犬の腫瘍・出来物

【しこりが小さくなった!?】右腰にあった脂肪腫・皮下織炎の経過について

右腰のしこり診察記録
6歳3ヶ月→半年経過

脂肪腫の可能性が高い出来物ゴールデン・レトリーバーセナ8歳7ヶ月

ゴールデン・レトリーバーセナ6歳8ヶ月の右腰あたりにできたしこりの経過についてまとめました

この右腰あたりの皮膚内部に出来物ができたのは、約半年前の3月頃のこと。

6歳3ヶ月の成長記録にも書いてあります。

2ヶ月半ぶりの下痢・嘔吐。身体の負担が大きい季節の変わり目。【 6歳 3ヶ月 】G's Family ゴールデン・レトリーバー セナ 成長の記録

6歳3ヶ月にかかった動物病院での見立ては

脂肪腫か類表皮嚢胞(るいひょうひのうほう)の可能性が高いので気にしていなければ様子見でいいですよ。

という内容でした。

そして、それから約半年。セナが6歳8ヶ月になる少し前のこと、右腰あたりを気にしているようなので違和感でも覚えているのかも。と再度動物病院で診てもらいました。

アトピー性皮膚炎により腰あたりを痒がることもあるのでしこりを気にしているわけではないのかな?とも思ったのですが、気にする頻度が高いのと気にしている部分がしこりの位置と近いこともあり万が一があると心配なので診てもらうことにしました。

 

一旦6歳3ヶ月の時に診断も受けていますが、当時とは別の動物病院なのでまず出来物の診断から入ります。

動物病院での診察結果

脂肪腫

サイトポイント注射12回目

6歳3ヶ月の時にかかった病院と今回かかった動物病院は別の動物病院です。

担当医の触診による診察では

  • しこりが中に食い込んでない感じ(境界明瞭)
  • 発生部位が体幹部分に近い

ことから「脂肪腫の可能性が大きい」とのことでした。

"しこりが中に食い込んでいない感じ"というのは6歳3ヶ月の時に診てもらった医師も同じことを言っていました。

悪性腫瘍の場合は組織の中に入り込んでいる感じが多くの場合あるそうです。

脂肪腫についてはレトリーバーは好発犬種なのでよく耳にします。脂肪腫はできている部位や大きさによっては犬のQOL(生活の質)を下げる可能性があるためその場合は切除などが必要ですが、そうでなければ特に問題ない良性腫瘍とされています。

【犬の脂肪腫とは】

脂肪腫は、おもに腹部、胸部、内股、脇の下などの皮膚(皮下組織)に脂肪のかたまりとなって現れます。腫瘍は楕円形で弾力があるのが特徴で、数年かけてゆっくりと大きくなります。脂肪腫は良性腫瘍なので、健康に被害を与えるようなことはありません

犬の病気辞典

皮下織炎

寝ているゴールデン・レトリーバーセナ6歳8ヶ月

脂肪腫の他にもう一つ考えられる可能性が「皮下織炎(ひかしきえん)」「脂肪織炎(しぼうしきえん)」「結節(けっせつ)」で、皮下脂肪組織が炎症をおこしたものです。(医師によって言い方が異なるそう)

正式名称では「無菌性結節性脂肪織炎(むきんせいけっせつせいしぼうしきえん)」などと呼ばれます。

特徴としては皮膚に赤みを帯びていたり、大きくなって破裂して膿がでてきたり、という症状があるそうです。セナの右腰の出来物は約半年前にできており、その間大きくなる様子も破裂して膿がでるということもありませんでしたので、脂肪織炎に特徴が近いともいい難い状態です。

ただ可能性としては皮下織炎(ひかしきえん)の可能性もあるそうです。

【無菌性結節性脂肪織炎とは】

脂肪織炎、特に特発性の脂肪織炎は無菌性結節性脂肪織炎とも言われます。この無菌性結節性脂肪織炎は、皮下脂肪組織における炎症性疾患です。免疫介在性と考えられていますが今のところ原因は不明です。犬と猫での発生はまれとされていますが、最近増加してきていると思われます。

特に人気犬種の1つであるミニチュアダックスフンドはこの疾患の好発犬種とされており、再発率も高いといわれております。好発犬種としてはミニチュアダックスフンドの他、W.コーギーもあげられますが、いろいろな報告によるとシーズー、シェルティー、柴犬、チワワ、ビションフリーゼ、ポメラニアンなど多様な犬種で発生が認められています。

体にしこりができ、ちょっと様子をみていたらだんだんと大きくなったり、他の場所にも同じようなしこりができ、ある日突然しこりがはじけて膿が出てきたといったことがこの病気の典型的な症状です

森の樹動物病院

 

以上のように触診で、脂肪腫か皮下織炎ではないかという見立てがたったところで、今後の治療についてです。

今後の治療方針

治療方針

冒頭にも書きましたが、今回動物病院を受診したのは、なんとなくセナがしこりのある右腰あたりを気にしている感じを受けたので、半年前に診てもらってから変化がないか?を確認するためでした。

「触診結果とこの半年の間に大きくなっていないことを考えると、今は経過観察で良いのでは?」という結論に至り、毎月大きさを計測していくことにしました

悪性腫瘍の可能性はかなり低いということです。

勿論検査の話もでていますが、セナの負担や検査でわかることの範囲を考慮して今の結論に至ってます。変化があれば検査をする方向性で再度検討します。

 

そして1ヶ月後、再診に伺いました。

1ヶ月後の再診結果

動物病院(サイトポイント、脂肪腫)

そして、1ヶ月後、9月の診察(6歳9ヶ月)でしこりの大きさを測ってもらいました。

動物病院で先生がしこりのあった場所を探すと....

うん?

うううん?

見つからない??

やっとのことで見つけたら、明らかにあの脂肪腫か皮下織炎と思われたしこり・出来物が小さくなっていたんです。

「あれ?見落としてないかな」って何度も探したんですけど、先生も私も小さくなっているそのしこり以外見つけられない!

しかも、場所的にも右腰のしこりといえばそれだけだし、しこりは他にないのでやっぱりソレ。

ということで、なんと小さくなっていました。

 

脂肪腫か皮下織炎かが小さくなった!

アトピー性皮膚炎の痒み止めサイトポイント注射13回目

先生いわくこのような出来物やしこりが小さくなるのは、結構稀なことみたいです。それは脂肪腫であれ、皮下織炎であっても。

「なくはないけど、これが身体の不思議だね〜」

と。

私たちも不思議。

毎日のようにしこりの確認はしていないので(気にしてしまうのと刺激を与えないため)、時々様子を見る程度ですが、小さくなったのは診察を受けた日から遡って1〜2週間の間だと思います。

でも、脂肪腫にしても皮下織炎であっても小さくなったのは嬉しいことには変わりありません。

不思議な気持ちと嬉しい気持ちと入り混じったまま、病院を後にしました。

 

なぜ出来物が小さくなった?

バスローブを着るゴールデン・レトリーバーセナ6歳8ヶ月

脂肪腫or皮下織炎がなぜ小さくなったのかについては、担当医もわからないと首をかしげていました。

ただ、悪性腫瘍だったら特殊な場合を除いてほぼほぼ自然には小さくならないそうです。

思い当たることといえば、8月お盆の期間に手作り食をもう一回網羅的に勉強しなおして、手作り食を改善したこと。炎症に効きそうなものといえば、他には9月にはじめてあげたプロポリスエキスなどが思い当たります。

手作り食の見直しについては6歳8ヶ月の成長記録:体重減少と手作り食の見直し【 6歳 8ヶ月 】G's Family ゴールデン・レトリーバー セナ 成長の記録

ちなみに、プロポリスエキスをあげてから動物病院にかかるまでの間は10日間です。

プロポリスエキスを初めてあげた時の成長記録:【 6歳 9ヶ月 】G's Family ゴールデン・レトリーバー セナ 成長の記録

脂肪腫or皮下織炎がなぜ小さくなったのかその要因を断言することはできませんが、きっときっと、何かあげているものの中でセナの身体に良い反応を引き起こしてくれたのではないかと思います。

 

今後のしこり経過観察

ドライブを楽しむゴールデン・レトリーバーセナ6歳8ヶ月

これまでの経過を改めてまとめますと

  • 出来物ができて6歳3ヶ月の時に初めて診察してもらう。
  • 約半年経過した6歳8ヶ月の時に気にしている素振りから再度診てもらう。但し、この約半年で大きさは変わらず。大きさ:1.5センチ×9ミリ
  • その1ヶ月後、6歳9ヶ月の診察では小さくなっていた。大きさ: 1cm程度へ縮小。

このような変化を辿りました。

完全になくなったわけではないので、今後も経過観察をしていきます。

でも、春頃から体調が不安定なことが多くここ数ヶ月は体重減少だったりセナの健康が心配になることが多かったので、やっと報われた気がしてセナの健康面に光がさした気がして純粋に嬉しかったです。

諦めないでトライしてみること、やっぱり大切ですね。

このまま小さくなってくれますように。


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