ゴールデン・レトリーバー セナを生後2ヶ月で、お迎えしたその日から数ヶ月間・・・『サークル内に敷くものは何が良いのか?』ずーっと頭の片隅にありました。
▼お迎えした当初は、何を敷いたらいいか分からず・・・
セナを自宅にお迎えして、2日目の写真。生後2~3ヶ月の頃はよくトイレに寝ていました。
準備不足だったこの時、何を敷いたらいいかわからなかった
サークル下に、何を敷いていいのか検討がつかず、自宅にあるブタさん柄のレジャーシートを引っ張り出してきました。
とにかく間に合わせで新しいレジャーシートを購入しても、大きさが足りないことも。サークル床下全体に敷けるような丈夫で大判レジャーシートが、なかなか近場に売ってなかったんです。
▼おしっこの失敗に困り、レジャーシートのツギハギ・・・
安価なレジャーシートはすぐにずれたり、防水性が高くなく床までおしっこが浸みたり、全然ダメでした。レジャーシートのツギハギ、なんだかみすぼらしく不恰好になってしまいました。
レジャーシートのつぎはぎ、んー不恰好
キャンプ用などの厚手のレジャーシートを試そうかなと思ったことも。
▼防水性のある厚手のレジャーシート、いいかも
レジャーシートでも防水性のあるものと、ないものがありますので、防水性は要確認です。
Amazonで人気のレジャーシートですが、定価¥8,980が¥2,000位になっていて、お得感のあるレジャーシートです。厚手、裏面防水性ありです。表面は起毛なので肌触りは良さそうですが、その分おしっこを拭き取りにくいかもしれません。180 × 150 cm、重量490g。
- Praiseのレジャーシート Amazon販売店→こちら
▼レジャーシート系なら、おすすめは柄なし
柄系のレジャーシートを使って分かったのですが、柄があると何処に子犬がおしっこをしてしまったのか、一目で分からないことがあります。試すなら、シンプルなレジャーシートがおすすめです。
幅200cm×奥行145cmなので、180cm×120cmサークルのサイズでも敷ける大きさです。重さ240gと軽めなので、厚手タイプよりも動いてしまうかもしれません。洗うのも、干すのも気楽にできるのが利点。
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表面がビニールのレジャーシートはシャカシャカするので、子犬の寝心地としては綿系・布系の方が良いでしょう。
▼塩化ビニールシートを試しました
テーブルマットなどで使われる、塩化ビニールシートを使ってみることにしました。最初は、おしっこがビニールシートの下に浸みないか心配で、ビニールシートの下には更にペットシートを敷きました。
子犬がビニールシートを破かない限り、おしっこが浸みることはありませんでした。
▼吸着マットを使わなかった理由
床に置くだけでずれにくい吸着マット、人気ですよね。洗えるタイプもあるのが良い点です。ですが、吸着マットはまだ試したことがありません。子犬がトイレを覚えるまでは、おしっこ・うんちの失敗が頻繁でしたので、拭いて綺麗にできる床材を優先的に選びました。
それに加えて、ジョイント部分やマットの端から遊び始めることが目に見えていたため、うちの子犬には難しいかなと思っていました。
▼ラグマットの糸を、引っ張り出してしまいます
大判のラグマットでさえ、ループ状の糸を引き出して遊んでしまい、目を離すと糸を加えてハムハム・・・誤飲の危険性が高かったのが、マット系に手を出せなかった大きな理由です。
セナをお迎えする前から使っていたラグマット
糸を引っ張りだして、グチャグチになりました
何度かラグマットはリビングで試しましたが、毎回糸を引っ張り出されてしまいました。カットして手軽に使える薄手の絨毯マットも、同様に糸を引っ張り出してしまったんです。長い毛足やループパールタイプ等のマットは、当面の選択肢から外れました。
▼コルクマットも、誤飲が心配でした
ジョイント式のコルクマットも、端っこを噛んで食べてしまう可能性を考えるとなかなか試すことができませんでした。
関節には優しいコルクマット
吸着マットと異なり、コルクマットは洗うことはできません。おしっこが残ると『再度同じ場所におしっこをしてしまう』ので、コルクマットは、トイレをある程度覚えてからの方が良いかもしれません。
こうして、結局は塩化ビニールシートに落ち着いたのです。
おしっこを外しても、食事の時に水をこぼしても、完全防水で全く床が汚れることがないのがビニールシートの良いところ。さっと拭けばすぐに綺麗になるので掃除も楽です。
遊んでも、そう簡単には破れない
ゴールデン・レトリーバー セナのように敷物で遊んでしまう犬の場合、出来るだけ厚さのあるビニールシートを選ぶと良いです。薄いとシートがずれやすく、犬が遊んでしまいやすいです。
ビニールが破れたら、新たに買い替えて使っています。
▼ビニールシートは、厚めのものを選ぶといい
当時Amazonで販売しているテーブルクロスで、ペットサークル(120cm×180cm)が完全に覆えるのはたった1つだけでした。ただ、ビニールシートが130cm×180cmなのでサイズがぴったり過ぎて犬が引っ張ると簡単にずれてしまっていました。
写真のビニールシートの厚みは0.25mm。ですが、犬が遊んでも簡単には破れない、簡単にはずれないようにするためには、0.5mm〜1mm程度あるとより丈夫だと思います。2mmのビニールシートもあるので、予算が許すなら厚手がおすすめです。
ビニールシートは、確かに掃除の面では楽です。しかし、犬にとっての快適性は?と考えると、少々疑問が残るものです。そのため、ビニールシートよりもっと快適で、掃除が楽なサークル下の敷物がないかと、まだ探しています。
▼防水加工のマルチシートを試す
表がコットン100%でいて、裏面防水加工になっている、マルチシートを試しました。
おしっこをしっかり吸水
洗濯は、洗濯機で丸洗い!
ゴールデン・レトリーバー セナの留守番中のいたずらにより、破れてしまいました。ただ、トイレトレーから外したおしっこは、しっかりと吸水し、床にまで浸みることはありませんでした。破れた部分を隠しながら、使っています。
破れたのに、丈夫でもあった。ラリシーを1年間使い続けた結果。記事はこちら↓
ゴールデン・レトリーバー セナが1歳になりましたので、そろそろコルクマットを試す予定です。相変わらず、コルクマットの端っこをいたずらされたりする可能性はあるのですが、関節保護のためクッション性のあるコルクマットを敷きたいなと思うのです。
▼検討中コルクマット(1) 表面コルク+中身EVA
『コルクマット』として販売されているもので、多いのはこちらのタイプ。表面は天然コルクを使用し、中材にはEVAというクッション素材を使っています。
中材にスポンジを入れることで、オールコルクタイプよりも価格を抑えています。『頑張る家具屋 タンスのゲン』のコルクマットは、水洗いが可能です。
水洗い可能なコルクマット。大判45cm / 6畳分(48枚) / 厚さ0.8mm ¥8,000。詳細はこちら
▼検討中コルクマット(2) オールコルク
オールコルクのコルクマット、探すととっても少ないことに気づきました。信頼できそうなオールコルクのコルクマットは、明治29年創業時からコルク製造に携わっている永柳工業株式会社 のもの。
オールコルクは、湿度変化に強い
天然コルク100%である分、お値段は張ります。中材にEVA素材を使用しているコルクマットより、オールコルクで仕上げたコルクマットの方が、湿度変化による反り返りが少ないとされています。永柳工業株式会社のオールコルク・コルクマットは、水洗い不可です。
永柳工業株式会社の人気のコルクマットはこちら
▼コルクマットは心配もあるけど、肌と関節に優しそう
ゴールデン・レトリーバー セナの場合、いたずらするであろう可能性が高いコルクマット。同時に、かじった場合の誤飲も心配です。
ただ、ここ数ヶ月患っている皮膚炎のことを考えると、現在サークル床に敷いているビニールシートよりも、コルクマットの方が蒸れずに快適だと思います。そして、関節保護も出来る。
ビニール製のマットよりも、天然素材のコルクマットの方が吸湿性がありサラッとして気持ち良く、犬の肌にも良さそうです。