに独立しているので、夏場は空調設備のないキッチンとバスルームがかなり暑くなります。
キャンプをベースにしたグランピング施設なんだから、エアコンがないのは当たり前じゃないか!ベッドルームにあるだけいいじゃない。と言われればそうなのですが、なにせお部屋があれだけ綺麗なイメージなのでそのイメージに引っ張られベッドルーム以外もお部屋スペースとなる部分は空調がきくものだと思っていました。(それぞれのスペースが独立しているとも思っていなかったので)
ホテルのお部屋にアウトドアスペースがプラスされているようなイメージを持っていたんですよね〜。
高地のように朝晩には気温がグッと下がるならエアコンがフル装備されてなくても理解できるのですが、千倉はそういう場所でもないので、キャンプをベースにしているといってもグランピングだからこそエアコンは欲しいなというのが感想です。
夏季利用では、熱中症になりやすい犬連れや子供連れの方はよりその点注意して滞在したほうがいいかなと思います。
他には、ベッドルームがかなりこじんまりしていて、滞在したHOUSE Aではここに定員の4人も寝るんだ・・・というのが最初の印象。HPにはお部屋の間取りや広さについての言及がなかったのでその点も行ってみて驚いた部分でもあります。これも見方を変えれば、キャンプ主体でアウトドアキッチン・リビングがメインスペースだからこそ、ベッドルームは寝るスペースがあればいいという考え、ということですよね。
他の設備は充実しているので、この辺りのギャップ感がなければとても良い施設だと思います。
これは単純に情報が少なすぎてギャップを感じたところが大きいので、事前に知っていればまた違った印象をもったかなと思います。
THE CHIKURA UMI BASECAMPのまとめ
この記事ではTHE CHIKURA UMI BASECAMP(千倉海ベースキャンプ)のお部屋・アメニティ・設備情報・食事・買い出し情報などをみてきました。
アメニティは基本的なものが揃っており、キッチン用品はかなり充実しているという印象です。
調味料などもこだわりの品以外は持参する必要はないでしょう。
手軽にキャンプっぽさを味わえるグランピング施設。
広々としたキッチンはとても使いやすく、初めてのグランピングとても楽しかったです。
今回はHOUSE Aに滞在しましたが、よりプライベート感を味わえそうな造りとなっているHOUSE Bもいいなと思いました。
(HOUSE Cは犬連れじゃない人にとっては魅力的)
また季節を変えて訪れてみたいです。
この記事ではTHE CHIKURA UMI BASECAMPの施設情報を中心に書きました。実際にゴールデン レトリーバーセナと滞在した旅行記は「THE CHIKURA UMI BASECAMP 旅行レポ編[犬とグランピング]」です。この記事では書ききれなかった設備情報も記事におりこんでいます。