アポキルとサイトポイントの併用を獣医師に提案されました。
[サイトポイント2回目注射の診察]
ゴールデン・レトリーバーセナ5歳11ヶ月。
9月に犬のアトピー性皮膚炎の痒みに効く注射「サイトポイント」を初めて打ちました。
「サイトポイント」を打った日からアポキルの服用は基本的に中止しています。
この記事では2回目のサイトポイント注射を打つために訪れた動物病院での診療内容です。
【サイトポイントについて】犬のアトピー性皮膚炎の新薬[特徴・副作用・アポキルとの違いなど] 【サイトポイントについて】 新しい犬のアトピー性皮膚炎の新薬 [特徴・副作用・アポキルの違いなど] ゴールデン・レトリーバーセナは1歳9ヶ月の頃から痒み止めのお薬アポキルを服用しており、現在5歳9ヶ月 ...
【サイトポイントについて】犬のアトピー性皮膚炎の新薬[特徴・副作用・アポキルとの違いなど]
目次
サイトポイント注射1回目-痒みの変化
サイトポイント初回注射の最初の1週間の痒み変化については「犬のアトピー性皮膚炎治療薬 アポキルから「サイトポイント」へ 【初回注射/最初の1週間の痒み変化】」の記事に詳しくまとめています。 犬のアトピー性皮膚炎治療薬 アポキルから「サイトポイント」へ 痒みがどう変化するのかの記録です 【初回注射/最初の1週間の変化】 ゴールデン・レトリーバーセナ5歳8ヶ月、アトピー性皮膚炎の新しい治療薬 ...
犬のアトピー性皮膚炎治療薬 アポキルから「サイトポイント」へ 【初回注射/最初の1週間の痒み変化】
サイトポイント注射初回の1ヶ月でセナの痒みに確かに効いてるということを感じました。
また、サイトポイントは1ヶ月に1回の注射ということもあり、アポキルのように毎日お薬が切れる時間がないというのも良い点です。
ただ、サイトポイント初回注射から3週間経過した頃、つまり次の注射まであと1週間の頃になると痒みが強くなっていたようです。
2回目の注射を打ちに行く2日目前には尻尾の噛み壊しもありました。
それでもアポキルよりも全体的に痒みが抑えられていることもあり、サイトポイント2回目を打とうと考え動物病院に足を運びました
サイトポイントとアポキルの違い
サイトポイント2回目注射の診療にて、効き目がどうか?などについて担当獣医師と詳しく話しました。
その中で「痒みは落ち着いてるものの、指間炎などの赤みは強くなっている」という話をしたのですが、やはりこの症状はサイトポイント注射をしている他のワンちゃんでもあるようです。
「他の子の飼い主さんも、サイトポイントで痒みは大分いいけどアポキルより赤みが強いのよね〜」と仰るんですよ。と。
まさに同じ状況。
アポキルは患部の抗炎症作用もあるのですが、サイトポイントにはありません。
でもアトピー性皮膚炎の痒みにはサイトポイントの方がしっかりと効く子が多いようです。
セナもアポキルの時よりも患部は赤くなり、その一方で痒みはアポキルよりも落ち着いている感じです
厳密には患部箇所によって、アポキルよりも痒がらないところ・痒がるところと異なります
炎症が起こっている部分はどうしたらいいのか
そこで疑問に思うのは「じゃあ、その赤くなっている患部は痒みがないからといってそのままで良いのか?」ということ。
例えばこちらの指間炎写真は、サイトポイント2回目注射の前日に撮影したもの(左後足)。
明らかに炎症が起きていて、体液も出ているため散歩にいくとゴミが絡まってしまいます。
担当獣医師の「痒みがないからといって炎症部分はそのままにしておかない方がいいですよね?」と相談しましたところ、
赤くなってるということは肌に何らかの炎症が起きている証拠で
そのまま放置していると感染などを起こしかねない
と回答がありました。
痒みがないからとそのままにしておくと、炎症が広がって細菌感染の可能性も高くなり、その結果抗生物質などを飲まないといけなくなる可能性も出てくるわけです。
アポキルとの併用を勧められる
このような診察の過程があり
場合によっては
抗炎症作用があるアポキルとの併用してもいいかもしれませんね
と仰ってました。
毎日アポキルを飲んだ方がいいということではなくて、サイトポイントが切れてしまうタイミングや炎症や痒みが強いタイミングにアポキルを併用するということです。
アポキルは1日1錠でもいいし、休薬期間が長く(目安1ヶ月以上)痒みが強そうなら1日2錠でもいいと。
アポキルは飲み始めの2週間は1日2錠服用しその後1日1錠に減らすのが一般的な処方なので、休薬後であれば1日2錠でも大丈夫という意味です
サイトポイント注射は、他のお薬との服用制限がないのでアポキルを飲んでも大丈夫とされています。
ですから、飲むことは可能なのですが・・・。
動物病院での診察を受けて
アポキルの併用については難しいです。
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【サイトポイントについて】犬のアトピー性皮膚炎の新薬[特徴・副作用・アポキルとの違いなど]
↑この記事にも書きましたが、サイトポイントとアポキルでは体内での薬の代謝のされ方が異なります。
サイトポイントの方が内臓に負担をかけない可能性が高いので、アポキルをできれば服用させないでいたいんです。
内臓が健康であることはセナの身体全体の健康にとても大事なこと。
1歳9ヶ月でアポキルを飲み始めて4年間、断薬できた時期もありますが年単位でのお薬服用。
アポキルはいくら副作用が少ないといっても薬であることに変わりはありません。
アレルギーですからどうしても薬に頼らないといけない部分があるわけですが、せっかくサイトポイントというお薬が試せるようになりそれである程度痒みをコントロールできているのであれば、やはりそれをなんとか活かしたいと思うのです。
こんな若い時からずっとお薬を飲んでいたから・・・
だからといって、サイトポイントでカバーできない痒みのコントロールや炎症のコントロールについては、そのままにしておいて良いわけではありません。
すぐには答えがでないことですので、セナの様子を見ながら決めていきたいと思います。
サイトポイント2回目の注射は打ちました。痒みの変化については別の記事にまとめる予定です。