【本葛粉100%葛粉の選び方】犬のための葛湯・葛練りには、薬効のある本葛粉100%を。



犬がお腹を壊した時、軟便・下痢の回復食に重宝しているのが、葛湯・葛練り。犬の胃腸にも葛湯・葛練りが良いと知ってからは、セナがお腹を壊した時には幾度となく作っています。

軟便・下痢のときには、
葛湯・葛練りで犬の胃腸をいたわって

犬の葛湯レシピ

  • 犬の葛湯・葛練りの基本レシピや詳しい作り方、失敗しないためのポイントについてまとめた記事はこちら↓

【お腹の弱い犬に葛湯・葛練りを】下痢・軟便の回復簡単レシピ[犬の下痢対策]

葛湯・葛練りの基本レシピの材料は、水と葛粉だけ。人用レシピでは、お砂糖が入ることが多いですが、犬用レシピでは砂糖なしの水と葛粉だけで出来上がり。たった1つの材料ともいえる、葛粉選びについてスポットをあてたのが今回の記事です。

今回の記事では、

  • そもそも葛とは
  • 本葛粉100%の葛粉の選び方
  • 吉野葛と吉野本葛の違い
  • 本葛粉100%・国産原材料100%の固形葛粉はコレ
  • 本葛粉100%・国産原材料100%の粉末葛粉はコレ
  • 実際に使っている本葛粉

について、まとめていきます。

 

犬のお腹に優しい、葛とは

犬の軟便・下痢によいとはいうけれど、そもそも葛とはどのようなものなのでしょうか。

参考元:森野吉野葛本舗天極堂ブログ

▼葛は豆科の植物、葛粉は根の部分

葛は豆科の植物で、山野に生えるつる性の植物。葉は家畜の飼料となり、茎は葛布や工芸品に、根は葛粉の原料となります。

秋の七草の一つ、葛の花
犬に葛湯葛練り・レシピと作り方
葛湯に使うのは、根の部分
葛根

良質の澱粉(でんぷん)を取るためには、寒さ厳しい冬、人がやっと歩ける位の山奥に入り、地中深く生えている葛の根を掘り起こします。

犬に葛湯葛練り・レシピと作り方

葛の根を繊維状に粉砕して水と混ぜ、根に含まれる澱粉をもみだし、精製したものが本葛になります。その中でも、吉野晒(よしのさらし)という吉野地方独自の製法で精製したものが吉野本葛と呼ばれます。


▼本葛粉は、1kgの葛根から100gしか作れない

1kgの葛根から最終製品としてできあがる葛粉はおよそ100gといわれます。現在では根を掘る人も、良質の葛根が掘れる山も少なくなってきています。

以前は澱粉の種類であった葛も、今や高価なものに

犬の葛湯・葛練りレシピ

そのため江戸時代では澱粉の主流であった葛粉も、今では高価なものとなってしまいました。

 

ここが葛粉選びのポイント。

昔は一般的だった葛粉は貴重なものになり、値が張るようになったことで、葛粉以外の澱粉を混ぜた商品が販売される様になりました。

葛粉以外の澱粉が入っていても『葛粉』『くず粉』とパッケージには表示されているため、葛粉の中でも、本葛粉100%の葛粉を選ぶためには、商品情報をしっかりと確認する必要がありました。

 

【本葛という表示が大事】本当の葛・本葛粉だけを使った葛粉を選ぶ

犬の軟便・下痢回復食のためや、胃腸をいたわるために、葛湯・葛練りを作るのですから、原材料に使う葛粉は『本葛粉100%』がベストです。

原材料は、本葛粉100%がベスト

犬の葛湯・葛練りレシピ・葛選び

葛粉とだけ表示されている商品は、本来の葛(本葛)以外の澱粉を使用している場合も多くあります。一方で、葛粉という表示だけでも、本葛100%の場合もあるため、『本葛100%』かどうかは原材料欄を注意してみなけばなりません。

本葛100%と明記されていると、なお安心です。

本来の葛(本葛)以外の澱粉を使用する場合とは、一体どのようなことを意味するのでしょうか。


▼例えば、本葛の代わりにサツマイモ澱粉を使った葛粉

商品名はくず粉ですが、原材料欄は甘藷澱粉(かんしょでんぷん)と表示。甘藷澱粉は、サツマイモ澱粉のこと。

例えば、さつまいもが原材料
甘藷澱粉を使用した葛粉(こちら)

サツマイモ澱粉の葛粉

こちらの店舗では、本葛粉と勘違いして購入しないように『甘藷澱粉使用』と表記があります。

近年、吉野本葛の材料となる葛の根は希少で高価なものとなっております。
そのため、本葛の製造メーカーが本葛にかわるものとして本商品を作るようになりました。甘藷澱粉を原料とし、代々受け継がれた吉野晒の製法で精製されています。
当店では、ご家庭でお手軽に葛製品をお使いいただけるように、甘藷澱粉使用の格安な商品を提供させていただいております。

 

良心的な店舗では、上記のように注意を促す表示をしておりますが、そうでない場合もあります。甘藷澱粉(さつまいも澱粉)は、よく本葛粉の代わりに使われる澱粉なので、本葛粉にこだわらない場合にはより安価で便利なものです。


▼本葛だから、お腹にいい。

しかしながら、犬のお腹をいたわるために作る葛湯・くず練りに使いたいのは、やはり本葛粉100%、なのです。

犬のために作る葛湯・葛練りには、本葛を

犬の葛湯・葛練りレシピ・葛選び

スーパーなどの店頭で購入する時には、商品パッケージのみしか情報がありませんので、更に注意が必要です。

澱粉の種類は、コーンスターチ(とうもろこし)・ばれいしょでん粉(ジャガイモ)・かんしょでん粉(サツマイモ)・タピオカでん粉(キャッサバ)などがあり、通常いずれも白色の粉末をしている為、素人目では見分けるのが難しいもの。

  • (参考)「でん粉」の種類と原料に関する記事はこちら(独立行政法人 農畜産業振興機構)
  • (参考) 葛職人・中井春風堂の店主による本葛粉+5種類の澱粉比較の記事はこちら

例えば、葛粉の中でも特に奈良県吉野地方製造される葛粉は、吉野葛または、吉野本葛と呼ばれますが、吉野葛・吉野本葛の違いは葛粉以外の澱粉が含まれているかどうかです。

 

 

吉野葛と吉野本葛の違いは、甘藷澱粉が含まれているかどうか

吉野地方で製造された葛粉、『吉野葛』『吉野本葛』という2つの表記については、特許庁の地域団体商標制度で下記のように割合が決められています。

『吉野本葛』は、葛根の澱粉100%を指し、
『吉野葛』は、葛粉に甘藷澱粉を混ぜたものを指す

吉野本葛と吉野葛の違い

吉野本葛、葛湯の松屋本店

  • 『吉野本葛』は、葛根からとれる本葛粉が100%、他の澱粉は一切入らない
  • 『吉野葛』は、葛粉は少なくとも50%含まれていれば『吉野葛』の表記が可能。

『吉野葛』と表示されている場合は、含まれている本葛粉の割合が50%なのか、60%なのか、それ以上なのかは吉野葛メーカーによって異なります。多くは、葛粉50%-甘藷澱粉(サツマイモ澱粉)50%のようです。


▼吉野地方以外の葛粉については、『葛』『本葛』に明確な基準なし

吉野本葛については、『吉野葛』『吉野本葛』の表示基準が設けられているのは、に地域団体が特許庁に申請し、認められたからです。

吉野本葛の定義・特許庁

※地域団体商標制度:平成18年4月特許庁に導入された地域ブランドの保護・振興のための制度
※引用元:特許庁・地域団体商標登録案件紹介はこちら

一方で、ブランド葛ともいえる吉野本葛以外の一般的な『葛』『本葛』の商品名には、現時点では本葛・葛の明確な区分ルールがないそうです。そのため、原材料本葛粉100%の葛粉なのか自分で確認することが大事なんです。

以上のように、犬のための葛湯・葛練りづくりで使う葛粉を選ぶにあたって、気をつけたポイントの1つは、原材料の葛粉に本葛100%を選ぶことでした。

 

そして、もう1つの本葛粉選びポイントは、国内の産地表記があることです。

 

日本製表示でも、原材料は外国産のことも

本葛が高価になったことで、原材料の本葛澱粉に外国産を使用する動きがあるようです。外国産だから全てNoというわけではなく、外国産葛粉の製造過程で問題になっているのは、化学薬品や農薬です。

葛粉に限ったことではなく輸入農作物全般で度々問題視されるのは、収穫後輸出の為に使用されるポストハーベスト(postharvest)農薬。

例えば、本葛粉の国内老舗メーカーをみてみると・・・

犬の葛粉葛練り

創業文政二年(1819年)から続く九州の廣久葛本舗のHPには、

『製造工程で食品添加物、化学薬品を使用せず化学処理を していません』

と明記があります。

伝統的な本葛製法は非常に手間のかかる行程なため、葛根から葛粉にする過程で漂白剤や化学薬品を使用してしまう場合がある様です。実際にどこまで化学薬品を使っているかどうかについて、消費者が知るのは難しいです。使ってない場合もあるでしょうし、使っている場合もある。一言でいえば、外国産葛粉については情報が少なく品質がわかりにくい、ということです。

個人的には絶対的に国産へのこだわりがあるというわけではなく、外国産食材も使います。しかし、葛粉については、元々伝統製法というのがあり、一部外国産葛粉の農薬・漂白剤などが問題視されていることから、安心して使える国内産地・国内製造の本葛粉を探すことにしました。

 

セナのために、葛湯・葛練りを作ろうと思い、はじめてスーパーで購入した葛粉は、産地表記がありませんでした。


▼犬の葛湯のために、はじめて購入した本葛粉

比較的大型スーパーでしたが、玉三 本葛という葛粉しか取扱いはありませんでした。スーパーによっては、本葛粉は取り扱っていないことも多いそうです。

本葛粉玉山

セナの下痢・軟便が続いていたことから、葛練りがお腹に良さそう・・!と分かったら、早く食べさせてあげたくて、国産表示がないから買わないという選択肢はありませんでした。お腹に良いという本葛粉が手に入ってほっとした、その気持ちが先でした。

犬の葛湯・葛練り・本葛粉の選び方

スーパーで取扱っていたこの本葛粉の容量は、70g。200ml程度の葛練りを作れば、3〜4回でなくなってしまう位の量。そこで、通販で本葛粉を探そうと思ったのです。

犬の葛湯・葛練りレシピ・葛選び

どの葛粉がいいのかな?と、注文する葛粉を選んでいる時に葛粉・本葛粉について詳しく調べました。スーパーで購入した本葛粉には、どこにも産地表示・製造表示がないので、外国産の葛だったのかなぁと。

葛粉の質にこだわるのは、本葛の薬効が犬の軟便・下痢の回復に役立つとされているからです。その為、サツマイモ澱粉や他の澱粉ではなく、本葛粉100%の葛湯・葛練りをあげることに意味があると考えています。

 

次は、本葛粉100%かつ国産原材料100%という条件をもとに選んだ具体的な葛粉の種類です。まずは固形の本葛粉から。

【固形の本葛粉】本葛粉100%葛粉の選び

本葛粉には、固形と粉末の2種類があります。基本的には形状が違うだけ。ただ、固形と粉末共に使ってみた結果、個人的には粉末状の本葛粉の方が使いやすいと感じています。

固形状の本葛粉

犬の葛湯・葛練りレシピ

 


▼固形状本葛粉の注意点は1つ『事前に水に浸す』

固形状の葛粉を使用する場合は、葛湯・葛練りを作る15分ほど前に葛湯に使う分量の水に浸し、よく溶かします。

お水と固形本葛粉を準備

固形葛粉を使った葛湯

本葛粉を水に浸して、15分

犬の葛湯・葛練り・本葛粉の選び方

さっと混ぜれば、すぐに溶けるように

犬の葛湯・葛練り・本葛粉の選び方

葛粉が溶けていないと、葛湯・葛練りにダマができやすくなってしまうので、固形葛粉の場合は、事前に充分溶かす必要があるのです。


▼【固形本葛粉 1 】定評のある吉野本葛

本葛の中でも吉野地方で生産される吉野本葛は少々お高め。吉野本葛は良いものを探せば、1kgあたり10,000円などもっと上があります。日常使いでも、吉野本葛を。ということであればオーサワジャパンの出している吉野本葛が、良心的な価格。(価格は現時点での定価を表示、以下同)

原材料:近畿・四国・九州地方の国産葛根

オーサワの吉野本葛

  • オーサワの吉野本葛(固形)150g使いきりパッケージ(766円)はこちら
  • オーサワの吉野本葛(固形)1kg大容量パッケージ(4,482円)はこちら

オーサワジャパン

オーサワジャパンは、昭和23年創業のマクロビオティック食品を取扱う商社です。(オーサワジャパンHPより引用)


▼【固形本葛粉 2 】国産原材料を使用した本葛

原材料、国産100%の本葛粉。産地は、鹿児島県を中心とする南九州です。お値段は、オーサワ吉野本葛(固形)よりも、ほんのすこしお安い程度で、ほとんど変わりません。

原材料:鹿児島県を中心とする南九州地方の国産葛根

ムソーの本葛粉

  • ムソーの南九州産本葛(固形)140g使いきりパッケージ(670円)はこちら

ムソーは、昭和44年設立のオーガニック&マクロビオティックをコンセプトとした食品開発・販売をしている会社。ムソーでは、固形葛粉は140gの使いきりパッケージのみ。

 

無双本葛の紹介文 (株式会社ムソー掲載)

堀り子さんの高齢化や天然資源の枯渇により、国内産の葛根は以前にも増して希少品ですが、「無双本葛」の原材料は南九州産の良質な葛根だけを使用。中国産など輸入原料の混入や併用は一切ありません。

また本葛には明確な表示基準がないため、ジャガイモ澱粉やサツマイモ澱粉を混ぜた品も“本葛”として流通している例があり、イモ澱粉100%の品も業務用の世界では“並葛”と呼ばれています。「無双本葛」はイモ澱粉を含まない本葛100%ですので、昔から知られる葛の薬効が期待できます。

そして何より、組み合わせる食材のうまみを最大限に引き出し、なめらかな食感と美しい照りを与える底力は、本物の本葛ならでは。繊細な風味をご賞味ください。

 

オーサワジャパンと無双、この2社は国産原材料使用の本葛粉100%を良心的な価格で販売している会社です。

 

さて、今実際に、犬の葛湯・葛練りに主に使っているのは、オーサワの微粉末本葛粉。固形葛粉の次は、より使い勝手のいい粉末葛粉について。

【粉末の本葛粉】本葛粉100%葛粉の選び

粉末本葛粉の良さは、なんといってもその溶けやすさ。水に本葛粉を入れてかき混ぜるとすぐに溶けるので、固形本葛粉のように事前に水に浸す必要なく葛湯・葛練りを作れる利点があります。溶かし残しで、仕上がりがダマになる心配もありません。

粉末本葛粉は、すぐに溶けるのがいい

犬の葛湯葛練り・本葛選び

粉末葛粉は、粉飛びしやすくその点だけは扱いずらいなぁと思います。それでも、その溶けやすさから微粉末葛粉を選んでいます。

 

では、具体的にどのようなメーカーから、粉末状の本葛粉が販売されているのでしょうか。

固形本葛粉と同じようにまずは奈良県吉野地方生産の吉野本葛から・・・といいたいのですが、国産原料使用・吉野本葛・粉末は、Amazon・楽天市場などの一般ショッピングサイトでは見つけられませんあでした。

国産原料使用の高級吉野本葛は、ほとんどが固形の様です。


▼【粉末本葛粉 1 】無双・国産原材料を使用した本葛

前述の固形葛粉でも登場した、無双の粉末葛粉。マクロビオティック&オーガニック食品を扱う無双が出している固形葛粉の粉末バージョン。

原材料:鹿児島県を中心とする南九州地方の国産葛根

ムソーの本葛粉(粉末)

  • ムソーの南九州産本葛(粉末)100g使いきりパッケージ(518円)はこちら
  • ムソーの南九州産本葛(粉末)900g大容量パッケージ(4,000円)はこちら

固形本葛粉と異なり、粉末葛粉では大容量パッケージもラインナップ。


▼【粉末本葛粉 2 】オーサワ・国産原材料を使用した本葛

マクロビオティック食品の卸会社であるオーサワが販売する、国産原材料・国内生産の本葛粉100%の粉末葛粉。

【使用中】国産原材料使用オーサワの本葛粉100%葛粉・微粉末

犬の葛湯・葛練りレシピ・葛選び

こちらが主に使用している国産の本葛粉

  • オーサワの南九州産本葛(粉末)100g使いきりパッケージ(540円)はこちら
  • オーサワの南九州産本葛(粉末)500gパッケージ(2,484円)はこちら
  • オーサワの南九州産本葛(粉末)1kg大容量パッケージ(4,536円)はこちら

葛湯と葛練りの中間位のとろみで作ることが多く、1回に使う葛粉の量は15g〜20g程度(対:水200ml程度)。少量パックではすぐになくなってしまうので、1kgの大容量パッケージを使っています。

▼大型犬に毎日葛練りを作った場合、葛粉の消費量

セナ (ゴールデン・レトリーバー2歳・28kg) が下痢・軟便の時は、1日3回前後葛湯・葛練りを作ることもありますので、1日60g使う計算です。3日続いたら葛粉180g。下痢・軟便の時とはいわず、胃腸をいたわるために毎日作ってあげたとしたら、10日で600g。

大容量パックですと粉が手につきやすいのだけは不便なのですが、お値段的には断然お得。オーサワ微粉末葛粉の1kg定価は4,536円ですが、実際の相場価格は4,000円程度です。

お腹の調子が安定して、葛湯・葛練りの出番が少なくなってきたら、少量パッケージを使おうかなと思っています。

 

吉野本葛は、吉野地方で製造された本葛粉

最後に、吉野本葛についての注意点が1つ。

本葛粉を探していると『吉野本葛』というキーワードに必ずぶつかるほど、本葛粉の名産地。

前述で、『吉野葛』と『吉野本葛』の違いについて書きました。

  • 『吉野本葛』は、葛根からとれる本葛粉が100%、他の澱粉は一切入らない
  • 『吉野葛』は、葛粉は少なくとも50%含まれていれば『吉野葛』の表記が可能。

これ以外に、もう一つ吉野本葛という表記について、分かりにくく感じた点があります。それは、吉野本葛と表示がある葛粉でも、原材料は外国産、製造だけが吉野地方という場合があることです。

自分が実際に、国産原材料使用だと思い込んでしまった吉野本葛の本葛粉を例にとってみます。

例えば、この吉野本葛の原材料は、国産?
吉野本葛 粉末 150g

 

この本葛粉は、吉野本葛・150g・1,000円程度で送料無料。という手軽さから、楽天市場ではとても人気の本葛粉です。

ただ、原材料は国産ではありません。

葛粉の産地が外国産とも表示がない為、吉野本葛なら原材料は国産を当然使用しているだろう思って購入を考えていました。人気もあり、口コミも豊富にあり、評価も高い故に国産原材料と思い込んでいました。

しかし、よくよく、こちらの葛粉販売元・天極堂のHPをみると、国産原材料が明記されているのは『古稀』という種類だけでした。

粉末タイプに、国産原材料使用とはどこにも明記なし

天極堂の吉野本葛

天極堂の吉野本葛公式HP

吉野本葛メーカー・天極堂では、古稀以外で使用している葛粉の産地は国産ではないとのこと。『吉野本葛』と表示するにあたって、葛粉の産地は制限されていないようで、江戸後期から代々受け継ぐ「吉野晒し」の製法で作りあげていれば『吉野本葛』と名乗ることができるそうです。

  • 国産原材料を使用した吉野本葛・古稀150gはこちら

裏を返せば、「吉野晒し」という製法に価値があるのかもしれません。葛粉を作るための寒晒し製法の中でも特に、奈良県吉野地方に伝わる製法を「吉野晒し」と呼んでいます。

無双の本葛粉は製法については明記がありませんが、オーサワの本葛粉は「吉野晒し」と同じく「伝統製法の寒晒し(かんざらし)製法」を用いていると明記があります。

以上のように、少しややこしい葛商品の世界ですが、せっかく犬の身体を想って作る葛、原材料も安心したい。国産原材料でなくとも、吉野本葛でなくとも『わかった上で選んだこと』が大事だと思っています。

犬と人が分け合える、お腹に優しい葛。
犬のための葛湯・葛練り・オーサワの本葛

セナのために葛練りを作ろうかなと、本葛粉を引き出しから取り出したら、キッチンにすかさずやってきたセナ。最近は手作り食に使う食材や料理道具などを手に取るだけでも、キッチンの様子を伺いに来る程。

さあ、今日もごはんを食べようか!

犬のための葛湯・葛練り

2017年3月中旬、軟便・下痢をしていたセナに作った葛ごはん。中身は人参すりおろし・鶏胸肉・鶏レバー。


【固形】本葛粉100%・国産原材料使用の葛粉
  • 天極堂の吉野本葛・古稀150g(1,620円)はこちら
  • オーサワの吉野本葛・150g(766円)はこちら
  • オーサワの吉野本葛・大容量1kg(4,482円)はこちら
  • ムソーの南九州産本葛・140g(670円)はこちら

【粉末】本葛粉100%・国産原材料使用の葛粉
  • ムソーの南九州産本葛・100g(518円)はこちら
  • ムソーの南九州産本葛・大容量900g(4,000円)はこちら
  • オーサワの南九州産本葛・100g(540円)はこちら
  • オーサワの南九州産本葛・500g(2,484円)はこちら
  • 【使用中】オーサワの南九州産本葛・大容量1kg(4,536円)はこちら

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