指間炎とアポキル錠の記録[4歳6ヶ月〜4歳11ヶ月]
ゴールデン・レトリーバーセナの4歳6ヶ月から4歳11ヶ月(2019年6月〜2019年11月)までの指間炎症状とかゆみ止めのお薬アポキル錠服用記録についてまとめた記事です。
これまでのアポキル錠服用記録と指間炎の詳しい状態
下記の記録はアポキル錠の服用日数と指間炎の状態を月ごとで振り返った記事です。
・1歳9ヶ月から2歳6ヶ月の服用記録と指間炎(2016年9月〜2017年6月)
・2歳7ヶ月から3歳5ヶ月の服用記録と指間炎(2017年7月〜2018年5月)
・3歳6ヶ月から3歳9ヶ月の服用記録と指間炎(2018年6月〜2018年9月)
下記の記録はアポキル錠の服用日数を飲み始めの1歳9ヶ月から全期間にわたってまとめた記事です。
目次
アポキル錠とは
アポキル錠とは、痒みの伝達信号を断ち切ることで痒みを抑えるお薬。2016年夏に日本で解禁された新薬。海外では2016年以前から使用されている。ステロイドと比較し、副作用の少ないかゆみ止めであり、免疫抑制が少ないとされている。
製品情報の参考ページ
アポキル錠に関する記事
体重約29kgゴールデン・レトリーバー セナのアポキル錠服用量は、1日1回・1回あたりアポキル16mg1錠です
現在の指間炎治療方法
指間炎治療方法は、3歳9ヶ月(2018年9月)より変わりありません。
UFB(ウルトラファインバブル)というナノバブルやマイクロバブルよりも小さな微細な気泡が溶け込んでいるバブル水をベースに、動物病院指定の消毒液を入れて消毒溶液を作り足を洗うという方法です。UFBに含まれる微細な気泡が、通常の水洗いでは落ちない細かな汚れまで落としてくれます。
酷くなってしまった時は耐性菌が出づらいという抗菌クリームを塗り、夜は靴下を履かせてラップするように一晩おきます。これを数日から1週間ほど行います。
現在の痒み症状
当記事で写真を掲載しているのは指間炎ですが、痒みは四肢のほか口元・お尻に顕著にあります。
そのため指間炎が改善している時でも、なかなかアポキル錠を減らせないでいます。
では、4歳6ヶ月から4歳11ヶ月(2019年6月〜2019年11月)の指間炎の状態とアポキル錠の服用日数を月ごとで振り返っていきたいと思います。
4歳6ヶ月(2019年6月)アポキル錠服用記録と指間炎写真
アポキル錠服用日数
2019年6月:アポキル錠服用日数23日間
6月7日(金)より梅雨入り。
暑さと湿気、梅雨で毎日何度も足が濡れるのも関係しているのか指間炎よくなると違う足が炎症を起こすの繰り返し。
前両手が良くなったと思ったら、それまで落ち着いていた後ろ両足の悪化。
なんとかアポキル錠を飲む日を減らそうとトライするものの指間炎ほかお尻の痒みが強くて、なかなか難しいのが現状。
お尻(肛門)の消毒もこまめにするように獣医師より指示があり実践しているが、ほぼ効果なし。
6月10日の指間炎写真
右前手
爪の付け根を噛み壊してしまい晴れている状態。
付け根部分に病院処方の抗菌クリームを塗って靴下でパック
裏側も赤みを帯びて炎症を起こしている。
左前手
左前手も同時に噛み壊し
6月20日の指間炎写真
右前足
左前足
両前足は赤みはほんのりあるものの大分落ち着いた。
右後足
前足が良くなったと思ったら、今度は後足を気にするようになってきた。
左後足
6月28日の指間炎写真
左後足
ちょっと目を離した間に左後ろ足を血を出すまで噛み壊し。
1週間前まで左後足は綺麗だったのに。
処方されている抗菌クリームを塗って治療継続中。
4歳7ヶ月(2019年7月)アポキル錠服用記録と指間炎写真
アポキル錠服用日数
2019年7月:アポキル錠服用日数30日間
先月はアポキル錠の減薬にトライしたものの、7月は減薬トライを一旦中止。
7月前半はお尻(肛門周辺)の比較的痒みが落ち着いていたため7月13日にアポキル錠を飲まない日を作った。
同日に一旦休んでいた馬肉を再開。
すると2日後には痒みが強くなり始めてしまった。
痒みが7月前半よりも強くなってしまったことの原因が、アポキル錠を休んだことにあるのか馬肉にあるのかは不明。
そのため馬肉は再度除去中。
7月5日の指間炎写真
梅雨のため7月は毎日のように雨。関東地方の梅雨明けは7月29日
右前足
左前足
右後足
6月に引き続き右後ろが一番気になる模様。前日に噛み壊して、体液出ている状態。
左後足
7月18日の指間炎写真
右前足
2日ほど前に噛み壊しそうになったのが赤い部分。
左前足
ちょっと赤みが強くなってきた。
右後足
左後足
7月26日の指間炎写真
右前足
左前足
前両足の赤みが強くなり、毛の変色も見られる。
1週間前には毛の変色はなかった。
毎日のように朝晩と雨に濡れてしまうからだろうか。
帰ってきてしっかりと乾かしているが、濡れる回数が多ければ悪化もしやすいだろう。
それともまた他の原因か?(ちょうど7月後半アポキルが効きにくくなっていることもあるので)
右後足
前日に噛み壊したのは、また右後ろ足。体液が出て散歩すると汚れてしまう。
足を消毒するのは夜に行なっているが、こんな状態の時は散歩に出るたびに綺麗に洗って乾かさないといけない。
左後足
関東地方は7月29日に梅雨明け。
4歳8ヶ月(2019年8月)アポキル錠服用記録と指間炎写真
アポキル錠服用日数
2019年8月:アポキル錠服用日数31日間
引き続きアポキルは全日で服用。アポキルを減らしたい気持ちは常にあるものの、減らすためには何らかの痒み対策が必要という中で難しい状態が続く。
8月は7月より馬肉除去継続。
8月3日の指間炎写真
右前足
左前足
8月に入り毛の変色が少し落ち着いてきた。
右後足
左後足
8月24日の指間炎写真
上から右前足、左前足、右後足、左後足
7月下旬に悪化していた指間炎だが、時々噛み壊しはあったものの8月は全体的に落ち着きをみせる。
8月もっと悪化してしまうかなと思っていたので意外な結果。
1年前の夏はかなり指間炎が悪化していてとてもひどかったことを考えると、今年はアポキルを全日飲んでいること消毒液で清潔に保っていることの効果かなと思う。
2018年夏、指間炎とアポキル錠の記録[3歳6ヶ月〜3歳9ヶ月]
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4歳9ヶ月(2019年9月)アポキル錠服用記録と指間炎写真
アポキル錠服用日数
2019年9月:アポキル錠服用日数30日間
引き続きアポキルは全日で服用。
アポキルは四肢のほかお尻引きずりが顕著であり、服用を続けている。
また、アトピー性皮膚炎のかゆみを抑えて食物アレルギーによる痒みの可能性を判断するためでもある。 馬肉の食物アレルギー?[2度目の除去食試験] 鹿肉の除去食試験の結果を改めて考察してみた 現在ゴールデン・レトリーバーセナは4歳9ヶ月。 遡ること9ヶ月前、4歳になりたての頃に食物アレルギーを探るため ...
馬肉の食物アレルギー?[2度目の除去食試験]鹿肉の除去食試験の結果を改めて考察してみた
9月4日の指間炎写真
上から右前足、左前足、右後足、左後足
前足は1週間ほど前の8月下旬より少し赤みが増す。
噛み壊しそうになること2度ほど。消毒で対応し、なんとか噛み壊しまではいかず持ちこたえる。
後ろ足はかなり落ち着いている。
9月22日の指間炎写真
上から右前足、左前足、右後足、左後足
9月は指間炎を比較的コントロールできていたのだが、この日久しぶりに後左足を噛み壊し。
夜湿度が高くてなかなか寝付けてなさそうだったのが一因か。
体液がでてしまっているため外を歩いた時に足が汚れてしまっている。
9月25日の指間炎写真
上から右前足、左前足、右後足、左後足
ここ数日、前手、特に右手の赤みが強くなってきて気にすることも増えてきた。
病院から処方されている軟膏を塗って数日様子をみる。
軟膏は夜寝る時に塗って、靴下を履かせる。
4歳10ヶ月(2019年10月)アポキル錠服用記録と指間炎写真
アポキル錠服用日数
2019年10月:アポキル錠服用日数31日間
10月2日の指間炎写真
上から右前足、左前足、右後足、左後足
軟膏を数日塗ると赤みが大方引き、手を気にすることが減った。
同時にいつもの消毒も実施。
「赤みがあるときは感染が起こっている」といつも見てくださる皮膚科の先生が仰るが本当にその通り。
でも、この記事の冒頭6月の手の色と比べるとまだまだ赤い。
4歳11ヶ月(2019年11月)アポキル錠服用記録と指間炎写真
アポキル錠服用日数
2019年11月:アポキル錠服用日数30日間
11月2日の指間炎写真
上から右前足、左前足、右後足、左後足
11月30日の指間炎写真
上から右前足、左前足、左後足(右後足は写真なし)
前足の毛が赤く着色するようになってきた。11月中旬〜下旬雨で足が濡れることが多くなりまた悪化
後ろ足は前足のような着色はまだ起こっていない。