犬の足びっこ・足ひきずり

足ひきずりの初期症状「足があがらない」原因と経過記録【8歳2ヶ月】

呼吸異常の当日夕方の散歩

ゴールデン・レトリーバーセナ8歳冬から春へと季節が変わろうとしている2月(8歳1ヶ月〜8歳2ヶ月)、後ろ足があまりあがっていない様子がありました。

「足を引きずる」まではいってないものの、足があがっていなく地面を擦るような感じを受ける歩き方です。

その時の様子と経過、考えられる原因について記録しておきたいと思います。

考えられる足引きずりの原因

 
 

関節?

最初に気になったのはセナ8歳、2月上旬のことでした。

散歩をしている時に「すっすっすっ」と音が聞こえて、最初は気のせいかなと思ったのですがやっぱり聞こえる。

明らかにつまづいたりびっこひいたりするわけではないのですが、やっぱり歩くときに擦れる音が聞こえる。

足の毛がのびてきたかな?とも思ったもののこの位の毛の長さでこんな音がしたことないな〜

「何となく変だな」

という感じでした。

関節がおかしかったりどこか足そのものを痛めているということはありませんでした。

足そのものを触っても痛がるところはないようです。

指間炎の噛み壊し?

2月中旬に呼吸症状がこれまでになく強かった日がありましたが(その時の記録)、この日指間炎の噛み壊しでびっこを引く場面がありました。

足のひきずりも指間炎が原因なのかもとも考えましたが、足のひきずりの症状が出始めたのはびっこを引くほどに噛み壊したよりも2週間ほど前のことでしたし、指間炎の悪化具合から見ても原因とは考えにくい状況でした。

 
 

肉球のひび割れ?

肉球をよく見てみたら、爪の近く付近がひびわれを起こしているようでした。

シアバターを塗ってあげて様子を見てみることにしました。

肉球のひび割れにシアバター

肉球に使っているオーガニックシアバターはヒトもセナも一緒に使えるもので、見た目は固形クリーム、塗ると体温でスーッとなじみます。

肉球のひび割れは冬の乾燥のほか、栄養不足からも起こることがあるようなので数ヶ月ほぼお休みしていた亜鉛をお腹の調子と相談しながら再開しました。

セナと一緒に使っているオーガニックシアバター(結構たっぷり量があります)

送料無料で容量少なめのオーガニックシアバター

足ひきずりの経過

足引きずりから2ヶ月経過

セナが足を引きずりがち・あがっていないと思われた状態は8歳冬の2月に始まり、3月上旬に足のひきずり音が少なくなっていきました。

現在4月上旬、散歩するときの「すっすっすっ」という音は全くしないわけではないですが、前ほど気になりません。

足を引きずるような音が聞こえ始めた2月の頃は、散歩は喜んでいくものの心なしか何となく力がなかったような気さえしていました。

足のひきずりの原因は一体何だったのでしょうか。

「足が上がらない原因」
最も考えられる可能性

ゴールデン・レトリーバーセナ8歳1ヶ月

原因1

肉球のひび割れが原因だった可能性がまず1つ目です。

ただ肉球の改善よりも早く足音が少なくなっていったような気がするので、肉球のひび割れの他にも原因が考えられそうです。

 
 

原因2

肉球ひび割れの原因の他に可能性が高いのは「代謝の低下」と「自律神経の乱れ」です。

というのも、足があがってないような気がして気になり始めて2週間ほど経った2月中旬、下痢嘔吐を繰り返し、更に呼吸疾患がこれまでになく強く出ました。

➤(2月/8歳2ヶ月の成長記録)

そしてその症状が落ち着いて2週間ほど経ち、3月上旬には足のスル感じが2月ほどには気にならなくなっていきました。

もしかしたら、一連の体調不良と足のひきずりは関係があったのかもしれません。

神経の乱れと末端の血流

自律神経の乱れが起こると手足などの末端に症状が出ることもあるそうです。痺れ、足元のもつれなど。

自律神経の乱れは末端の手足の冷えなどに表れることもあるように、自律神経が乱れると血流が悪くなります。末端の血流が滞ること、自律神経がうまく働かないことで手足の動きに影響が出てくることもあるようです。

つまり

脳の働きが低下するとそれに伴い内臓・神経の動きや伝達が鈍る、血流も鈍る、それによって思うように歩けないという症状を引き起こす可能性がある。

肉球のひび割れも一因だったかもしれませんが、2月は全体的にセナにパワーがなかったことや他の体調不良が重なっていることを考えると、足のひきずりも自律神経の乱れからきていた可能性も大いにありそうです。

2月上旬は暖かい日の合間に雪が降ったりと寒暖差が激しく、自律神経や身体がおつかないような気候でした。

セナ7歳の秋に受けた整体講習の時にも足のもつれを指摘されたことがありました。

セナ8歳1ヶ月雪が降った
雪が降ったりその翌日には暑かったり

散歩するたびに足元が気になり「何が原因なんだろう」と気にしつつ過ごしていた2月。

「足を引きずる」の初期症状で、足をすったように歩く、足があがっていないというセナ8歳の症状。

最初は関節や肉球を疑いましたが、自律神経系や代謝血流が影響している可能性はこれまでのセナの様々な症状を見ても納得がいくことです。

やっぱり自律神経なのか....とも思いつつ

今後さらに年齢を重ねると足が上がらないということは関節要因や筋力低下要因でも出てきやすいことなので、両方の可能性を頭にいれておきながら

「足を引きずる」ような仕草では関節や肉球の確認だけでなく、体調が不安定になっているサインの可能性として少しでも早めのケアをしていければと思います。

メモとして:もう一つに気になっているのは腎臓です


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