【犬の新薬アポキル錠:服用記録】アポキル錠はじめての1週間 ( 指間炎のbefore:after写真掲載 )[犬の皮膚炎]



【犬の新薬アポキル錠:服用記録】アポキル錠はじめての1週間 ( 指間炎のbefore:after写真掲載 )[犬の皮膚炎]

ゴールデン・レトリーバー セナの皮膚炎で最も酷い部分は、指間炎。肉球の間の皮膚が赤くなってしまい、むず痒いようで、放っておけば血が出るまで噛んでしまう程。

皮膚炎は、指間炎、包皮炎・陰嚢の周りの赤み、が主です。細菌検査・アレルギー検査結果に伴う、抗生物質治療・アレルギー除去ドッグフードへの変更などを行いましたが、完治とはいえず、指間炎は定期的にぶり返しています。

2016年8月半ば、指間炎の状態

20150819犬の指間炎

ゴールデン・レトリーバー セナ1歳8ヶ月

 

肉球の間の皮膚が真っ赤になっています。これまでの皮膚炎治療記事一覧はこちら

  • 2015年11月に指間炎再発し、その後指間炎などの皮膚炎治療開始のきっかけとなる。その時の詳しい記事はこちら↓

繰り返す犬の皮膚炎『指間炎』。肉球の間が赤い・・・

なかなか完治しないセナの指間炎。完治は難しいといわれる指間炎ですが、こんなにもぶり返すのは、アトピー性皮膚炎では、という結論を獣医師は提示しました。

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▼2016年9月 アポキル錠はじめての服用へ

そして、2016年9月(セナ1歳9ヶ月)、犬のアトピー性皮膚炎・アレルギー性皮膚炎の痒み止め、引っ掻きを防止するという新薬アポキル錠をはじめて試すことになったのです。

犬のアトピー性皮膚炎に、アポキル錠

アポキル錠犬のアトピー性皮膚炎

 

 

アポキル錠(アポクエル錠)の基本情報
  • アポキル錠の用法用量副作用などの記載あり。アポキル錠の添付文書はこちら
  • 海外のアポキル錠、APOQUEL(アポクエル)錠はこちら

※ゾエティスジャパンのページは獣医師向け、閲覧は個人の判断にて。

アポキル錠を服用した後の指間炎の状態写真は、記事の最後に掲載しています。

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犬のアトピー性皮膚炎の薬、アポキル錠の服用開始

通常、アポキル錠を動物病院で処方してもらう時は、最初の服用14日間は1日2回が規定量です。ですが、セナは薬の副作用を受けやすいと考えられるため、獣医師と話し最初から1日1回の服用にしてもらいました。

▼アポキル錠を、最初から1日1回で服用することに

 

1回に服用する量は、セナの体重28kgの場合アポキル16を1錠

犬のアトピー性皮膚炎アポキル錠

なぜ、最初の2週間の服用を1日2回にしなかったのか。

アポキル錠の副作用がどのように出るかわからないから、という点の他に、セナの皮膚炎は全身全体に炎症をおこしているというよりも、主に指間炎や包皮、陰嚢・脇腹と部分的なもの。そのため、アポキル錠を1日2錠飲まなくとも効き目がでるかもしれない、という総合的な判断でした。


▼当然、最初の2週間は1日2回飲んだ方が効き目は良い

アポキル錠最初の服用14日間は1日2回が推奨されていますから、1日1回であればそれだけ効き目も穏やかになるであろう、という部分を獣医師と相談し、納得した上になります。

アトピー皮膚炎アレルギー性皮膚炎の症状のひどい犬は、やはり1日2回を飲むんだ方が良いそうです。アポキル錠は1回分で24時間効果が持続しますので、1日2回飲むことによって、アポキル錠の効果が切れる時間がなくなります。

アポキル錠1日1回で全く効き目が感じられない場合で、副作用が問題なさそうであれば、1日2回に増やすことも考えようと、決めたのです。

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さて、アポキル錠のかゆみ止め効果は?

 

はじめて アポキル錠をセナに飲ませたのは、休日の午前中のこと。

チキンに包まれた、アポキル錠を飲むセナ

犬の皮膚炎 アポキル錠

アポキル錠は、飲んでから40分で効き目が表れるそうです。アポキル錠の効果は、24時間継続するといわれてます。

エリザベスカラーを外すようにトライしてきたのは、2016年8月下旬以降。それからというもの、セナだけでお留守番させることは、可能な限り少なくなるように努めてきました。側にいれば、多少手足を噛むことを避けさせることが出来るからです。

そして、アポキル錠投与初日は、アポキル錠をあげた後効き目が出た頃を見計らって、エリザベスカラーを外したままセナを1人でお留守番させてみました。

アポキル錠飲んだ後のお留守番

アポキル錠の服用記録

 

どきどきです。

 


▼アポキル錠を飲んで、エリザベスカラーを外して、お留守番

出かけている間、セナ大丈夫かな?手足を噛んでないかな?と心配になりました。お留守番させたのは、ほんの1時間半程度だったと思います。帰ってきて、セナをみてみたら、手は濡れていないし、指間炎の部分もお股の部分も噛んだり、毛を引っ張ったりしていなかった様子。

アポキル錠、かゆみ止めとして効いてる様でした。

セナ、よかったね!よくやった!

アポキル錠の服用記録

ほんとうに、ほんとうに、嬉しい

 


▼そして、はじめてアポキル錠をあげた2016年9月4日(日)

アポキル錠をはじめて飲んだ日は、お留守番後、エリザベスカラーを外したまま。セナがかゆがったり、皮膚炎の部分を気にする様子を観察しながらケアしていましたが、いつもより手を舐めたり噛んだりしようとすることが少なかったと感じました。

アポキル錠、期待通りかゆみ止めに一定の効果、ありました。同時に、かゆみがゼロになったわけではない、ということも分かりました。

ただ、セナは、これで服用規定の半量です。上出来かもしれません。

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そして、次に気になるのはアポキル錠の副作用がセナにでるのかどうか、でした。

3日間アポキル錠を服用した結果。アポキル錠の副作用は?

3日間アポキル錠を1日1錠あげました。アポキル錠は、継続服用によって効果が高まる性質もあるそうです。

▼アポキル錠の副作用、ほとんど感じず

アポキル錠の副作用として、最も多いのは下痢・嘔吐。セナも、下痢・嘔吐を起こしてしまわないか、アポキル錠服用の初日から気にかけていました。

アポキル錠服用後の便の変化
  • アポキル錠1日目の夜:少しうんちが緩い
  • アポキル錠2日目:良いうんち
  • アポキル錠3日目:良いうんち

アポキル錠を飲んだ初日の夜、うんちが少し緩かった、という多少の変化はありましたが、アポキル錠2日目3日目も同様、軟便になることもなく、良いうんちをしました。

初日は、はじめて体内に入ってきた薬に反応した可能性もあります。少々緩い程度だったことを考えると、思い当たる節はないものの、アポキル錠以外の他のことが原因だった可能性もあります。

最も気にしていた下痢になることなく、3日間の服用を終えました。アポキル錠の短期服用では、副作用はほとんど感じなかったといって良いでしょう!


▼アポキル錠を飲んだ日は、とてもよく寝ていました

ただ、アポキル錠をはじめて飲んだ3日間、よく寝ているな、という印象をもちました。

2016年はじめ、抗生物質を続けて飲んでいた時も、よく寝ていました。その時は、よく寝ているな・・・、1歳になりたての頃だったので、成長して落ち着いたのかなと思っていました。

抗生物質をやめた時に、やっと、よく寝ていたのは薬のせいだった、と気づいたのです。

明らかに、薬を飲んでいないセナは、それまでと比べて元気だったのです。ですから、下痢・嘔吐という副作用がみられなくても、倦怠感や眠気・だるさという、一見分かりにくい副作用も気になります。

▼よく寝ているのは、アポキル錠の副作用ではなさそうだけど

アポキル錠を飲んだ日、セナがよく寝ているのは倦怠感・眠気・だるさという類の副作用なのか。もしくは、かゆみが収まっていることによって、ぐっすりと眠れているのか。これは、判断がつかなく、とても難しいところです。

ただ、変わらず散歩も喜んで行きますし、疲れやすいようにも見えません。

アポキル錠服用3日目のセナの様子

アポキル錠の服用記録

3日間アポキル錠を服用させたのち、一旦やめてみることにしました。

 

アポキル錠を服用させるかどうかは、飼い主の判断次第

アポキル錠を3日間飲ませて、その後一旦服用をやめたのは、自分たちの判断です。獣医師の判断ではありません。とはいっても、そのように判断して良いと伺っていました。

▼犬の様子を見ながら、飼い主に投薬を委ねる

担当獣医師は、アポキル錠の連続服用を勧めるものの、最終的にアポキル錠をどの程度の期間飲ませるかは、犬がどれくらいかゆがっているのか、その様子を一番知っている飼い主の判断に委ねるという方針です。

アポキル錠連続服用期間は、1年可能

アポキル錠の用法用量

アポキル錠の服用方法に関する詳しい記事はこちら

 

アポキル錠を飲んでセナに顕著な副作用がみられないのだとしたら、犬のかゆみや皮膚炎の程度に応じて、アポキル錠の服用を自分で判断していきます。『アポキル錠を飲まないで、かゆみを感じている方がきっと辛いだろうから、アポキル錠を飲ませよう』などという事です。

明らかな指間炎の悪化、他にも皮膚炎の症状が出てきた・・・今までと違う変化があれば獣医師に相談する必要がありますが、そうでなければ自己判断というスタイルです。


▼アポキル錠は、今日飲ませて明日飲ませない、が可能な薬

例えば、犬の皮膚炎で使われる代表的な薬、ステロイド薬。

ステロイド剤は副作用のリスクがある為、医師から処方された量をしっかりと守りながら、服用・減量・増量する必要があります。

一方で、アポキル錠は副作用がでにくい薬だからこそ、飼い主が判断してもステロイド剤のような副作用の心配がない。飼い主の判断に任せても安全な薬であると、担当獣医師は考えているようです。

アポキル錠をいつ飲ませよう?

犬のアトピー性皮膚炎アポキル錠

『今日は痒がっているから飲ませて、明日は飲ませない』『1週間のませて、次の1週間飲ませない』というアポキル錠の服用判断を自分でしても、大丈夫とのこと。

そのため、アポキル錠を飲ませるも、止めさせるのも、どちらが”今のセナ”にとってベストかを皮膚炎の症状とセナの様子を見ながら日々判断している状態です。

結局、アポキル錠を飲ませるか飲ませないか、担当獣医師に相談しても『飼い主さん次第』となることも多い為、特段の変化がなければ暫くはこのスタイルでいきたいと考えています。

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アポキル錠を飲んだ日・飲まない日、皮膚炎のかゆみはどう異なるか

アポキル錠を3日間連続して服用させた後、アポキル錠を飲まない日を意図的につくり様子をみました。ともに、エリザベスカラーは外したまま。

▼やっぱり効いてる、アポキル錠

アポキル錠をはじめて飲ませて様子をみた後、その後飲ませない日のセナを見ていると、確かにアポキル錠を飲んでいる時の方が手足などを舐めないでいるな、と改めて実感しました。

▼規定の半量でも感じる、かゆみ止め効果

セナは薬全般について副作用が出やすい傾向がある為、最初の14日間はアポキル16を1日2回各1錠飲むところ、規定の半量1日1回各1錠の服用でした。それでいて、アポキル錠の効果が感じられたのですから、規定量のアポキルを飲んだとしたら、かゆみが断ち切られたような効果が見えたかもしれません。

新薬だからこそセナの様子にはしっかり気を配る必要はあるものの、アポキル錠で指間炎をはじめとした皮膚炎のかゆみの連鎖を断ち切ることで、いい循環を生み出せるきかっけになりそうです。

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【 Before & After 】アポキル錠服用1週間経過後、指間炎は改善へ

アポキル錠をはじめて飲ませた2016年9月4日(日)より、中休みを入れ7日間分のアポキル錠を服用しました。下記は、アポキル錠服用前と服用後の、指間炎部分比較写真です。

アポキル錠の服用前後での比較 (服用7日間分)

アポキル錠の服用記録

写真上部、2016年8月下旬の指間炎写真は、赤みと炎症がとても強いです。それに比べて、写真下部。1週間分のアポキル錠を飲みきった2016年9月13日には、指間炎部分の赤みがピンク色にまで落ち着いてきたんです。

ともに雨上がりに散歩した後の写真のため濡れていますが、この後綺麗に洗い乾かしました。

アポキル錠はかゆみを断ち切る薬

アポキル錠は、かゆみを断ち切るお薬です。細菌感染・アレルギー・アトピーなどの皮膚炎の根本原因を治療する薬ではありません。アポキル錠は痒みによる引っ掻きの悪循環を断ち切ることで、皮膚炎改善の助けになる薬です。ただし、根本原因がある場合は、アポキル錠をやめると皮膚炎を再発してしまいます。

セナのように指間炎をはじめとした皮膚炎の原因が、アトピー性皮膚炎ではないかという場合、根本の環境アレルギーの特定し、原因を取り除くのが難しいです。アポキル錠での緩和治療は、基本的には飲み続けるということになるそうです。

(参考)アポキル錠の効果・作用に関する詳しい記事:こちら

 


アポキル錠を飲むと、かゆみが気にならないから
よく寝れるみたい

アポキル錠の服用記録

セナ、すやすや眠ってるのかしら

アポキル錠の服用記録

覗いてみよう・・・!

そーっとね

セナ、起きてたのね!(驚)

アポキル錠の服用記録

その表情・・・、覗いたり写真撮ったりしたから
起こしちゃった?ごめんごめん・・・

 

指間炎が酷くなってからは、ぐっすり眠る姿をみることが以前に比べ少なくなっていました。夜も数時間ごとに起きては、舐め、としていたので、寝ている姿をみるととても安心します。かゆみ、感じないで済んでいるんだな、って。

何よりもかゆがってない姿を見ることが、本当に本当に本当に嬉しい。セナだって、かゆいのヤダよね。かゆいのを我慢するのなんて、難しいよね。

アポキル錠、上手に使って、セナの指間炎や皮膚炎が少しでも治してあげたい、症状を落ち着かせてあげたいです。

 

犬のアトピー性皮膚炎治療薬【新薬アポキル錠】(アポクエル錠)の基本情報
  • アポキル錠の用法用量副作用などの記載あり。アポキル錠の添付文書はこちら
  • ゾエティスジャパン アポキル錠のページはこちら
  • 海外のアポキル錠、APOQUEL(アポクエル)錠はこちら
  • CAD国際調査委員会 犬のアトピー性皮膚炎治療のガイドライン2015(英文)はこちら

※ゾエティスジャパンのページは獣医師向け、閲覧は個人の判断にて。

【アポキル錠は体重別に3種類】

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【参考:アポキル錠1日1回分の体重別投与早見表】
犬の体重 アポキル3.6mg アポキル5.4mg アポキル16mg
3.0kg以上 0.5錠
4.5kg以上 0.5錠
6.0kg以上 1錠
9.0kg以上 1錠
13.5kg以上 0.5錠
20.0kg以上 2錠
27.0kg以上 1錠
40.0kg以上 1.5錠
55.0kg‐80.0kg 2錠

 

指間炎治療まとめ及び記事一覧:[犬の指間炎・治療方法]指間炎の完治を目指して。


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